マダムな茶寮と昔ながらのお蕎麦やさん

今月の花いけ教室の帰りに伺ったのは、目黒区八雲にある楳心果さん。

お屋敷の階段を上ると、大きなのれんの向こうに器の企画展や販売をするサロンが窺えます。

右奥の茶房の引き戸をひくと、右の大きなテーブルと左のカウンターテーブルに、それぞれ茶道具が配置されていて、これが自分のお家だったらここから一歩も外に出たくなくなっちゃうね・・・とかっさと語り合う。
季節のお茶のバタバタ茶（富山県朝日町の発酵茶）は、目の前で塩をつけた茶筅で、黒楽に淹れたお茶を泡立てて出して下さいます。

お腹が空いていたので、上生菓子と季節の生菓子をそれぞれ２種類ずつ戴きました。
karuは本蕨と梅干のきんとん

かっさは胡桃餅と夜涼

素敵な空間で、お茶もお菓子もとっても美味しく戴きました。

が・・・お昼を食べずに和菓子を２つ食べたkaruとかっさ。
まだお腹も空いているし、なによりしょっぱい物が食べたい！！！と、学芸大学駅までたどり着いて入ったお店は昔ながらの何でもありの駅前のお蕎麦やさん。
ひやむぎにとろろ？と思いつつ、karuはとろろひやむぎ、かっさは冷やし中華のおそば版冷やしそばを戴いて、満足して帰って来ました。

茶の湯アミーケ

お稽古で出会った友達のかっさから、茶の湯友の会（？）のお嬢さんとカフェ＆ご飯するからおいでーと誘われ、問屋さんに着物のお仕立て直しをお願いした帰りに、いそいそと表参道へ。
まだまだ暑いけど、少しずつ秋の気配を感じるようになってきたしということで、待ち合わせの時間まで秋服のお買い物っ。うれしーーーっ。
待ち合わせの表参道ヒルズのとらやさんで、夕ご飯の時間まで、４人で茶の湯談義。
最初緊張してたけど、あっという間に初めてお会いさせていただいたとは思えない程の打ち解け具合に、karuもにこにこ。
お一人の方は旦那様のプレお誕生会（笑）とのことで家路へ、そうして３人で向かったお店は、kurkku kitchen。

シックで広々としたフロアとテーブルの緑のプランター、テーブル、椅子、席に着くなりゆっくりくつろぎモード突入。

まずは、茹でピーナッツ登場
塩具合も茹で具合もちょーどよくっておいしぃ～。

こちらは自家製パンと肝付豚のリエット
このリエットも、おいしぃ～。

前菜の生ハムのサラダは、ごぼうやカボチャのフリット、コーン、トマト、リーフレタスなどたーっぷりのお野菜とたっぷりの生ハム。
生ハムはもちろん美味しいんだけれど、とにかく、お野菜が美味しい！甘いし、みずみずしいくて、おいしぃ～しか口から出てこない。

前菜もう一品は、蝦夷豚のパテ・ド・カンパーニュ
もちろん、パテも美味しいんだけれど、つけ合わせの野菜のグリルの美味しいことっ。

お肉１品目は、太陽チキンとトマトの軽い煮込み
太陽チキンのぷりっぷりなこと。

もう１品は、短角牛のサーロイン

美味しい日本のビオワインもいただきました。

デザートは、甘くてさっぱり桃のグラニテと、

昔ながらのおいしさ、丈夫卵と放牧乳の濃厚プリン

と・・・かっさのデザートは、あつあつ炭火焼きカマンベール・・・ん？これはデザートなの？
けど、大正解、カマンベールのあつあつミルキーと、炭火焼きの香りと、はちみつがばっちりっ。

それぞれお茶をはじめたきっかけも、時期も場所も違うけど、たまたまお稽古場が一緒で知り合ったkaruとかっさ、そのかっさが毎月参加している茶の湯友の会（？）でお知り合いになったお二人をkaruに紹介してくれました。
今までお稽古場以外でお茶のお友達ができる機会もなかったので、想像すらしたことなかったけれど、流派によって、お稽古場によって、考え方やお稽古の仕方が異なっていたりして、とっても新鮮なカフェ＆ディナータイムでしたぁ。
美味しくって、楽しかったぁ～。

夏、益子でランチ

かき氷の翌日は、スターネットさんでランチっ。

東京にも、馬喰町にスターネット東京があったり、ららぽ豊洲のＤＯＯＲＳさんの一角にスターネットさんのジャムやお茶、器が置かれていて、スターネットさんのオシャレ具合を感じる事はできますが、益子の自然の中に佇んでいるスターネットさんの建物は一見の価値があるし、カフェのランチ、デザートも、東京から足を運んで戴く価値が十分あるって思いました。
栃木県ではお馴染みの大谷石が、建物の外壁やエントランスへの階段にふんだんに使われていて、なぜかほっとします。

黒い大きな扉の上に下がっている、ヘルンフートのライトが美しくて、冬の夕暮れに見てみたいなぁと思いました。
この黒い大きな扉を開けて中に入ります。

入って左に行くと、いろいろな作家さんのお洋服、器、革の靴やバックが美しくディスプレイされています。
入って右がカフェ＆キッチンの扉。

中に入って右、外から見た窓の近くのお席に案内して下さいました。
カフェの壁と天井は白を基調としていて、白い窓枠から見える緑が美しい。いろいろな季節をこの窓から感じてみたいものです。

Ｎくんファミリーとの待ち合わせよりも30分も早く着いてしまったので、コーヒーでほっと一息。このコーヒーと蕎麦のマカロンがこの上なくおいしぃ。

おしゃべりしたり、本棚にある山のお花の本や、目の眼なんかを読んでいると、Ｎくんファミリー到着。
では、ランチのごはんプレートをいただきましょう。

ご飯を美味しく戴いた後は、美味しいと噂のデザートも注文です。
少しお時間がかかります、との事だったので、作家さんの器やデザイナーさんのお洋服、お野菜やジャムを置いてある左側のスペースをしばらくお散歩。
こちらはいつも伺っている、はないけ教室の而今禾さんのお部屋

デザート来たよーとＮくんが迎えに来てくれたので、お席に戻ります。
驚いたのが、ホントにデザートが美味しい！
戴いたのは、濃厚チョコレートブラウニーとブルーベリーマフィン。
実は、お店に来た時に、焼きたてのブルーベリーマフィンをふたつお持ち帰り用に買っていたkaru。
それでほっとして、うっかり、デザートのマフィンの写真を撮り忘れてしまいました。

濃厚なブラウニーとアイスコーヒーがぴったり。コーヒーのグラニテもおいしぃ〜。
桃もおいしぃ〜、ブラウニーにささってるさくさくクッキーもおいしぃ〜。いい香りのメロン（メロン嫌いのミキちゃんが、これはメロンですって言ってた(笑））もおいしぃ〜。
デザートも戴いたので、次は益子のギャラリーを見に行きましょう、と外へ。
せっかくなので、カフェの向かいにある坂道を上って、少し前まで「山の食堂」だったｒｅｃｏｄｅへ

今は不定期にご飯を食べながらコンサートなんかが開催されている模様。
素敵・・・近所にあればいいのに・・・。
こちらは、ギャラリーだったzone

駐車場の端にある山羊さんの小屋の中で、山羊さんが鳴いてました。
あ・・・お持ち帰りしたブルーベリーマフィン・・・おいしかったぁ〜。

今度はあのマフィンを、お店の美味しいコーヒーと一緒に戴きに行きましょう。

夏、日光の天然氷のかき氷

先週くらいから、朝起きたばかりなのになんだかだるい、お腹がずっとゴロゴロ、仕事中なのに睡魔に襲われる（笑）、が一向に改善される気配がないので、急遽夏休みを取って日光の天然氷のかき氷を食べに出かけました。

日光の天然氷といえば松月氷室さんが有名ですが、並ばないと食べられないと聞いたので松月氷室さんのオフィシャルブログでも紹介されている「和気商店」さんへ行きました。

なんか、素朴でいいです。ところで、うちわの方はどなたでしょう・・・。
こちらのかき氷の機械は昔ながらの貴重なものだとか。

このかき氷機で作られたかき氷、口の中に入れるとふわぁ〜っと溶けて浸透して行きます。
頭や口の中がキーンってする事は一切なし。この食感をいつまでも味わいたいと、違うお味にも挑戦したかったけれど、さすがにそれは諦めました。あ、うちのおばあちゃんが注文したのを先に５口ほど食べてました。
あずきミルクですっ。

違うお味は、来年の夏を楽しみにしましょう。

赤ずいきの酢漬け

神楽坂の月釜のあと、雨も小降りになったし、前から行きたかったお蕎麦やさんに向けて出発。
と、思ったら、また雨脚が強くなってきたみたい。
ねぇ、あそこに見えるお蕎麦やさんで手を打っちゃう？ということで伺ったのは、福井の郷土料理とおろしそばのお店、九頭龍蕎麦さんです。
まずは、梅酒のソーダ割りで喉を潤して、おしながきをみて、迷う・・・先週、食べて飲み過ぎたから今日はさっぱり目に山かけ蕎麦かおろし蕎麦かなーと思ったけれど、おろし蕎麦三昧が気になって伺ってみると、昇竜舞茸のてんぷら、とろろ、ねぎとかつおぶしの３種のお蕎麦に、大根おろしのお出汁をかけていただくんですって。
わぁ～美味しそう。では、おろし蕎麦三昧をお願いします。

それからもう一つ。
ふくいの味、「らっきょ、すこ」が気になります。すこって何ですか？赤ずいきの甘酢漬けですって。

すこ、福井ではもっともポピュラーな一品らしく、赤ずいきの収穫時期には多くの家庭で手作りされているそうです。
もともと、乾燥させたずいきのお味噌汁とが大好きなkaru。
食感はもちろん、甘酢のお味と赤いきれいな色で、とっても美味しく戴きました。
お蕎麦も美味しかったし、お店の方もとっても親切だったし、月釜の後、また行ってみたいと思いました。