全日本女子相撲大会を観戦

１０月３日（日）に大阪府堺市で開催された第１５回全日本女子相撲選手権大会を観戦するため、前日の夜に東予港をフェリーで出発して大阪に渡った。



会場となった堺大浜公園相撲場は、全日本学生相撲選手権大会や国体、西日本実業団大会などで私も何度も上がった土俵だが、そこには、私の37年の相撲人生で初めて経験する異次元空間があった。



相撲大会の男の子の中に数名の女の子が混ざっているのではなく、見渡す限り、まわしを巻いた女性ばかり。

女子中学生も　女子高校生も　大人の女性も　みんな当たり前のようにまわしを巻いて堂々としている。

四股を踏み、立ち合いの練習を行い、頭から女の子同士がぶちかまし合っている。イメージはしていたが、実際に見ると新鮮な驚きがあった。

春日館から出場したひかるちゃんとあかりちゃんの姉妹は、ともに準々決勝で敗退。敗者復活戦に進出し、１回戦は勝利したが、３位決定戦で敗退。

夢の実現は、来年に持ち越された。愛媛県西予市野村町の乙亥会館で開催される来年度の全日本女子相撲選手権大会。

夢は、なかなか手に入らないからこそ、値打ちがある。

険しい道のり

ひかるちゃんにとっては、小学校最終学年のラストチャンス

奇しくも地元愛媛で開催される全国女子相撲大会と　ドラマチック　な最高の舞台設定が整った。

荒唐無稽と笑われるかも知れないが、勝利の女神は、これから１年間の彼女の「行い」を見て、ヒロイン（全国チャンピオン）になるのにふさわしいか、どうかを判断すると、私は思っている。


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