KANTAROOO Blog

某てれび局のCGデザイナーを引退した かんたろの日々
心にわきおこる興味をお届けします。

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ひとひろSHOP
   『 ひとひろSHOP 』

かんたろオリジナル作品を並べるお店です。
時々開けております。
オリジナル作品や道具の販売をしています。

   お店は >>> こちら

タイリングぬりえのぬり方

2010-08-20 | Coloring 
口腔手術は成功しました
根っこの部分が顎の骨に埋まってまして ほじりだすのがたいへんだったようで
先生の額には汗。必死の形相で抜いてくれました。

 
術後安静にしてないといけないので タイリング【60】をやりました。
(*タイリング【60】についてご存知無い方は 古い記事→ タイリングぬりえ  をごらんください。)
そろそろタイリングぬりえを気分で塗っても楽しめなくなって来た方がいらっしゃると思いますので
今回は別の楽しみ方のご紹介です。

ご紹介するのは線対称というぬり方です。


まずためし紙に色を塗って確かめてください。
4色ぐらいをセレクトしてくださると面白くなります
かんたろは 青緑・茶色・水色・モスグリーン とかなり渋めの選出です。^^


とりあえずひとつ三角形を塗ります。
あ、それ ぬりっぬりっとな。


ぬり方の説明もしていきますね
ぬりたい部分の内枠を一本引きます。


紙をくるっと書きやすい方向に回して
ぬりたい部分の内枠をもう1本引きます。


内枠をすべて引いてから中を塗りつぶします。
するとこんな感じ。^^
今回は線対称なのでこのリボンのような真ん中の線を中心と考えて左右に同じパターンで配色していきますよー


次の色は茶色
けっこう茶色がすきなんですよ かんたろは。
あそれ ぬりぬりっと。


三角ひとつではものたりないなとおもったら
よいしょ もう一個つけたしてみましょう。
そんなように直感でぬってくださいね。


さらに横に広げていきましょう。
こうやってみると一番最初に書いたリボン状中心から左右に対象であることがわかります。


たくさん書き込んでみたり 大きな部分を象徴的にぬるとほぼ形ができてきます。
ここはぬらない部分、ここはぬらなくてはいけない部分と意識してなくても、徐々に形ができてきます。


なにか足らないなーと思う部分には周りに使っていない色を印象的に使いましょう。
逆にもうかきこまないほうが綺麗だという部分は、そのままにしていきます。
そうなるとそろそろ最終段階。


「どこで終わりにしたらいの??」
「終わりが分からず手を入れすぎてあまり好みのが出来ないよぉー」
と思う方多いですよね?
慣れると急速に収束して「あ、終わりだ」と気付く時が来ます。
その時がやめ時。
かんたろもこの時点で あ、終わりだ。と気付きました。
慣れもありますが 遠くに置いてちょっと見てみると ぬるべき部分が分かったり終わりが分かるときがあります。
ちょっと試してみてください。


上手くできた!と自信があるものは堂々と壁に飾って家族みんなに見てもらいましょう
家族が「○○に見える!」とか「こんどは黄色系でやってみたらどうだろう」とか反応があればしめたものです。
「うっしゃっしゃっしゃ、まんまとかんたろの罠に家族が落ちたわっ!」とほくそえみ、明日の制作意欲の糧にしましょう(笑)

たとえ上手く出来なかったとしても 壁に飾って考えます。
どうして気に入るのができなかったのか?引き出しに入れてしまっても答えが出てくることはありませんが
いつも見れる場所にあれば「あそこの色をこっちと変えて、あっちはこういう風に色を続ければよかったのかも」 
と気付くと思います。
そしたら次にぬるときに参考にすればすぐに上達しますよ!

そんなわけで
あらたな気持ちでタイリング【60】にチャレンジしてみてくださいね。^^

タイリングぬりえ【60】

2010-07-23 | Coloring 
タイリングぬりえ1枚完成しました。
画像は細かいテストバージョンをテストでぬってみたものです。

名前につけた【60】とは角度から来ています。
BLOGに置く容量もあったので JPG画像にしておいてあります。
下記リンクから飛んだページをご家庭のプリンターでA4サイズプリントしてください


タイリングぬりえ【60】


~ 遊び方 ~
「4色しか使わない」とか自分でルールを決めてとりかかるのがかんたろ流ですが
とくにルールはありません。
三角形を全部ぬってもいいし 適度に白い部分を残してもいいです。
画像のようにぐるり360度模様にすると万華鏡のように思わぬ模様が出てきます。
デカルコマニー(知ってるかな??)のように線対称にすると規則性がでます。
また 怪物、お花、と テーマを決めてドット絵にするのもおすすめ
タイリングぬりえの遊び方は人それぞれ楽しさを見出すポイントもさまざまですので
プリントしてお楽しみいただければそれだけでうれしいです。
またこんなのできたよーと教えてくださったり コメントやメールなどでお声をかけてくださると
調子にのってパート2を公開します。(笑)


人間ですもの かんたろの面白いことが全然面白く感じない方もいらっしゃると思います。
でもそれはそれでしかたのないことなので
『かんたろとは面白がるポイントが違うんだな』的にスルーしてください。
ただ このタイリングぬりえはかんたろにとって
それなりにスリリングで(失敗するかもしれないワクワク感)想像力を刺激される遊びです。
同じキモチになれる方にだけ こっそりおすそ分けしたいがために作った自己満足です。
ご理解ください。





年賀カード*1997年

2005-08-27 | Coloring 
昨夜 真夜中に友達が電話をかけて来た。
いつものように不安で眠れないらしい。
本でも読んだら~なんて軽くアドバイスしてみたが
細かい字なんかも集中力がなくて 読めなくなってるらしい。
ありゃりゃ。こりゃ重症だ。

電話の主は もともと絵を描く人なんだけど
最近はめっきり絵も描かないらしい。
絵をかく集中力がつづかないんだって。
そっかー むずかしいのー
習字とかやってみたら?
字を1文字だけ描いたりとか
丸を描いてみたりとかっていったんだが
道具をそろえるのがめんどくさい…という。
おいらだったら すずりに墨をするだけで
独特のムラサキ色の香りと 墨をする行為自体で集中できるようになるのに。

ビーズ細工とかは? 大きめのビーズなんかでさぁ
っていったんだけど やっぱりそれをそろえるのがめんどくさいらしい
うーん めんどくさいかー
それは集中できないんじゃなくて
めんどくさい症候群になってしまったってことなのね。
そういうときこそ あれですよ。
マーカーで色鉛筆で どんな取り合わせでもいいし
失敗したらまた塗り直しできる。
ぬりえ
大人のぬりえです。
今夜は眠れぬ彼女の為に
少しだけ時間を割いて 昔のデータを引っ張りだしてみましたよ。
最近忙しくて ぬりえ更新してなかったですね。
今日は過去のおいらのぬりえを紹介しましょう

大学時代に年賀状をカード化した年賀カードを作っていまして
今現在も会社の人に年始に配ってます。
全然興味ないし要らないっていう人もいるけど
そんな人にはさいしょっからあげる気はないの
欲しい人だけにあげてた年賀カードなんです。
大体100枚ぐらいつくって 5枚ぐらい毎年残る。
その5枚だけを毎年自分用にとっとくんです。

おいらの会社の部長(もっさん)は
毎年1枚づつせっせと自分のデスクのビニールシートの下に集めてる。
絵柄はその年に興味のある事や 年にちなんだ数字なんかになってるんだけど
これがまたおいらの楽しみである ぬりえになってるわけですよ。
最近の年賀カードは 年の瀬でなにかと忙しくなったので
5~6色のバリエーションをプリンターで出して裁断してますが。
昔は夜なべして 自分で好きなバリエーションを塗ったりしてたんです
今日はまだ手で塗ってたときの一枚 紹介しましょうね

1997年用年賀カード
気に入ったら自分で色ぬってみてあそんでみてくださいね

今回のcoloring
原画 年賀カード*1997年

wave1

2005-05-21 | Coloring 
coloring 今回は第3回目

今日はすこし難しい。
wave。
なんで難しいかというと 小さく塗りつぶす所がないからなんです
大きな部分をどう塗っていくか これがポイントになると思います。
曲線でどういう風に変化をつけるか。
これも気になるところ
色の組み合わせよりも どう強弱をつけるかに的がしぼられる
あなたは どんな色がすきだろうか?
その色にもっとも合う強弱のつけかた 納得がいくまでとことん色と向き合うことが
上達の秘けつ!

今回のcoloring
原画 wave1

lattice1

2005-04-23 | Coloring 
coloring 今回は第2回目
格子柄。
いろんな大きさの枠があります。
どの枠から色をぬっていきますか?
大きな枠 小さな枠 細長い枠 
いろんな枠があります
どの枠が好きですか?
じゃぁどんな色にぬりましょう?
青系?赤系?そこからあなただけの表情が出てくるのです。
大雑把に好きな色を配置していくのも面白いですね。
あなたの選ぶ色で あなたの大体の事が想像できてしまうんですよ。
だからぬりえはおもしろいんです。

失敗なんかおそれずに どんどんぬっていきましょう。
色の組み合わせの失敗なんて よくある よくある
世の中の荒波にこぎだしての失敗じゃぁないんだから たいしたことありません。
また、やったことない色の組み合わせをして すごく素敵でハッとする事もあります。
それも これも自分を磨くお勉強。
たのしくやりましょ。

今回のcoloring
原画 lattice1

circle1

2005-04-01 | Coloring 
BLOGは読み手と書き手の接点が多くてHPとは違った楽しさを持ってる。
その接点の多さを利用して もっと柔軟にBLOG使ってみたいと考えたんです。
そんなわけで”ぬりえ”のカテゴリをつくったよ。


まんがやテレビのキャラクターぬりえなんて全然興味ない
だってもう決まってるものをぬるのってどう? ぜんぜんおもしろくないでしょ?
それが面白いって人は まだ心がお子さまです。
ずーっとお子さまぬりえやっててください。
はなっからそんな人ターゲットにしません このぬりえの良さも分からないままで結構です(笑)
おいらのぬりえのターゲットは十分に熟成した大人の人です。
でも子供のうちにこれをやりはじめると たぶん感性磨かれます。
技術のいらない平面構成をするのと同じだからです。

題材はもっとシンプルでいいと思う。そうすると塗る人は考えるわけです。
あの色にぬったらどうなるか。この色の組み合わせがすきなんだけど どうやって配置しよう。
そうなんです 自由にやってみてください。
ぬりえって大した技術とかいらないの でも集中力が抜群につくんですよ
塗る人は無心になれるから 精神安定剤みたいなリラックスがえられます。
ほどよい緊張で右脳も鍛えることができるし ぬりあがったときの達成感もあります
しかも、しかも 上手くぬりあがったら切り抜いて飾れるでしょ?
失敗しても すぐ塗り直したりやりなおしたりできる。
ほかの色の組み合わせで いろんなバリエーションができます
最高にたのしいんです。
おいらはほんとはでっかいぬりえが好きなんだけど
小さなぬりえにしたワケは あんまり大きいと飽きるから(笑)
ちなみに塗り上がると 上記のようなこんな感じになります。

下記に原図をアップするので ちょっと楽しんでみてくださいませ。
うまくぬりあがったらおいらにも見せてね!
みんなの頭のなかの世界が見てみたいから

今回のcoloring
原画 circle1