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『ハチミツとクローバー』

2006-10-17 | 真実の世界
季節感のまったく無いタイトルですが。今、チョッとはやっているマンガのタイトルです。教会の青年会の人でも、微妙にはまっている人が何人か。こういうとき、布教した(マンガを貸した)甲斐があった!と心底思います♪

ハチミツとクローバー、略してハチクロは美術大学を舞台にしたラブコメディ?です。卒業を間近にして、将来はどうしようとか・自分はこのままやっていけるのかなとか迷っている姿に何か「あぁ、わかる!!」となるのです。美大なんで、創作の才能とか、自信とか、そんなものにアタフタしながら、頑張っている人たちが出てくるマンガ。恋愛もあるけれど、みんな一方通行の片思いばかり。不毛だけど両思いじゃないところが、人気の秘密?

いろんな場面で笑ったり、泣いたりして、結構好きなマンガです。
でも、一つだけ「う~ん」と思うところがありまして。竹本くんという登場人物が「自分探し」のために東京から稚内まで自転車で行くんですが。私、この「自分探し」って言葉がどうも好きではありません。
「自分探し」って何だ?って思ったりしませんか??探しに行ったら、そこに今の自分とは違う自分が居るのか??と聞いてみたい。竹本君は「自分探し」じゃなくて「自分のやりたいこと探し」に行ったんじゃないのかなぁ、と思っています。今日、AERA読んでても最近の若者は「自分探し」世代っていう言葉が使われていたけれど、探さなきゃ見つからない自分って何だ?ビジョンめがねもビックリですよ。
まぁ、稚内に行って帰ってきた彼に与えられたのは「自分探し3級」の称号なんですけどね、、、。

と、こんなことも思うけれど基本的には大好きです。ハチクロみたいな学生生活ではなかったけれど、読むと大学生のころを思い出します。ちょっと懐かしい気分。