50歳の育児日記

うつ状態になり休職、復職
子供の誕生、Uターン・・
50代を目前に授かった子供の育児を中心に日々の暮らしを綴ります

天災に動じない人々への違和感 ~映画 崖の上のポニョ~

2012年09月02日 | 映画マンガ書籍、テレビに芸能も
先週の金曜ロードショーは、崖の上のポニョでしたね

公開から結構たっていますが、実は観るのは初めてでした。
これまでのジブリ作品、特に宮崎駿監督のものの中では、特に子供向けかなという感じのファンタジーでしたね

全体に、話が目まぐるしく唐突に進行する感じで、1回観ただけでは何がどうなってそうなるのか理解できず、2,3回みてやっとなんとなく理解できるかなって感じ

まあ、おっさんは楽しめなくても良し、なのか~とも感じます。
それは、それでいいんですけどね


ただひとつだけ、違和感を感じたのは、街が水没してボートに乗って避難する人々が、実に呑気なことです

家や道路、車が水没して、移動手段は船だけ
救助されているはずの住民は、何事もなかったように行き交う人たちに手を振っている。

これがハリウッド映画なら、間違いなく軍隊が出動して、銃を構えているはず
公的機関に押しかけ、怒号が飛び交い、暴動が起こってもおかしくない状況なのにね


これは子供向け映画だから、これでいいのか?
う~ん、どうなんだろう


後で考えたこと。
人も他の動物と同じで、自然災害の前には手も足も出ないのが、当たり前
野生の動物ならどうだろう。
生き残った動物は、住処を替え、しばらくしてからまた戻ってくることもある。

人だけが森を切り開き道路を造り、街を形成する
堤防を造り河道を固定して、山崩れを留めようとする
定住するから、自然災害に翻弄される

人も、いろんなものを捨てて、自然災害も受け入れよう

って監督からのメッセージなのか?
う~ん、それも高尚すぎかな

でも、地球温暖化なのか、雨の降り方が激しくなり、熱波、冷夏、気候はどんどん激烈になっているように感じます
『平年』なんて言葉が死語になるような近未来、人も生活スタイルを、劇的に変えなくてはならない日もそう遠くないのかも




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