このまま行くとデビルマン？ 映画「劇場版 SPEC ～天～」

「劇場版ＳＰＥＣ　～天～」観てきました。
レイトショーだったのですが、ほぼ満席。人気あるんですねえ、よかった。


面白かったです。
映画だからっていう変な気負いも感じられず、ドラマの世界観そのまま映画にした感じ。
無理に広げすぎず、受け入れられる許容範囲ギリギリのストーリー。
あ～、これは日本版「Ｘファイルズ」だったんだな～と感じました。

細か～いギャグも満載で、でもくどくなりすぎず。
冒頭の戦国武将ジオラマと餃子模型には、笑ってしまいました。
「ゴリさん」はいつものとおりですが、栗山千明さんに「キル・ビル」・・・
そして、まさか伊藤淳史さんが本人役で出演とは意表を突かれました。

どう考えても勝てそうにない『時間を止める』スペックへの対抗手段、毎回よく思いつきますよね～、感心。


でも、なぜか長く感じました。どうして？
冒頭に映画の印象的なシーンを見せたのが、テレビの２時間サスペンス風だったから？
ドラマには普通に入るＣＭが入らなかったから？


まだ、続編ありますよね、完結編。
テレビドラマ最終回が「癸」、事前スペシャルドラマが「翔」、劇場版が「天」・・・
あー、そっかー、「癸（起）」→「翔（承）」→「天（転）」ときて、「（結）」と繋がるのか・・という感じ。

映画の冒頭と最後に出てくる国会議事堂のシーン、ゴリさんの手紙。
このシリーズ、最後に行くつくのは、デビルマンか、ターミネーターか、それともＸ－ＭＥＮ？


最後に。スペシャルドラマから出演のＣ３Ｐ０とＲ２Ｄ２もどきの餃子マシーン、何の説明もないし、誰も突っ込まないんだけど、私、どこかで何かを見落としてますでしょうか？