Che buono!

わぁ~おいしぃ~
毎日おいしいご飯を食べてにこにこしていられますように

あじさいの季節のお教室

2009年06月30日 | お料理教室
6月にはいると、路地裏や公園、学校などいろいろな場所であじさいを見つけて、カラフルな傘と長靴の小学生、あじさいの葉の上をのんびり歩くなめくじの・・・挿絵を思い出します。
そんな梅雨の季節の曇り空の日、2ヶ月ぶりに植松良枝さんのお料理教室に行ってきました。
テーブルやお庭に手を入れられてますますステキなお教室になっていましたが、その中でも目を惹いたのは、ボードの上に飾られた白に淡いピンクのあじさいさんたち。

植松さんちのあじさい


相変わらず、シンプルで透明感があってステキです。手前の赤いお豆は花豆かな。
今日のお料理は、写真の手前から、植松さんの畑でとれたインゲンを素揚げにしてお塩をまぶしたもの、四川風蒸し鶏のゴマソース、茄子の肉詰め揚げ辛子醤油と・・・

植松さん6月のお料理教室


薄い緑色が限りなく美しい色の、キュウリとネギの前菜と・・・

キュウリとネギの前菜


蛸の炊き込みごはん梅風味と・・・

蛸の炊き込みごはん梅風味


キウイのグラニテ ラム酒風味
とってもシンプルなレシピなのに・・・みなさんが一口お口に入れるたび、おいしぃーーーっ、おいしぃーーーっ、おいしぃーーーっ!って聞こえてきます。そんなにおいしいんだーと思いながら、karuも一口。無意識に、お、おいしぃーーーーっって言ってました。

キウイのグラニテ ラム酒風味


背中の壁に下げられたお布団(?!)には、クリスマスブッシュ(かな?)←ねこじゃらしとスモークツリーだそうです・・・が挿されていました。

ねこじゃらしとスモークツリー


お教室が終わって外にでると、曇り空から雨に変わっていました。深呼吸すると、瑞々しい空気が体の中に入ってきてとっても気持がいいぃ。梅雨の雨を感じながら、のんびり歩いて帰ってきました。

あ倍川もち

2009年06月25日 | おいしいお店
静岡市で結婚式に出席したRYOさんが、お土産を買ってきてくれました。
やまだいちさんの安倍川もちです。
パッケージもシンプルでかわいいし、

あべかわもちの箱


きな粉とあんこのあべかわもちは、見た目もふんわり、食感はもちもち、お味も優しくとっても美味しかったー。

あべかわもち


登呂遺跡の隣にある店舗では、安倍川もちのお雑煮や、わさび醤油の安倍川もちがいただけるそうです。

那須の自然創作料理のレストラン

2009年06月23日 | おいしいお店
せっかく自然がいっぱい、おいしいお野菜がいっぱい獲れる場所に来たので、お野菜のおいしいレストランを探してみました。
こちらは那須 OURS DININGさん。
りんどう湖近く、クラッシックカー博物館の隣にある自然創作料理のレストランです。
ものづくりが好きなご夫婦が営むレストランというだけあって、お店の入り口から手作り感たっぷりのレストランです。

OURS


こちらのテーブルも、シェフのてづくりなのでしょうか。

OURS



メニューは、シェフにお任せの那須のめぐみディナーセットです。
どれもこれも、とっても美味しく戴きました。
舞茸とコンソメのジュレは、上に載っているえんどう豆の香りとジュレがぴったり。

舞茸とコンソメのジュレ


前菜盛り合わせは、たけのこのするめ、た、たけのこのするめ?みりんやお醤油でじっくり炊いて…んっ、確かにするめだ!
他、にんじんのフライガラムマサラ風味、自家製スモークサーモン、高知産のじゃこと…忘れちゃった、湯葉とさやえんどうのおひたし、湯葉のあんかけ、スモーク卵、卯の花です。

前菜盛り合わせ


確か…舞茸のパウンドケーキと自家製のベーコンかな…ソースはメープルシロップがベースなんですって。

パウンドケーキ


舞茸としめじの米粉揚げ、アスパラソースは、サクサクの米粉揚げととろっとしたアスパラのソースの相性がぴったりでおいしかったー。

舞茸としめじの米粉揚げ、アスパラソース


主菜のお魚料理は、鮎の塩焼き、徳島産アオリイカ。

鮎の塩焼き、徳島産アオリイカ


主菜のお肉料理は、あっさり仕上げた豚ロースとホワイトソースがぴったり。

豚ロースとホワイトソース


小黒豆玄米焼きおにぎりと自家製味噌の味噌汁。

小黒豆玄米焼きおにぎりと自家製味噌の味噌汁


もうおなかがいっぱいなのに、こんなにたくさん、デザートの盛りあわせ。
玄米コーヒーと一緒に戴きました。

デザートの盛りあわせ



そうそう、お店でお料理をより美味しく見せている器さんたち、お店の入り口の棚で販売されていました。

器


なまけものの、おいしいパン屋さん

2009年06月23日 | おいしいお店
こちらはなまけもののパン屋さんです。
田んぼの間の道を車で走り抜け、少し小高いところに上がった場所にあります。
土地の名前は富士見町。むかーし、お天気のいい日には富士山の頂上のあたりが見えたそう。
そんな場所にあるのは、その名もなまけもののパン屋さんです。
なまけものなだけに、営業時間が16:05~18:05・・・けれどもその5分はなぁに?爆笑!

なまけもののパン屋


HPの写真には大きな看板があったのですが、今日は見あたらず・・・お店の壁に立てかけられている「ぱんや」の看板を発見。

なまけもののパン屋さん看板


お店の中に入って待っていると、目がキラキラしたおにいさん「パンの説明をしますので、もう少し待っていてくださいね」とのこと。
なまけもののパン屋さんもパンもお店も、のんびりしていて心休まります。

なまけもののパン屋さんのパン


次から次へとお客さんがやってきます。
そして、次から次へと新しい焼きたてのパン達も登場します。

一通り説明を伺って、迷いに迷って、1917(ヒクイナ)という小麦のパン、ライ麦30%でナッツやレーズンが入ったパン、ライ麦80%でナッツ、オレンジピールが入ったパン、ひまわりの種が入ったパンなどを買ってきました。
そしてどれもこれも、周りは翌日になってもパリパリ、真ん中はあり得ないくらいしっとりで、次から次へとお客様がやってくるのも納得。
小麦のパンは、少し酸味のある食パンです。けれども、皮はいつまでたってもパリパリ。バゲットのように、バターとはちみつでいただくのが美味しいぃ。
ちなみに、1917(ヒクイナ)とは、那須山の標高1917mを指していると思われます。
ナッツやレーズンが入ったパンは、薄めに切って美味しい生ハムとレタスなど葉ものの生野菜を挟んで、お塩とオリーブオイルをさらっとかけていただきたい感じ。
ひまわりの種の入った、ライ麦のパンは、うすーく切ってチーズでしょう。
ナッツとオレンジの入ったパンは、バターを乗せていただきました。何も載せなくても、充分美味しいですが。
いろいろなお店のパンを戴いてますが、今まで戴いたパン屋さんのとは異なる、こだわりの美味しいパン屋さんです。普通に美味しいパン屋さんはいくらでもあるけれど、何かが違う。

ところで、パンが乗っているざっくりしたお皿・・・パン屋さんのお父様が焼いているそうです。
入り口にもたくさんお皿が置かれているのですが、ご自由にお持ち帰り下さい、ですって。
興味のある方は、HPをじっくり見てみて下さい。とってもおいしいパン屋さんです。

噂の1988 CAFE SHOZO

2009年06月22日 | おいしいお店
栃木県黒磯市には、カフェマニアのみなさんが絶賛する1988 CAFE SHOZOさんがあります。
母方の祖父の法事のため、前日の土曜日に那須塩原駅に降り立ったkaru。せっかくだからと、JR宇都宮線で黒磯駅へ。歩いて1988 CAFE SHOZOさんをめざしました。

1988


この1988 CAFE SHOZOさんを本拠地とするSHOZOさんですが、その近所には雑貨屋さん、家具屋さん、お洋服やさんもあって以前から行きたかった場所。他の場所もとってもステキでした。その模様は、Che bello!の黒磯とSHOZOを見てね。
お店の入り口には、お店で使用しているカップ、ソーサー、スプーン、スコーンやコーヒー、紅茶も買うことができます。
入り口の左手には展示会やイベント用のスペースが、2階がカフェスペースです。
写真を撮ってしまったのですが・・・後からテーブルの上に、カメラ、携帯のご使用はお控え下さいって・・・す、すみません・・・。

1988


コーヒーも、

1988


トーストも、スコーンとレアチーズケーキも、おいしかったー。

1988


コーヒーがとっても美味しかったので、マンデリンとスコーンを買っていると、ご近所にお住いと思われるおばぁちゃんが、これ1袋で悪いんだけどー頂戴なんて言って、スコーンを買われていました。
遠方からやってくる方も多いようですが、地元の方にもちゃんと根付いていて、ほのぼのしました。

代々木上原でpizza

2009年06月19日 | おいしいお店
昨日伺ったお店は、代々木上原にあるPizzaで人気のお店エンボカ東京さんです。なかなか予約がとれないお店なんだそうですよー。お店は、民家が立ち並ぶ中にひっそりとあります。

エンボカ東京


メニューもかわいぃです。さぁ、何を戴きましょう。

エンボカメニュー


まずは、サラダ シーザー風。アボカド、パルミジャーノ、アンチョビがメインのソースで、エンボカファームさんで穫れたお野菜(多分・・・)をいただきます。

サラダ シーザー風


Pizza だけじゃなくて、お野菜も薪窯で焼いて下さいます!
こちらはじゃがいもの薪釜焼きキャベツ添え。インカのめざめとキタアカリ、軽井沢キャベツ、モロッコいんげんを鉄鍋で、薪釜に入れて焼いたのですってぇ。インカのめざめはもっちりねっとり、キタアカリはふんわりしっとり焼かれていて、お・い・し・ぃ~っ。

じゃがいもの薪釜焼きキャベツ添え


ベビーコーンの薪釜焼きは、コーンのお髭まで食べて下さい!とのこと。手でまとめながらお塩をつけていただきましたが!お髭もコーンも甘くて、シャキシャキ、香りも優しくて美味しかった。

ベビーコーンの薪釜焼き


真竹のたけのこの薪釜焼き。皮を剥いて戴きます。一番下の辺りはちょこっとえぐみを感じたけど、それ以外はまったく感じず。みずみずしくて、シャキシャキ美味しかったぁ。

たけのこの薪釜焼き


次は、待望のPizza ですが、その前に・・・この奥の薪釜で、お野菜やPizzaが焼かれています。

エンボカ薪釜


では、Pizza。ハーフ&ハーフにしていただいて、4種類戴きましたよ。
こちらのPizza、ソースや具の前に、生地が美味しい!もっちりしているのに飽きが来なくて、生地にこだわっているのがとっても伝わってきます。なかなか予約が取れないというのも納得です。
まずは、マルゲリータと野沢菜漬。
マルゲリータはトマトソース、モッツァレラチーズ、バジルと定番ですが、トマトソースがとってもフレッシュで、甘すぎず。
野沢菜漬は、新鮮な感動です。野沢菜、胡麻ソース、胡麻豆腐、えごまと、一見ん?ん?ん?ですが、お店の方のみなさんに人気あるんですよ、のひと言で、注文して良かった!と思いました。
浅漬けっぽい野沢菜の塩味と胡麻豆腐のとろっとしたまろみが、いい感じで融合!

マルゲリータと野沢菜漬


次は新たまねぎとルッコラ。
新たまねぎは、新たまねぎ、たまねぎソース、ケッパー、パルミジャーノですが、これはこれは、たまねぎへの火の入り具合がちょうど良くて、ジューシー!ケッパーの香りもよく、全員脱帽。
ルッコラは、生地を焼いた上にエンボカファームさんのルッコラとパルミジャーノをかけたのみ。シンプルぅ~。ルッコラ好きのkaruにはたまらない一品。う、うまいっ。

新たまねぎとルッコラ


お腹がいっぱいでしたが、最後にデザートも。
松本市郊外の清水チーズ牧場の「クワルクチーズ」で作った、クワルクのアイスクリーム。
とってもあっさりした口当たりで、遠くからやってくるクワルクチーズの香り(多分・・・)にいい気持ちぃ~。

クワルクのアイスクリーム


新鮮なこだわりのお野菜を、シンプルにたくさん戴けて、とってもいい一日でした。

ホワイトアスパラガスと鮎

2009年06月15日 | お料理教室
6月の濱崎さんのお教室は、ホワイトアスパラガスと鮎を使ったお料理です。
前菜のホワイトアスパラガスのプディンは、作り方がとってもシンプルなのに、とっても美味しくてびっくり。
チーズや生クリームを使ったお料理は、いつもあっという間に飽きて残し気味なのに、今日はおいしぃ~おいしぃ~とあっという間に完食してしまいました。それもこれも、カソナード(ブラウンシュガー)をたっぷり振りかけてバーナーで焼いて、クレームブリュレ風になっているからかしらー。

ホワイトアスパラガスのプディング


もう一品は、鮎の焼きリゾット(Riso al salto con Ayu)。お出汁で炊いたご飯に、イタリアンパセリ、パルミジャーノ、焼いてほぐした鮎を混ぜて、深めのセルクルに入れて、両面がカリッカリになるまで焼きます。
まずは、何もかけずにカリカリの食感を楽しみ、次に、一番だしと鮎の骨でとったスープをかけて、おこげのリゾットを楽しみます。

鮎の焼きリゾット



あまりにも美味しかったので、お家でアレンジして作ってみました。
鯵の焼き茶漬け、赤梅酢風味。
赤梅酢で炊いたご飯に、茗荷、ゴマ、塩焼きしてほぐした鯵を混ぜて、三角おにぎりの型に入れてぎゅうぎゅう押して崩れないようにして、多めのオリーブオイルで両面をカリッカリになるまで焼きます。
大葉の千切りと枝豆で飾って完成。

鯵の赤梅酢焼きリゾット


一番だしにほんのちょっとお醤油をたらして香りづけしたものをかけて、お茶漬けにしていただきました!
これ、相当美味しいです。ある意味、濱崎さんの焼きリゾットよりも美味し・・・あ、karu好み。

ところで今週は、月に1回の食育の講座もありました。先週レポートを提出していたのですが、なぜか週末の講座に3分間でレポートに書いたことを発表する・・・というコーナーが発生していまして・・・いきなり指されました。
1週間前に苦しみながら書き上げたにもかかわらず、終わったことはすぐ忘れるkaru。当然書いたこともすっかり忘れ、ぐだぐだな発表になり・・・相当情けない発表になりました。爆笑。

すき、小伝馬町

2009年06月12日 | おいしいお店
なんとなーく疲れ果てて、ここのお店に行きたい!と熱い気持ちで思うことが少なくなっていた今日この頃。
先週の吉祥寺探索で若干火がつき、昨日の小伝馬町で燃え上がりました。
昨日伺ったお店は、JR馬喰町駅をでて、鞍掛橋交差点近くにある食堂ともすけさんです。
窓に映るオレンジの看板は、お隣の餃子やさんの看板ですが…yayoさん、餃子やさんにも興味津々。

ともすけさん外観


ドアを開けると、お店は素朴な感じで居心地よさそう。カウンターのお席に通していただくと、正面の厨房がとっても広くて、厨房と客席とのバランスに感心。
カウンターから見える景色もなんだかホッとして好き。

ともすけさんカウンター


メニューもとってもかわいぃの。
かつ、メニューに書かれている品々に興味津々、どれもこれも美味しそうで、どれもこれも食べたい!

ともすけさんメニュー


そんなわがままなkaruの希望を満足させてくれるのが、パンとつまみのメニューからいくつかピックアップして盛りあわせにしてくれる、おつまみの前菜盛りあわせ。
盛りあわせの中でも、卯の花のイタリア風味にほほぉ~っ!鶏レバーと生姜の赤ワイン煮パテ・ラスクパン添えに、うぅーーーむ!ねぎとろのラスクパン添えにうひゃぁ~~~!なんてステキな食材とお味の組合せ。

おつまみの前菜盛りあわせ


おっと、忘れていました、その前に。ドリンクは、自家製のジンジャーエール、お通しは大葉のお豆腐。

自家製のジンジャーエール


それから、それから、天然酵母を使った、自家製フォカッチャ・パン。

自家製フォカッチャ・パン


きぬかつぎ(石川の小芋)のローズマリー風味オーブン焼きは、皮を剥いていただくのですが、皮についたたっぷりの塩からほのかにお芋に移ったお塩のお味と小芋のねっとり感に顔がニヤっ。

きぬかつぎ(石川の小芋)のローズマリー風味オーブン焼き


お店の方が今日はいいお茄子が入って!とおすすめして下さったのが、なすのパルミジャーナ。

なすのパルミジャーナ


それから、それから、おいしぃ~、ホントおいしい~っていいながら戴いた、ネギ生姜ピラフ、実山椒入り。
お米の固さ、コク加減、お塩の加減、実山椒の入り具合、すべてkaru&yayo好み。

ネギ生姜ピラフ、実山椒入り


さて、デザートの前に。お店の厨房には3人の女性が立っています。お一人は厨房専門。お二人はフロアとドリンクやデザートの盛り付けなどをされています。厨房の中は、それぞれが、淡々とご自分の仕事をこなされています、きちんと取り決めがされているのか、それぞれが自分のするべきことをご存じでお互いの呼吸でそうされているのかわかりませんが、特に会話をすることもなく、わたしたちの前にお料理を出して下さいます。食器や調理器具のあたる音も、こんなに近いのにまったく気になりません。きっと、いろいろな物を大切に取り扱われているのでしょう。
さて、デザート。
フルーツとリキュール入りのココアケーキ。バターや生クリームは一切使っていないそうですが、しっとりふわふわぁ~。

フルーツとリキュール入りのココアケーキ


マスカルポーネチーズの自家製アイスクリーム フローズン果物とアイスパン付き盛りあわせ。
ところでアイスパンってどんなもの?といろいろ想像。きっと、パンにアイスクリーム染みこませて凍らせてるんだよ…とか。
実は、オリーブオイルやその他いろいろを染みこませて…とのこと。ほぉらぁ~、なんとなーく合ってる!?

マスカルポーネチーズの自家製アイスクリーム フローズン果物とアイスパン付き盛りあわせ


いやいや、今回もステキなお店に出会えました。
さてさて、そろそろ帰りましょうか、なんて後ろをふり返ると、満面の笑顔がそこに。あら、そこにいらっしゃるのは、ケンタロウさんではないですか!料理研究家の方も通われるお店なのですね!納得。

ところで小伝馬町です。
ともすけさんの近くにアガタ竹澤ビルという、昭和の香りがするビルがあります。
karuはどうしてもそのビルに行きたくて、入っているお店がすでに閉店していることを知りつつも、yayoさんに付き合ってもらいビルまで行ってきました。
ビルの隣の1Fには、山形野菜を扱っているレストランフクモリさんがあります。清潔感に溢れた、お客様もたくさんいらっしゃっているステキなお店です。
アガタ竹澤ビルには、武蔵美の学生さん達のギャラリーや、チェコやドイツ、ロシアの雑貨や絵本を扱ったお店、素材を大切に考えているお洋服やさん等が入っています。次回はぜひ、昼間に行ってみようと思います。
アガタ竹澤ビルに入っているお店たちは、こちら。
馬喰町ART+EATドイツ雑貨のMARKTEチェコの絵本・東欧雑貨チェドック雑貨ストアCEDOKFOIL GALLERYn100(エヌ・ワンハンドレッド)
すきです、小伝馬町。

パプリカを焼いて

2009年06月09日 | お料理教室
野菜の食卓のお料理教室に行ってきました。
白戸先生、夏野菜を早く使いたいと先月からおっしゃっていましたが、今月やっと解禁とうれしそう。今月のテーマのお野菜は、パプリカとバジルです。
6月のメニューは、パプリカとズッキーニのマリネ、ビシソワーズ、なすとケーパーのパスタ、そしてトマトのムースです。

6月の野菜の食卓


パプリカは丸ごと網の上で皮が真っ黒になるまでじっくり焼いて、皮を剥いて、ズッキーニも焼いて、それぞれマリネ液につけ込みました。

パプリカとズッキーニのマリネ


じっくりじっくり玉葱を炒めて、じゃがいもを入れて煮崩したら、トロトロのビシソワーズが出来上がりました。
これからの季節、夜作って冷蔵庫に入れて、朝食のスープにするのもいいかもしれませんね!

ビシソワーズ


なすとケーパーのパスタ、キレイですね。いろいろなハーブを乗せて、見た目にも気持がいいし、戴いたときにいろいろな香りがお口の中で広がって、とても美味しい。

なすとケーパーのパスタ


そして、デザートはトマトのムースです。

トマトのムース


戴いてみると、トマトの香りも気にならず、へぇ~美味しいんだーと思っていたら、先生、あら?なんだか今日のはトマトが主張しすぎているみたい・・・なんでだろう。本当は、もっと美味しいのよ!と、力説。
次からはトマトの分量を少し減らした方がいいみたいとおっしゃって、とても残念なご様子…と、ところが…後になって気づいたのですが…その原因は、karuに…。
先程レシピをみていたら、トマトの分量300g…ん?あれ?300g?と同時に、karuの頭の中に浮かんだ計量器のデジタルの数字は、400g…あ、あ、あーーーっ、400gにしちゃった。
と、思うと、いろいろ納得いくことが。加熱して水分を飛ばす時間が随分かかったこと、出来上がったムースが柔らかめだったこと、そして先生がトマトがちょっと主張しすぎてるわっておっしゃっていたこと…ひゃぁーーーっ、分量を間違っていたんだ!
先生、す…すみません。そして、一緒にレッスン受けられたお二人、すみません。
あーあ、どうしていつでも、どこでも、おっちょこちょい&ぼんやりなんでしょうか…ショック…を通り越して、爆笑っ。

きゅうりの違いは

2009年06月08日 | 野菜と果物
6月「野菜の学校」のテーマ野菜はきゅうりです。
5月のきゃべつは、食育の講座と重なってしまい、泣く泣くお休み。残念でした。
お教室に入ると、きゅうりのさわやかな青い香りが出迎えてくれたのですが、karuの周りにはきゅうり嫌いが結構多くいて、そんな子達をここに連れてきたら…と想像して、ちょっと笑ってしまいました。ふふっ。

6月のテーマ野菜きゅうり


突然ですが、江戸っ子たちも今のわたしたちと同じ、食べ物に注ぐ情熱は半端ないものだったようですが、その中でも「初もの」に対する熱狂振りは尋常ではなかった模様。「初ものを食べると寿命が75日伸びる」という言い伝えを信じて、初ものに人気が殺到、価格の高騰を招いてしまっていたんですね。日本人、今も昔も変わりませんね。
そんな価格の高騰を懸念した政府が、何度か「早出し禁止令」を出しているのですが、江戸っ子の熱狂振りの前にあまり効果はなかったようです。
この「早出し禁止令」が、どこできゅうりに結びつくかと言うと・・・
江戸末期にきゅうりが栽培されるようになる前までは、「瓜類の下品なり、味よからず・・・」と言われ、1686年に出された「早出し禁止令」では、シロウリやマクワウリはその対象野菜になっていたのに、きゅうりは対象になっていなかったそうです。
その後、「きゅうりは、瓜類の中でももっとも早くできるもので、他の瓜類が出回ってくると賞味されないだろうが、取り上げる勝ちがある」と栽培が奨励され、江戸っ子の「初もの」好きにも後押しされて、江戸時代末期から明治時代にかけて全国に栽培が広がって行ったそうです。

今日、「野菜の学校」で紹介されていたきゅうりさんたちは、いつもわたしたちがスーパーで見かける物の他に、スーパーでは見かけないけれどみなさんご存じの加賀太きゅうりや、きゅうりのお花と実、きゅうりの茎、はじめて見る珍しい物などです。

四葉(すうよう)は、昔漬物として評判になった品種だそうです。
果肉の水分が少なく、いぼいぼが痛そうで、皮も固いけれど、生で食べても違和感なし。けれども、漬物として評判になったということなので、ぜひ、漬物で戴いてみたかった。

四葉(すうよう)


四川(しせん)は、四葉(すうよう)を改良して短くしたものだそうです。

四川(しせん)


金沢の伝統野菜である、加賀節成。

加賀節成


こちらも金沢の加賀太きゅうり。

加賀節成


まぼろしのきゅうりと紹介された国分寺馬込半白。いぼいぼが黒いのが特徴で、今は白いいぼいぼが一般的ですが、もともとは黒いいぼいぼが一般的だったそうです。
鮮度を保つのが難しいので、スーパーなどには並ばないそうです。地産地消なきゅうり。

国分寺馬込半白


スライスしたものがこちら。

国分寺馬込半白スライス


きゅうりのお花とまだまだ赤ちゃんのきゅうり。

きゅうりのお花ときゅうりの赤ちゃん



隣には、きゅうりの茎とつるも。

きゅうりの茎


今回もまた、こんな風に生と塩もみをしたものを並べて食べくらべました。
お味や香りで区別しようとしたのが間違えでした。外の固さと、内側の柔らかさや、種の具合、水分などで区別した方が良かった気がします。

きゅうりの食べくらべ


また、旬のものとして和歌山の南高梅が紹介されていましたが、こちらはその中でも青梅の時から赤味を帯びている紅南高梅で、1本の木から穫れるうちの10%程度しか収穫できないそうですよ。
これで、梅酒や梅ジュースを作ると、ほのかにピンク色になるんですって。

紅南高梅


南高梅で作った梅ジャム、梅びしお、梅ジュース、とっても美味しかったぁ。
それから目からウロコだったのが、梅ジュースの牛乳割り。意外においしく、お家でもやってみようっと。
梅ジャムはビスケットと一緒に、梅びしおはきゅうりと、他、きゅうりのゆかり漬け、紫漬け、ナムルなど。

試食


試食が美味しくて満足。来月のテーマ野菜はなすです。