龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

映画 『ベストキッド』 を鑑賞!

2010年08月20日 | 春日館道場
アメリカのトップ俳優、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス(12才)とジャッキー・チェンが主役の映画「ベストキッド」が公開されていることを知って、息子を含めた春日館道場生数名を連れてシネマサンシャイン(映画館)に行ってきた。

もちろん、あらかじめストーリーのあらすじを見て、相撲修行の参考になるはずだと思って連れて行きました。car



私も小学生の時から、ブルース・リー主演の「死亡遊戯」「燃えよドラゴン」「ドラゴンへの道」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴン危機一髪」とカンフー映画に影響を受けました。

ブルース・リー亡き後は、ジャッキー・チェンの「少林寺木人拳」「蛇拳」「酔拳」「笑拳」「ヤングマスター」「キャノンボール」とジャッキー・チェンの映画を見続けてきました。

相撲とは直接、関係はありませんが、弱くてバカにされていた主人公が、強い者にいじめられながらも修行して、努力して強くなって、最後は勝つというサクセスストーリーに自分の姿をオーバーラップさせながら、自分自身を鼓舞して相撲の稽古や筋力トレーニングに励んできた少年時代。きっと彼らの相撲修行にも役に立つ時が来るに違いない。

また、そういう内容であって欲しいと願いながら映画館に乗り込みました。clap

そして、ジャッキーは期待を裏切りませんでした。
内容は、「ドランクモンキー酔拳」と「ベストキッド(初作)」を足して2で割って、グレードアップしたようなすばらしい内容です。

特になかなか撮影許可が出ないというユネスコ世界遺産の紫禁城や武当山でのロケ、上空からの空撮は壮大なスケールです。

ただし、ジャッキー・チェンが主役ではなく、12才のジェイデン・スミス(役名:ドレ)が主役。酔拳の蘇化子(酔拳達人の老師)的な役割をジャッキー・チェンが脇役として演じます。

ジャッキー・チェンも56才ですから、そうなっても不思議ではないのですが、私もジャッキーもお互い年をとったと、改めて月日の経つことの切なさを感じます。

印象に残ったハン先生(ジャッキー・チェン)の言葉がいくつかありました。(少し言葉は違ったかも)

「カンフーが生活であり、生活もカンフーである」

「人間は、どん底に落ちたときに、その人間の真価が試される」

「集中しろ。無心になれ」

「カンフーは、人と争うために習うのではない。人と争わなくても良いように習うものである」

「人と普段、どう接するかもカンフーなのだ」

深い言葉です。「人と普段どう接するかも相撲なのだ。柔術なのだ」といったところでしょうか。

カンフーの修行中に主役・ドレが

「ボクは、ブラジリアン柔術をやっていたことがあるから、関節技がうまいという下地がある」good

とハン先生に自慢する場面も「ブラジリアン柔術」をやっている者にとっては、ちょっとうれしい言葉でした。

「マーシャルアーツ」でも「ジュウドウ」でも「ジュウジュツ」でもなく、ハッキリと 「ブラジリアン柔術」 とドレ(ジェイデン・スミス)が言いました。日本語吹き替え版で翻訳した人に感謝です。

2時間40分の映画を見終わって

「おもしろかった!オレ、カンフー習いたくなった!」niko

と道場生たちの言葉に、「そう来たか!」と思ってしまいましたが、見せて良かったと思います。

最初から、こういう内容だとわかっていれば、道場生みんなを誘ってくれば良かったと少し後悔しましたが。

勧善懲悪。努力したら最後は勝つ。そして、ハッピーエンドなので安心して子どもと見られます。オススメです。

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