先の参議院選挙の定数が選挙区により5倍以上の格差があり、憲法違反であるとの判決が昨日東京高裁でなされたと新聞報道で知った。何年も前から指摘されていたにも係わらず是正してこなかった国会の怠慢は国民を侮辱するものである。
憲法違反の参議院は即刻停止しなければならない。国の赤字が100兆円にならんとする現在、参議院を停止し、赤字をすこしでも解消する絶好の機会である。赤字が解消してから再発足しても問題がなかろう。
更に言えば、衆議院も定数是正をし、少なくとも2倍以下とするように選挙区と定数を改めなければならない。以前にも私はこのブログにも書いたと思うが、日本の人口が1億2千万人であったなら、人口50万人に一人の割合で議員を選出し総数240人とする。各都道府県を一つの選挙区とし、人口50万人に一人の割合の議員を選出することにする。こうすれば2倍以上の不公平は生じない。
人口に一番すくない島根県は50万人以下であるから議員は一人。東京都は1千2百万人であるから、24人。このように各県で人口数で割ればすぐ出きる。現在の国会議員がやる気がないだけだ。