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『受験の話』

2006-04-22 | 真実の世界
学校帰りです。寸前で電車に行かれてうちひしがれつつメールを打っています。特急止まらないから10分待ちです。
学校は最寄り駅からバスかチャリンコで行きますが、その通り道には私が受験して落ちた学校があります。生徒で受験したのではなく教員で受験したのですが。まだ一ヵ月半前のことなのに随分前のことみたいです。その学校は三月に正採用を募集する本当にギリギリな学校で、もう後が無い!とかなりの覚悟で受けました。結果を待って待って、なんか不安になってきて今の学校に一応出願もして、結果を待ちました。だけど水俣で不合格だったという電話を受けたときにはかなりショックで、次の試験なんてとても考えられず。
そんな思い出の学校です。そこに合格してたら、また違った毎日なんでしょうけど。
さて、水俣で不合格を聞いた翌朝一番の新幹線で私は京都に戻らなければいけませんでした。学校受験のために、です。次なんて考えられなかったけど、新幹線に乗りました。朝一で出て、昼過ぎには受験。スーツ持ち歩いててよかった。

私の受験はたくさんの人に励まされて、応援されたものでした。
まず出発。水俣を出るときには朝早くなのに全員で駅まで送ってくれて、祈って送り出してくれました。さり気に感動してました、実は。
続いて着替え。新幹線のなかの多目的室を借りようとしたら、使用中でムリ。新大阪ー京都間は乗務員室も貸せないと言われ軽く焦り、京都駅でトイレに走ったら満員御礼。間に合わない!とパニックで横を見たら救護室の文字・・・即効ノックして半泣きで頼んだら快く貸してくださいました。着替えもギリギリセーフ。
さいごは移動。京都から学校まではタクシーで20分。が、雨で大混雑。何とか乗れたけど道も渋滞。運転手さんに、一時?厳しいんちゃうか~と言われつつ、こちらも半泣きで懇願。土地の人だけが知るような裏道をかなり飛ばしてくれました。結果、五分前着。
そして、受験→合格となりました。自分だけの力で勝ち取った職やないなぁって思います。たくさんの人に支えられた合格で、大切に働かなければ。
いっぱい受けたけど何でこの学校やったかな、と思ったりもするけど色んな出来事が重なって得たことなんで何か意味があるんでしょう。