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経産省前テントひろば 声明(5月15日)

2013年05月17日 09時39分47秒 | 声明
<5月10日(金)に発生したテントスタッフの逮捕・勾留に関する声明>

■ 声 明 ■
       
2013年5月10日、丸の内署は、テントスタッフの一人Bさんを暴行と器物損壊の容疑で逮捕した。

 Bさんは防犯カメラの台座(コンクリート製)に腰掛けて何気なく周辺を眺めていただけであるが、経産省の職員数名がやってきて、「台座に腰掛けるな」とBさんに要求、若干のやり取りのあと、Bさんは素直にそれに従った。しかし、経産省の職員Cは、執拗にBさんの顔を至近距離から撮影し続けた。Bさんは当然ながら、「肖像権の侵害だから止めるように」、と何度も要請したにも関わらず、顔の数センチまで接近して撮影を続けた。たまりかねたBさんは、手でカメラをどけながら、「あんたも、こうやってなでられたら嫌だろう」、とCの顔をなでるようにした途端、Cは突然「暴力だ!」と叫びだし、別の職員が警察に緊急連絡し、丸の内署、警視庁本庁から総勢約50名ほどの警察官が駆けつけた。警察が、私たちと経産省職員の間に入って、双方から事情を聞くというような行動となり、Bさんを初め現場にいたテントのスタッフDさん等が、今起きたばかりの事態を説明した。ややあって、事態は収束したかのようであったが、最後に刑事が、Bさんに「丸の内署まで来て、事情を説明してほしい」とBさんに要請し、Bさんは、自らはやましいことは全くなかったので、何らの疑いも持たずに同行することになった。その際、Dさんが「一緒に行こうか」とBさんに話し掛けたが、Bさんは「大丈夫ですよ」ということであったので、Dさんも全く大した問題ではないとの判断から、Bさんは一人で丸の内署に行くこととなった。
 その後、帰還があまりに遅いので、気をもんでいたところ、救援連絡センターから連絡が入り、Bさんが逮捕されたと情報を得た。

 目撃証人によれば、事実は、Bさんが超至近距離からの執拗な撮影を拒否し、それに抗議し、カメラをよけようと手を挙げた時、たまたまその手がC職員の顔に触れた(らしい)だけである。顔を叩くとか殴るとかとはおよそ縁遠い行為である。それを職員Cは大仰に騒ぎ立てて警察を呼び、警察は文字通り事情聴取ということでBさんを丸の内署に同行し、そのまま逮捕したのである。容疑は暴行と器物損壊ということである。

 最近の経産省職員のテントに対する対応・嫌がらせは敵愾心丸出しである。すでに「防犯カメラ」と称する監視カメラを2台もテント付近に据え付けてあるのに、ハンディカメラによる執拗な撮影は挑発的で目に余るものがある。
 経産省職員による執拗な撮影行為は、個人の肖像権を侵す行為であるのは言うまでもないが、それこそ暴力行為そのものであろう。

経産省は直ちにこのような犯罪的行為を止めよ!
今回の「(土地)明渡訴訟」と連動したかのような、挑発行為を一切止めよ!
 経産省は、私たちの請願権さえ認めようとしていない。請願書を、請願者を一人に限定して職員に門前で受け取らせるなどという卑劣な行為を直ちに止めよ!
 
警察は、経産省の職員による犯罪的行為を放置し、経産省の職員の一方的な証言に基づいてテント関係者を逮捕し本人の自宅の家宅捜索にまで及んでいる。これは不当極まりない行為であり、露骨な弾圧であることは言をまたない。警察は不当な弾圧を止めよ!Bさんを直ちに釈放せよ!また警察は、私たちと経産省との係争に不当に介入するな!

 東京地裁は、Bさんの勾留延長を絶対認めてはいけない!
  
 我々は、今後も非暴力・不服従を貫き、闘っていく。

2013年5月15日
経産省前テントひろば



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