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『今日を思って』

2006-04-25 | 真実の世界
今日、という日を思いながら、思いつくままに言葉を連ねます。

福知山線の事故から1年が過ぎました。今日のニュースステーションはてっきりそれから始まると思っていたのに、3番目の記事になっていました。それ以上にいろんなことが起こっているんだなぁ、と。新聞を取っていないので、テレビで毎日のニュースを確認しています。
さて、福知山線の事故です。去年のこの日は病院の新人研修の日で、何も知らずにこの時間を過ごしていました。研修が終わりに近づいて、心肺蘇生の練習をしていたときに指導していたドクターが「尼崎でも脱線事故が起きたし、心肺蘇生は重要になるよ」と言っていたけれど、どんな脱線事故かもわからず。そして研修後はそのまま新人歓迎会へ。何も知らずに楽しんで、かえってテレビをつけたときの衝撃と言ったら。暫く呆然とテレビを見つめました。
もし、この事故が遠く関東とかで起こっていたらこんなに反応していなかったかもしれない、と思う自分がいます。福知山線は何度も乗っていて、通学で使ったこともあるし、友達は毎日乗っているし。亡くなった人たちの結構な人数は私の実家がある市の人で、乗っていた高校生たちは私の地元の高校で、見知った住所ばかりがテレビで流れてて、テレビを見ながら知っている名前があったらどうしようか、とそんなことを考えていました。見つけるのが怖い、でも、見ずにはいられない、そんな気持ちがイッパイでした。

この事故が起こった次の日、先輩ナースに言われました。「なぁ、あんたクリスチャンやろ?何で昨日みたいな事故が起こるん?病院でも酷い人ばっかりがいつも生き残って、いい人は助けられずに死んでいくのは何で?・・・こんなんでホンマにあんたは神様がいるって思えるの?」ちなみにこの先輩は大先輩で、まだ入って3週間目の私にとっては恐怖の対象の人でした。殆ど会話もしたことのないその人に、こんな風に結構きつく言われてかなりビビりました。ビビりながらも「神様何で?って思うけど、それでも神様は絶対にいます」とハッタリをかました自分が凄いと今では思います・・・よく言えたなぁ。
何で確信が持てるのか、正直わかりません。ヤッパリ酷い事故が起こったりするのを見ると、神様なんで?って思うし。まぁ、神様何で?って思う時点で、神様は存在しているんだと思う。

あぁ、何か福知山の話からどんどんズレていきました。
明日の朝が早いので、今日はもう寝る!今朝も5時起きだったし。