石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

大晦日

2009-12-31 21:29:25 | Weblog
今日はとても寒くて、天気予報どおり
雪がどんどん降ってきた。
静かで、大晦日らしい雰囲気になってきた。

2009年も あと2時間半で終わり。

大晦日と元旦。

いつものように夜になって、いつものように朝が来て。
日付がたった一日変るだけなのに
心の垢や汚れが流れ落ちて
すべてがリセットできそう

隅々まで掃除が行き届いて 
不要なものも捨て去って
やるべきことをすべて済ませて大晦日

この日のお陰で、綺麗な心を少し取り戻すことができる

今年は 相も変らず忙しい忙しい年だったけど
穏やかで平和に過ぎ去った一年だった。

来年も相も変らず・・いやいや、いつも以上に
大忙しの一年になりそうだけど。
除夜の鐘をついて、明日からの心を真っ白にしてこよう
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小学5年生

2009-12-29 23:14:15 | Weblog
友達に借りた本2冊を読んだ。

渡邊淳一「夜に忍び込むもの」
表紙が少しエロくて そっち系の小説かな?と思わせる文庫本
友達が、ちゃんとブックカバーをつけてくれてて
微笑ましかった

渡邊淳一さんの小説は、ほんと、男の人と女の人の感情の違いを感じる。

不倫の相手の女性が妊娠したというところから始まるこのお話、
男性の優柔不断とズルさ 女性の怖さが軽妙に描かれてて
スルスルと面白く読み終えた

もう1冊は重松清「小学5年生」



短編小説集で、どの小説も小学5年生の少年が主人公。

小学4年生でもなく、6年生でもないのが面白い。
自分の遠い記憶の小学5年生をぼんやり思い出した。
懐かしく、切ない。

なかでも好きな小説は「どきどき」。

お正月に、予期せぬクラスメイトの女の子から
当たりさわりのない年賀状をもらう少年。

そのときから、自分では認めたくないんだけど
すごく女の子を意識してしまう。

バレンタインデーにチョコレートをもらえるかもしれない・・という
甘く切ない期待・可能性

その2月14日の一日の始まりから終わりまでが描かれている。

ふっと自分の小学校高学年を思い出した。
素敵な素敵な小説だった。

折りしも、末っ子カナは小学校5年生。
昨日、遅めのクリスマス会と称し、クラスの友達8人が家に遊びに来た。
うち、男の子が3名。

観察してると面白い。
3人の男子と5人の女子は、離れて遊ぶ。
ときどきお互いを気にしながら。

「男子も・・・・したら?」など、お互いを「男子」「女子」と
呼び合う。

見てると、女の子のほうが精神年齢がぐっと高く、強い。
小学5年生というのは 本当に面白い年齢なのかもしれない。

そんな時を生きているカナ、たくさんの思い出をつくってほしい。
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仕事納め

2009-12-29 22:51:34 | Weblog
昨日28日、店の仕事納めだった。
大掃除を済ませてお歳暮などをくじ引きで分けて
賞与を渡し 無事1年の仕事が終わった。

夜、みんなで料理屋さんで忘年会&打ち上げ

この不況のなか、例年並みとは言えないが
仕事に困ることもなく みんなの協力で無事に1年が終わったこと
本当に感謝しなければ。

忘年会の最後の〆で 酔った主人が挨拶したことが私の心に響いた。

うちの店に働きに来てくれるひと、
合わない人はすぐに辞めてしまうが(本当にすぐ)
続くひとは 有難いことにずっと働いてくれる。

家族の次に大切な、準家族だ。

ボロ儲けしたり 店を広げたり大きくしたり
そんなことは考えないけれど
ちょっとやそっとの不況ではビクともしない
長く存続する、強い会社をつくりたい。

小手先の営業や 口だけのセールストークじゃなく
朴訥としていても温かみのある
ほんまもんの仕事。真面目でコツコツした会社。

うちの店には、3代続いて働いてくれている職人さんがいる。
うちの宝物だ

2代目の職人さんは今年、勤続55年を商工会議所にて
表彰され、春に退職された。
30代半ばの3代目には お嫁さんがいなくて
早く、4代目を・・・とみんなに望まれている

22歳から働いてくれている、一番若いO君
一度店を辞めたことがあるが また働きに来てくれている。
「出戻りしてから5年過ぎました」と笑うO君、28歳
来年は 11年付き合っている彼女と結婚したいそうだ。

目下、私の夢はO君の結婚式に参列すること
近頃、お葬式ばかり参列してるので
久しぶりに 結婚式に参列したい

お陰様で来年 店が100周年を迎える。
みんなと力を合わせて 来年も不況の嵐を吹き飛ばしたい



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眠れない!

2009-12-28 08:25:22 | Weblog
胃腸風邪で寝込んだ話を書いたが
そのあと 体の調子もだんだん良くなり
溜まった仕事を片付けて帰宅し 夕食の片づけをして
お風呂へ入り 缶ビールを飲んで
「病み上がりだし早く寝よ~っと」と
11時頃床についた。

なかなか寝付けず うとうとまどろんだかと思うと
目が醒めて・・で2時ごろ布団を抜け出した。

もう1本 缶ビールを飲むが 一向に眠くない。

胃腸風邪でダウンし、吐き気が治まってから
昏睡状態のように眠りこけたためだ。
寝なくちゃ・・と焦っても 目が爛々と冴えてくる。

棚の整理や掃除やらゴソゴソして
3時ごろもう一度 寝ようとしたが
全く眠くない。

もう起きちゃえ!と4時に起床し
家事のほとんどと家の大掃除をしてしまった。
夕食のおでんの煮込みまでしてしまい
化粧も身支度もして することがなくなった。

6じ頃から 床暖房の上に寝転がって
友達に借りた本を読み出した。
途中、小説のなかに ひれ酒が出てきて
日本酒、呑みたいっと 心動かされた。
でも、外は真っ暗で私的には夜中モードだけれども
みんなが起き出す朝

やっぱ、お酒はいかんでしょう~と
健全に朝食を食べた。

朝4時に起きると・・というか
毎朝、起き続けて習慣にするときっと人生変るんじゃないかと思った。
一日にすべきことの大半ができてしまう感じ。

・・というわけで これから長い一日が始まる。
どうか突然、睡魔に襲われませんように

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胃腸風邪

2009-12-27 22:11:48 | Weblog
ハードスケジュールがたたったのか
ひっどい胃腸風邪で 丸2日、うんうん唸って寝込んでしまった
忙しい年末の2日間、寝たきりなんてもったいない・・・

病院もすごい人で、待合も立ってる人もたくさん・・
看護士さんもイラついているなか、
半袖・裸足の町医者T先生の優しさが 神様のように思えて
思わず両手を合わせて拝みたくなる。

健康で忙しく立ち回れることが どんなに幸せか
病気になったらよーくわかる。

2日間、呑まず食わずで(呑めず食えず?)
ちょっと 腰まわりがスッキリしたかな・・?

日曜日の今日は 午後から何とか出社
山のように積まれた仕事をこなして気が付けば夜9時・・
お正月にゆっくり休もう・・

胃腸風邪になる前日 楽しかったクリスマス忘年会をアップ

ビールにワインに日本酒と新鮮なお魚・焼ガニをたらふく堪能した忘年会
オカリナの素敵な演奏を楽しみながら
銘酒 十四代 双虹 ネットオークションで1升瓶80万~100万をつける
お酒を お猪口1杯1,000円でいただいた





洗練された珠玉の味・・・
最高でした
宝石を舌で転がしてるような・・・なんと贅沢なお酒
あまりに素晴らしい味で 胃腸がビックリして風邪ひいたのかも・・




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ご先祖様とイエス様

2009-12-24 22:36:05 | Weblog
クリスマス・イブ
皆さんは家族と恋人とお友達と・・
どんな素敵な夜をお過ごしなのでしょうか

昨日の天皇誕生日の祭日は 宗教的な一日だった。

主人の祖父の17回忌で お寺に集まり
般若心経をあげ曹洞宗のお経をあげ
お墓にお参りした。

長女がまだハイハイしてるころに亡くなったおじいちゃん
嫁いで1年半くらいの間 同居した。
穏やかで優しいおじいちゃんだった。

4人の子供達も神妙にお経をあげたり
焼香したり。
幼いころは 法事のときは退屈してぐずったり
眠くなったり大変だったのに みんなの成長を感じて嬉しかった。

夜はプロテスタントの教会へ礼拝に
キリスト教の方々の墓地とお墓をお世話する事になり
その関係で 是非クリスマスの礼拝に来てくださいと
お誘いを受けて 家族で行ってきた。

私は キリスト教の行事に参加したり
教会の催しに参加したりするのは初めて。

キャンドルのあかりが灯るなか
美しい賛美歌を歌ったり 聖書の朗読を聴いたり
厳かで落ち着いた素敵な賛美礼拝だった。

仏教とはまた全然雰囲気が違って面白い。
でも何か大きな力に感謝するという点では
同じだと思った。
自分が何者かに守られて生かされていることに
感謝したい。
仏教にキリスト教に・・と節操の無い一日だったが
家族で触れることができてよかった
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IN 亀岡

2009-12-21 22:25:07 | Weblog
朝早く出発して、70代のYさんと一緒に
亀岡の出雲大神宮に年の暮れのお参りに行った。



前日の雪で行けるかなあと心配していたけど
空気は冷たいが良いお天気になった。
丁度、すす払いで地元の方々が年末の大掃除にこられていたり
年末年始の繁忙期、巫女さんのアルバイトさんが
研修に来られていて神社全体が活気に満ちていた。

美味しいすがすがしい空気を胸いっぱいに吸って
願うことは 私は商売繁盛Yさんは健康長寿

ここ出雲大神宮は
1.ご縁結び
2.商売繁盛・金運
3.長寿
この3つが御神徳となっている。

いろんな社をまわってお参りし
なんだかホントに気持ちが一新
来年が良い年になりそうな気がしてきた。

お昼は 楽々荘にて花篭弁当



楽々荘

ここは亀岡トロッコ列車生みの親
田中源太郎翁の旧邸で
小川治兵衛作の広大なお庭が素晴らしい旅館だ。



最近できたイタリアンレストランも好評らしくて
今度はイタリアンも行きたい

最後はガレリア亀岡にて
ここ数年、年末の恒例にしている伊藤タカ子さんのチャリティーコンサートへ



白血病でご主人を亡くされたタカ子さんは
さい帯血バンクの啓蒙活動を自身のライフワークとされている。
20代後半で 最愛のご主人を亡くされ
以後14年、シャンソンをベースにNPOを立ち上げ
白血病の人々が少しでも救われるよう
活動されている。

伊藤タカ子

歌も上手で、容姿端麗、強い意志をもった女性で
神様に選ばれて、使命を与えられたのではないかと
いつも感じてしまう。

確固たるライフワークを持ち、ブレないで生きている
美貌のタカ子さんをいつもうらやましく思う。

彼女の熱意ある人生が ひとりでも多く
白血病で苦しむ人々を救いますように・・
「ホワイトクリスマス」をみんなで歌いながら願った。
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1週間

2009-12-21 21:40:52 | Weblog
寒い~!!とっても寒い
雪が降るときは やはり尋常ではない寒さ。
あったかい家にいる幸せが身にしみる。

お外は寒いけれど、過密スケジュールにオーバーヒート気味の数日間だった。

昼間、お歳暮配りや年末調整の事務にあたふたし
連日夜の外出が続いた。
木曜日 サントリークラブ45周年記念のパーティーに出席
金曜日 東来サンで、日本酒を呑みながらマグロを食べ尽くす会
土曜日は終日 体育館にて娘のバレーボールの試合
その夜、友達と岩滝町でのコンサート
日曜日 出雲大神宮へお参りしてまたまた亀岡でコンサート

子供のころ音楽で習った「1週間」という歌が頭に浮かぶ
「にちよ~びは市場へでかけ~」

やっと本日 月曜日、ゆっくり家にいる夜

お医者さまの奥様である、素敵な友達が 
岩滝町のコンサートホールのオーナーで、
そのホールへ初めてコンサートを聴きに行ってきた。

「フィドル」という名前のついたそのホールは
まるで村上春樹の小説に出てきそうな
こぢんまりした可愛らしいホールだった。

宮津在住のフルート奏者の英恵(はなえ)さん
国際的なギタリスト国松竜次さんの演奏会。

国松竜次さんブログ

ピアソラやドビュッシーなどの曲を演奏された。
ギターの音色がこんなに深みがあって繊細なのに驚き
フルートの情熱的な演奏にハッとした。

楽器を一生懸命 無心に演奏される姿は
男女問わずとても美しく崇高だと思う
お二人の素晴らしい演奏ももちろん、その姿にも酔わせていただいた

小さいホールなので、間近に演奏者がいるという幸せ

ギタリストの国松さんは 女心をキュッとつかむイケメンで
あんな素敵なひとに 傍らでギターを奏でられたら
女のひとはイチコロだわ

彼のサインがもらえるということで
思わず友達と一緒に買ってしまった

教会のような小さな素敵なコンサートホール
また、音楽を楽しみに行きたい



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ヴィヨンの妻

2009-12-17 23:22:18 | Weblog
雪・雪・雪・・と巷でいうので
朝起きたら、きっとドッカーンと大雪が積もってるかも
と怖れていたのに
雪どころか とっても良いお天気で気持ちがよい


母と映画「ヴィヨンの妻」を観にいった。

ヴィヨンの妻

このあいだ「恋の蛍」という本を読んで 
ちょっぴり太宰治に興味をもった。

手始めに短編小説から読んでみようと
太宰治短編集を買ってきて「ヴィヨンの妻」他
何作品か読んだ。

太宰自身がモデルであろうと思われる才能豊かな作家と
その妻の奇妙な夫婦関係を描いた作品だ。
才能豊かであるのに 自殺願望が強く
酒びたり、女びたりで 家庭を全く省みない作家。
それでもその夫を支え続け愛する妻を
松たか子が演じた。

映画を観る前に 原作を読んでいたので
その雰囲気がすごーくよくわかって面白かったけど
前知識 何もなしで観ていたら
なんか訳わからないけど暗い映画・・といった
感想をもっていたかもしれない。

太宰治生誕100年記念で いろんな作品がクローズアップされたり
映画になったり(来春には「人間失格」が映画化らしい)
ブームになっている。
今まであんまり興味の沸かなかった作品に目をむける
良い機会になるなあと思う。

それにしても太宰治、39歳で自ら命を絶ったなんて。
私より2歳も若くで人生に幕を引くなんて
そんな人だからこそ、搾り出すように後世に残る名作を
生み出せたんだろう。
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サンタさん

2009-12-16 00:34:22 | Weblog
いよいよ本格的に寒さが厳しくなってきた。
明日から舞鶴の天気予報は雪マークが続き
憂鬱気分になる。

テレビの上に 末っ子(小5)のサンタさんへの
手紙が置いてあった。

私は自分の子供に サンタが親であることを
今まで言ったことがない。
子供も知っていても尋ねない。

子育てに一生懸命だった頃 いろんな育児書を読んだ。

そのなかで
子供が純粋にサンタクロースの存在を信じるのは
発達する上で、ものすごく良いことであり
子供時代を象徴することだと
何冊かの本に書いてあった。

以来、子供が信じてくれるよう細心の注意をし
工夫をしてきた。
「お母さん、サンタクロースって本当にいるの!?」という質問
幼い子供達から何度尋ねられたことかわからない。
その度に 真顔で「いるよ。信じる子供のところにしか来ないよ。」と
答えていた。

クリスマスプレゼントにメッセージを添えるとき
私の筆跡がバレると困るから パソコンでつくった。

児童文学者の松井るりこさんの本
「7歳までは夢のなか」(・・確か、こんなタイトルだったと思う)
を読んだことがある。
7歳くらいまでは夢と現実とがよくわからないそうだ。
空想力・想像力が素晴らしくて
大きくなるにつれ だんだんと「現実」というものを知っていくらしい。
だから子供時代の夢かうつつか・・という感覚は
とても尊いものだそうだ。

高校生になる長女、中学生になる長男・次男も 
「サンタってお母さんやったんやろ?」と
言ったことがない。
末っ子の妹にも サンタ イコール親という秘密を告げたことがない
(・・と思う)
きっとサンタを信じていてほしいという私の想いを
尊重してくれてるんだと思う。

昨年までは 半信半疑だった小5のカナも
もう今年は サンタが私だったということに
気付いているだろう。

先日、少女バレーの試合送迎の車のなか
カナを含めた小学生の女の子たちが
サンタについて話していた。
小さいころから親がサンタということを知っていた・・だの
以前からずっと親と一緒に欲しいものを買いに行っていただの
運転席で黙って聞いていた私。
いつもは活発なカナ、その話題に ひとことも加わらなかった。
信じているフリをしてるほうが 賢明だと思ってるんだろうか・・?


サンタさんへ
ほしいものが決まりました。
スプレーアートをください。
スプレーアートPROと ディズニーキャラクターの
スプレーアート 2つください。
(インターネットにのっています)

インターネットにのっています!!!!!!

思わず苦笑した。
私への手紙としか思えない
騙されてやろうじゃないかというカナの心意気が感じられ
ごったがえすクリスマス前のおもちゃ屋さんへ
「スプレーアート」を買いに走った。








 
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