空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

【雑感】護身術 その2。/10.08.25

2010年08月25日 | 【閑話休題】
護身術の稽古もしていますというと、疑問をさしはさむ人がかならずいる。
「こうきたらこうなんて、実戦じゃやってる暇ないんじゃない?」
「むしろ生兵法は怪我のもとなんじゃないの?」

実際の話、ならったらスグに使えるかというとそんなことはない。
習っている技自体はどれも効果的でからだが小さくとも、力がよわくとも使える技だが、多分、実際に使えといわれれば、よほどからだに練りこまないと無理だ。
マトリックスやら攻殻機動隊の世界の住人にならんかぎり、アプリケーションをインストールしてすぐ使えるものかいな。

でも、修行中の身として、この種の疑問については疑問で返すことが多い。
「ほかに(反復以外に、体術を学ぶのに)いい方法あります?」

案外、聞いてくる人は、格闘技や武道にどうみても明るくない人々が多い。
先日もすこし書いたが、ぶっちゃけ聞かれるときは、相手が別な趣味にはまっていて「こっちのほうが面白い。(空手だのなんだの)やってるやつの気が知れないなぁ」と語りたいがための無意識の前振りだったりする。
だからといってこっちも「そっちこそ」と口論になるのもオトナゲないし。

つまり、よく考えた上で疑問をぶつけてるわけではないから、「ほかにいい方法があるのか?」というと大概は黙ります。
「極真とか正道会館みたいなところ(フルコンタクト空手)のほうが実戦的なんじゃないの?」
と、方法論的に抵抗を試みる人もいるので、そういうときは
「フルコンタクト、やったことあるんですか?」と聞くと「いや、ないけど…」となる。
そこで会話は終了となる¥ります。

逆にフルコンタクト空手を習っていたり、昔やっていたという人で黒帯まで締めている人とは、決してそういう会話にはなりません。
自分達の武道に誇りと自信をもっているし、自分達もそう言われたら不愉快だと知っているから相手の心情を慮って口にしない。
…たまにヤンチャな人もいるけど(笑)
それはどこでもおんなじだ。



諸説いろいろあるんでしょうが、護身術=「こういうときどう対処する」という方法を学んで、やってみることはかならず益があると思っている。無意味では決してないと思う。

師範曰く、護身術の基本は

「まず、あぶないところにいかない」
「なにかあったら、スグ逃げる」
「大声で助けを呼ぶ」

この3つの基本が実は一番役に立つんだそうだ。

この心構えを持った上で、「いざというときに」と実際の護身術がある。
「どうやって、相手をやっつけるか?」では決してない。

自慢でも宣伝でもなく、いい先生に出会ったなあと思う。本当に。

2 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-08-25 01:18:22
解っていただけない様ですね。
師範代として最後の苦言を呈したのですが残念です。

これ以上は意味が無いので私は会から離れます
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Unknown (Unknown)
2010-08-25 01:41:13
会費は師範通して払いますが、金輪際、貴会とは世の縁を切ります。
あなたの論は武術でもなんでもない。

そんな会長の元で武を習練する気はありません。
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