9月6日(日)神奈川県合唱コンクールを聴きに、桜木町から紅葉坂の神奈川県立音
楽堂に行ってきた。県立音楽堂は何年ぶりだろう。当時は根岸線の磯子に住んでい
た。妹が平沼高校の女声合唱団(--吉田考古麿先生が指揮されていた。)だった
ので、その演奏会を聴きにいったことがあったが、もう40年近く前になるのではな
いだろうか。
開演の12時から終演の17時40分まで21団体を聴いた。新型インフルエンザ対策とし
て、スタッフの皆さんは全員マスクをしていた。12時開演の最初の団体の時は聴衆
が80人ほど。最後の団体の時は700人くらいになっただろうか。
<審査員(敬称略)>
雨森文也、有村祐輔、清水雅彦、長谷川冴子、渡辺三郎
<出場団体(出場順)と結果>◎は(シードとともに)関東大会出場
1.女声合唱団 環(女声14人)(指揮 玉木博)
2.かながわフリーダム・シンガーズ(男声27人)銀賞(中館伸一)
3.合唱団たまとも(混声22人)銅賞(真下洋介)
4.マルベリー・クワイア(女声16人)金賞◎(桑原妙子)
5.Choir Nuts(女声11人)銅賞(高橋智子)
6.Collegium Canttorum YOKOHAMA(混声19人)銀賞(蟹江春香)
7.ゴンジリーズ(女声19人)(須永理恵子)
8.Trinity(女声12人)金賞◎(平井保)
9.アンサンブル・ピノ(女声17人)銀賞(松村努)
10.Ensenble Harmo(混声14人)(美濃輪和朗)
11.マルベリー・チェンバー・クワイア(混声29人)金賞◎(桑原妙子)
12.合唱団VOCK(混声19人)(小林彰英)
13.ユース松林(女声20人)金賞◎(大森知恵子)
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14.緑フラウエンコール(女声38人)銀賞(松村努)
15.コール・キリエ(混声40人)金賞◎(廣石雄司)
16.横浜ルミナス・コール(混声40人)銅賞(小久保大輔)
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17.昭和音楽大学Chor Melzel(女声11人)銀賞◎(田中ミキ)
18.鎌倉女子大学合唱団(女声8人)銀賞(松村努)
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19.富士通川崎合唱団(混声19人)(シード→関東大会へ)(加藤雅子)
20.小田原少年少女合唱隊(42人)(シード→関東大会へ)(桑原妙子)
21.湘南はまゆう(女声36人)(シード→関東大会へ)(松村努)
最後の清水雅彦先生の講評(以下のとおり)は勉強になった。
○課題曲をもっと勉強しましょう。
○外国語、 言葉にもっと表情を。*
○やはり説得力が大切 課題曲の印象をひきずる
○大学の部 もっと仲間を増やしてください(一同笑)
*個人的な感想だが、外国語はドイツ語を<多少>知る程度だったが、日本語ともに
<言葉>をもっと大切に--ある意味では「語るように歌っ」てほしいと思われ
る部分があった。(独語は発音もイマイチかしらん?)
たしかに、といおうか無論上手い下手はあるけれども、そして緊張度合いに差があ
るけれども、出場団体皆さんの「一生懸命さ」が伝わってくる演奏振りだった。
17.の昭和音大は学生指揮者だったのかしらん。関東大会出場の発表に、全員が
「キャーッ」という声をあげて泣き出した。
11.混声のマルべりー・チェンバー・クワイアは、課題曲の圧倒的な声といい、自
由曲の柔らかさといい、訴える感動といい、抜きんでいたように思う。
また、シード団体(--さすがに安定感があった!35~40人の合唱になるととても
大人数に感じる。)には、演奏後に神奈川県合唱連盟から、関東大会頑張ってくだ
さいと花束贈呈があり、大きな拍手が贈られていた。
一ついえることはマラソンなどと同じように「練習はウソをつかない」ということ
であろう。
紅葉坂を上ると見えてくる神奈川県青少年センター
史跡 神奈川奉行所跡
上から見た紅葉坂
会場の神奈川県立音楽堂 客席数1,106 前川國男氏の設計
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