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「大阪駅前街宣」弾圧、がれき説明会弾圧、関電前弾圧、オキュパイ大飯弾圧などの救援について綴ります

Tシャツに「原発反対」とあったら JRは脱がすのか? ・・弁護人が追及

2014年05月06日 22時34分48秒 | 「10.17大阪駅前街宣」弾圧(事後逮捕)
< 「JR大阪駅前街宣弾圧(事後逮捕)」 韓さん裁判 >

前日に続き、5月2日(金)午前10時から第2回公判が開かれました。

この日は、午前中に検察側証人尋問。
証人は、JR大阪駅の助役2人です。

午後は、弁護側2人の証人尋問がおこなわれました。

▼またも目隠し
開廷前に法廷に入ると、なんともう衝立が設置されており、
法廷の右半分はまったく見えません。
昨日の検察側証人・副駅長と同様、
今日の2人の証人も衝立で姿を隠し、
いっさい傍聴席から見えないようにする方針のようです。

案の定、裁判長は、この2人の名前を
聞かないまま、証人尋問を進めました。
名前も姿もわからないまま、裁判進行です。


大阪地裁 第9刑事部 長井裁判長


▼「運輸総括助役」が証言
検察側の主尋問の後、弁護側から反対尋問。

弁護士:「コンコースを通過する人にたいして、
     プラカード・ゼッケンをやめさせる根拠はなにか?」
助役:「鉄道敷地内では、宣伝活動は常日頃から、やめさせている」

弁護士:「Tシャツに『原発反対』と書いてあったら脱がすのか?」
助役:「脱がさない」

弁護士:「私は秘密保護法反対で東京に行ってきた。
    その過程で、『秘密保護法反対』ののぼりを10本持って
    JR東日本の電車に乗ったが、JR西日本では、許されないのか?」
助役:「上からそういう指示が来ていた」

▼「企画助役」が証言
10.17大阪駅前街宣の
「1週間前に曽根崎署から電話があり、自分が対応した。
がれき反対、原発反対の団体が街宣活動をするので、
その警備の態勢をお願いします、という電話だった」

「すぐに駅長、副駅長に(報告を)上げた」
「態勢を決めたのは副駅長」
「当日、現場の指揮は副駅長」
などを証言。

弁護人による反対尋問で
「(街宣や、コンコース内移動について)通行人から『じゃまだ』
という話があったか?」と聞かれると、「そういう話はない」と回答。

「(街宣終了後の移動中)コンコース内でマイクを
使った人がいたと言ったが、実際に(しゃべるところを)見たのか」
と聞かれると、「マイクでしゃべるのは見てない。
大きな声がしたので見ると、トラメガを持っている人が見えた」

[注]このトラメガを持った人は、証拠採用された写真に
  写っている人で、右肩にトラメガをかつぎ、
  左手は袋を持っていて、両手がふさがった状態。
  トラメガを使用できる状態ではない。

裁判長が
「トラメガを持っていた人がマイクを使った、と思った理由は?」
と聞くと、この企画助役は「声が大きいからトラメガだと判断した」

そこで、裁判長がさらに
「大きな声だから肉声でないと判断した理由は?」
と聞くと「大きな声だからトラメガだと思った」
と堂々巡りの応答。

午前中の法廷は12時40分に終了。

▼午後は、弁護側証人2人が証言
午後1時40分から始まった法廷では、
弁護側証人2人が証言しました。
おふたりとも、10.17大阪駅前街宣に参加された方です。
4時すぎ、公判は終了。

傍聴には、前日と同様、約60人の方に参加いただき、
東京、静岡、岡山からもかけつけてくださいました。
どうもありがとうございました。

▼次回、第3回公判は明日、5月7日(水)です。
 午前の部 10:00~12:00頃まで(予定)。
 午後の部 13:10~14:30頃まで(予定)。

 ◎弁護側証人(3人目)の証人尋問、
 ◎韓基大さんへの被告人質問

 がおこなわれる予定です。

 大法廷をうめつくそう!


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