世界文化社の「世界の名作」全集の中の
どうしても持っていたかった2冊目は

「オズの魔法使い」 です。
文:岸田 衿子
絵:堀内誠一
カンザスの草原に住んでいたドロシーは竜巻で家ごと運ばれてオズの国へ行ってしまいます。
頭の良いかかしや優しいブリキの木こり、勇敢になりたいライオンとともにみんなの夢をかなえるためカンザスのおじさんの家に帰るためにオズの国を治めているオズの魔法使いに逢いにでかけます。
途中のたくさんの困難も知恵と勇気と優しさで解決してゆくお話はもうご存知ですね。

ポピーの花畑で眠り込んでしまうライオンとドロシーとトト
かかしときこりの機転で難を逃れます。

やっとたどりついたオズの魔法使いが治めるエメラルドの国。
どこもテカテカと緑色をしているこの町に、子供は想像力で入り込む。
みんなの夢をかなえてほしいとお願いするドロシー達に西の悪い魔女をやっつけてきたらと条件を付けられる。

西の悪い魔女は 蜂やオオカミをつかってドロシーたちをやっつけようとしましたが
逆に歯ぎしりするような結果に。
西の悪い魔女は最終手段に出ます
それは??
・・・それは本を読んでのお楽しみ ^^b
鮮やかなカラーはサインペンとカラーインクで着色されたのかな?
勢いのある構図や小さな部分も細かい表現はそのままポスターにしたいほどかわいらしいです。^^
大人になってから読みなおすとお話の最後のほうを端折られている感がありましたが
子供の時は絵が魅力的でそんなことには気がつきませんでした。
幸せな王子と秘密の花園の巻がほしいのですがまだ再販されていません
でも シンドバットとオズの魔法使いだけでももう十分。
おいらはこれを経て大人になったんだから。^^
小さなころ好きだったものは大きくなっても好き。
それでいいんだと思っています。