関西大弾圧救援会 garekitaiho1113@gmail.com

「大阪駅前街宣」弾圧、がれき説明会弾圧、関電前弾圧、オキュパイ大飯弾圧などの救援について綴ります

下地さんから 手紙(12月18日付)

2012年12月22日 23時20分14秒 | 「10.17大阪駅前街宣」弾圧(事後逮捕)
本当に、本当にみなさん、ありがとうございます。
留置所の中は、想像していたより、かなり快適に過ごしています。
同じ部屋には僕を含めて3人、うまくやっています。心配ありません。

朝は7時ちょうどに起床。布団を片づけ、掃除。それから洗顔。
8時ごろから朝ごはん。終わると、数人ずつ交代で「運動」。「運動」と言っても部屋より3・4倍広いくらいのベランダのようなところに行くだけです。まわりは壁とすりガラスで、外の様子は見えません。

そこでは、ヒゲそりができて、タバコが吸えます。僕は吸いませんが、これをたのしみにしている人は多いです。また他の部屋の人と話ができる数少ない機会なので、気分転換になります。交代で「運動」に出て、だいたい10時頃に終わります。

運動のあとは、基本的に夜まで、本とノートとペンが使用できます。
本は部屋の中では3冊まで、いつでも交換できます。ストレッチなどしながら、書き物と読書。昼食が12時、夕食が17時。ずっと部屋の中です。

ただし、時々、取り調べがあり、これがかなり面倒くさいです。取り調べには一人で立ち向かわねばなりません。正直、かなりの重圧ではありますが、しかし、外の支援が支えてくれている、と思うとき、なんともなくなります。恐るるに足りず、です。こんなことしてるくらいなら本を読みたい。退屈。

18時45分くらいから、部屋の検査と布団の準備。このとき、筆記具と本は一旦返します。布団の用意をして、その後は、夜用の本、一冊だけ選べます。消灯前に返却。そして21時消灯。夜は割りとグッスリ眠れます。問題なし。でも、長すぎて朝はわりと早く起きます。

留置所の中にいたいとは思いませんが、ここで気づかされることは多いです。ヤクザも警察官も人間です。外では絶対できない経験をしています。フィールドワークのようなつもりで、開き直ってやっています。こう言ってはなんだけど、おもしろいです。

今日、いろんな方から4通の手紙をもらいました。それぞれありがとうございます。励まされています。たくさんの人たちからムリヤリ切り離されたおかげで、以前よりたくさんの人ともっと強くつながったこと、なんだか不思議に思います。

今日、午前中、検事調べありました。警察のデタラメについて厳重に抗議しました。検事はいちいち言い訳してて、たとえば「黙秘せずに話してくれれば」と言いました。私は、「これほどまでにハッキリとウソを書いて逮捕状を請求する警察に、話したことがちゃんとまともに扱われると思えるわけがないでしょう。証拠も証言も後から作れます。警察が恣意的に職権行使をすることがありうる、だから黙秘権が大切なのです」。
「検事は警察性善説に立っているのですか」と問い返しました。他にもいろいろやり取り。果たして今後どうなるか、見物です。

これから勾留理由開示裁判に行きます。久しぶりにみんなに会えるので楽しみです。

 これからどうなるかわからんけど、僕はとても元気です。全然心配いりません。外の闘いを頼みます。ガレキのことも頑張って。ガレキ問題についての文章も追って書こうと思います。

下地 真樹  2012.12.18



<勾留理由開示裁判にむけて>

2012.12.18のために、2012.12.15記す

今日きてくれた皆さん、ありがとう。本当にありがとう。
中に入ってわかったことがある。彼らは僕らのことを恐れている。本当だ。彼らは本当に僕たちのことを恐れている。どんどん激しくなる弾圧も、やけくそのような起訴も、必死になって僕らを抑圧し、分断しようとするのも、すべて彼らが僕らを恐れているからだ。

今日の勾留理由開示裁判は、完全勝利の日にしよう。一言も発することなく、誰一人退廷させられることなく、無言でいい。全力で裁判長をにらみつけてやってください。彼は、彼らは、僕らのことを恐れていますから。(でも騒いだ人がいても、僕は怒りません(笑)人のこと言えませんし)

僕は、与えられた10分間に読む文章を準備しています。そこにすべてを叩きつけます。
他にも不当に逮捕・起訴されている仲間の分も、すべてを叩きつけます。

僕らは必ず勝利します。と言うより、すでに勝利しています。ウソをつく者は、ウソの中に生きるしかない、という意味で、すでに地獄に生きるしかないからです。僕らは自らが正しいと信じることに忠実に誠実に生きることにおいて、すでに勝利しているからです。彼ら自身の運命を決めるのは彼らです。それは彼らに決めてもらいましょう。同時に僕らは飽くことなく、現実を変えるための闘いを粛々と続けましょう。

下地 真樹 
                    

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