パパ肩もんでー

日々の出来事をつらつら書いてみようと思います。失敗談が多くなると思いますが。

フクシマ

2011-03-28 09:27:08 | 日記
原発に逆風がふいている。

ベルリンで行われた反原発デモの写真を朝刊で見た。プラカードに「福島」の大きな文字。

福島第一原発の爆発した建物、放射能レベルの高い数値。衝撃的だ。
「怖い。」「こんなものはないほうがいい。」そう思うのは当然だ。


原発で事故が起こると反原発の声が高まるが、近年、地球温暖化問題が注目を集めるようになると、原発の「良さ」が見直され、これまで「脱原発」を掲げてきた国でも、方針転換するところもでてきていた。


これまで原発事故といえば、「チェルノブイリ」「スリーマイル」だったが、これからは「フクシマ」が加わる。

そして「フクシマ」は「ヒロシマ」「ナガサキ」と並んで、重い意味をもつ日本の地名となる。


善意

2011-03-23 21:14:07 | 日記
有名人が競うように寄付をしている。

復興のために一番必要なものはお金。思いやりの気持ちだけでは何もできない。

お金のある人はできるだけたくさん出す。

それはとてもいいことだと思うけれど、誰がン千万とかン億とか公表しないといけないのかな。

いたるところで有名人特にスポーツ選手などが街頭に立って募金活動やってるし、チャリティばやり。何かやらないと冷たい人間と思われると感じているのか、いいことしている自分が大好きなのか。

募金の窓口はいっぱいあるし、みんなもうかなり協力してるでしょう。

善意は見せつける必要はないと思うんです。



わからないから怖い

2011-03-22 20:31:58 | 日記
放射能、放射線、放射性物質・・・

わからん。

ようわからんから怖い。


見えないし、熱いとか冷たいとか痛いとかもないんでしょう。

得体のしれないものに対する漠然とした恐怖。


大気中の降下物に含まれる放射性物質の量が、場所によって一時通常の1000~2000倍となった。
素人には衝撃的な数字だが、

「ただちに健康に影響はでない。」


残留放射能が規制値を超えた農産物が出荷できない状況になっている。
規制値を数倍、数十倍超えていても、

「ただちに健康に影響をおよぼすとは考えられない。」


水道水も海水も。

「ただちに健康に影響ない。」


危ないと言われたら怖い。

安全といわれても怖い。

サクラ

2011-03-21 15:08:42 | 日記
静岡でサクラ開花のニュース。

そうだった。

いつもならこの時期は、開花予想とか、お花見の計画とか、うきうきする季節。
子供たちも春休み。宿題もないし、暖かいし、ディズニーランドに行く計画もあったかもしれない。
入学、就職、不安もあるが、希望もいっぱいの季節。


地震から十日たった。
まだ十日のような気もするし、もう十日のような気もする。

地震と津波の直後の惨状を見たときは、復興ということが全く想像できなかったが、仮設住宅の建設が始まり、少しずつ動き始めた。

九日ぶりに祖母と孫が救出された。絶望の中でも、感動的な救出や再会がある。


被災地にもサクラは咲くだろう。

今年のサクラは、復興を見守る応援ザクラ。



敬意

2011-03-19 22:05:59 | 日記
今回の震災と原発の事故に対して、政府や東京電力の対応が後手後手だと批判されている。こういう事態の時には、いつだってそういわれる。

たしかにスムーズにはいっていない。

でもそれはしかたないと思う。


大地震、大津波、原発事故。
どれか一つが単独で起こったとしても大惨事だ。それが同時に起こったのだから混乱するのはあたりまえ。こんな状況でてきぱき対応できたら逆に怖い。


M9という想定していなかった規模の大地震が起こった。当然防波堤も原発もそんな大地震を想定して作ってないから壊れてしまう。起こるはずのなかった大災害になってしまった。

何をどうしていいのかわからず、呆然と立ちすくむ。


被災者の数が多すぎてきめ細かい支援は難しいけど、努力はされているはず。
行方不明者の捜索も粘り強く続けられている。


それにしても原発の爆発は衝撃的だった。これまでにもトラブルはあったけれど、爆発とは・・・。かつて経験したことのない事故でどう対処すればいいのか、試行錯誤が続く。

東電や建設にかかわった企業の社員たちが、原発と運命をともにする覚悟で命がけで作業している。その人達にも家族がある。
記者の質問の矢面に立たされている社員も気の毒に思う。

未曾有の大惨事に不眠不休で立ち向かっている人たちに、遠くからで申し訳ないが、敬意を表したい。