石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

サンタさん

2009-12-16 00:34:22 | Weblog
いよいよ本格的に寒さが厳しくなってきた。
明日から舞鶴の天気予報は雪マークが続き
憂鬱気分になる。

テレビの上に 末っ子(小5)のサンタさんへの
手紙が置いてあった。

私は自分の子供に サンタが親であることを
今まで言ったことがない。
子供も知っていても尋ねない。

子育てに一生懸命だった頃 いろんな育児書を読んだ。

そのなかで
子供が純粋にサンタクロースの存在を信じるのは
発達する上で、ものすごく良いことであり
子供時代を象徴することだと
何冊かの本に書いてあった。

以来、子供が信じてくれるよう細心の注意をし
工夫をしてきた。
「お母さん、サンタクロースって本当にいるの!?」という質問
幼い子供達から何度尋ねられたことかわからない。
その度に 真顔で「いるよ。信じる子供のところにしか来ないよ。」と
答えていた。

クリスマスプレゼントにメッセージを添えるとき
私の筆跡がバレると困るから パソコンでつくった。

児童文学者の松井るりこさんの本
「7歳までは夢のなか」(・・確か、こんなタイトルだったと思う)
を読んだことがある。
7歳くらいまでは夢と現実とがよくわからないそうだ。
空想力・想像力が素晴らしくて
大きくなるにつれ だんだんと「現実」というものを知っていくらしい。
だから子供時代の夢かうつつか・・という感覚は
とても尊いものだそうだ。

高校生になる長女、中学生になる長男・次男も 
「サンタってお母さんやったんやろ?」と
言ったことがない。
末っ子の妹にも サンタ イコール親という秘密を告げたことがない
(・・と思う)
きっとサンタを信じていてほしいという私の想いを
尊重してくれてるんだと思う。

昨年までは 半信半疑だった小5のカナも
もう今年は サンタが私だったということに
気付いているだろう。

先日、少女バレーの試合送迎の車のなか
カナを含めた小学生の女の子たちが
サンタについて話していた。
小さいころから親がサンタということを知っていた・・だの
以前からずっと親と一緒に欲しいものを買いに行っていただの
運転席で黙って聞いていた私。
いつもは活発なカナ、その話題に ひとことも加わらなかった。
信じているフリをしてるほうが 賢明だと思ってるんだろうか・・?


サンタさんへ
ほしいものが決まりました。
スプレーアートをください。
スプレーアートPROと ディズニーキャラクターの
スプレーアート 2つください。
(インターネットにのっています)

インターネットにのっています!!!!!!

思わず苦笑した。
私への手紙としか思えない
騙されてやろうじゃないかというカナの心意気が感じられ
ごったがえすクリスマス前のおもちゃ屋さんへ
「スプレーアート」を買いに走った。








 
コメント (6)
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