関西大弾圧救援会 garekitaiho1113@gmail.com

「大阪駅前街宣」弾圧、がれき説明会弾圧、関電前弾圧、オキュパイ大飯弾圧などの救援について綴ります

地検は反省し、控訴を断念すべき・・・・地検に申入れ行動

2013年08月29日 14時22分23秒 | 10.05関電前弾圧
<大阪地検に行き、控訴しないよう申入れました>

前田さん(Aさん)無罪判決の翌日(27日)の午前中、
関西大弾圧救援会の仲間10人が大阪地検を訪れ、
「控訴しないよう」申入れをおこないました。

2人が宣伝カーで、地検の周りをぐるぐるまわり、
「地検は無罪判決を受け止め、控訴するな」と訴えました。
近所の店では「無実なんやて、・・・」の声も。

8人は地検庁舎に向いました。


反省の姿勢がうかがえない大阪地検に向かう。

検察事務官2人が対応し、1階ロビーで申入れ。

代表して下地真樹さんが申入れ(請願)を読み上げ、
地検に反省を促し、まちがっても控訴などしないよう
丁寧かつ説得力のある訴えをおこないました。

無罪判決の影響か、検察事務官は神妙な顔で聞き入っていました。

■ ■ ■ 請願書 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
2013年8月27日

大阪地方検察庁検事正 田内正宏 殿
関西大弾圧救援会

<要請事項>
 大阪地方検察庁は、前田登志さんに対する無罪判決を受け入れ、控訴を断念すること。

<理由>
 2012年10月5日、関西電力本店前にて行われていた反原発の抗議行動に際し、「二人の警察官を次々に転倒させてケガを負わせた」として一人の男性が逮捕され、公務執行妨害ならびに傷害という罪状で起訴された。去る2013年8月26日、大阪地裁において、この事件に対する判決が下った。被告人は無罪であった。

 そもそも、この事件が関西電力への抗議行動を萎縮させることを目的として「作られた」事件であったことは、当時の状況を知る多くの市民の認識が一致しているところである。2012年8月、路上の抗議活動に対して日常的に違法介入を繰り返してきた大阪府警の警備公安警察は、市民側からの法律論に基づいた正当なる抗議の前に完膚なきまでに論破され、その白眼視に耐え兼ね、違法介入を一時的に断念した。その後、1か月あまりの沈黙を経て、本件が発生した10月5日、大阪府警は突然に大量の警察官を動員し、そこかしこで市民への恫喝を繰り返し、わざわざトラブルを演出した挙句に、前田さんを逮捕した。大阪府警は、その恥ずべき「警備警戒業務」の内実を真剣に反省すべきところ、かえって市民の抗議に対して逆恨みし、冒してはならない過ちを冒したのである。以上が、当時の状況を知る多数の市民にとっての真実である。

 公判の中で明らかにされた証拠は、以上述べた市民にとっての真実こそが、まさしく真実であったのだということを一致して示している。四人の警察官の証言が「一致したまま二転三転する」さまは、ほとんどコントとしか言いようのないほど無様であった。理不尽にも被告人の席に座らせられた前田さんの誠実な証言と比較すれば、誰の目にも真実は明らかであった。そのことは、石井裁判長の読み上げた判決理由における緻密な事実認定に余すことなく反映されている。むしろ、ここまでの判決理由が述べられてなお、裁判官が「警察、検察の悪意」に直接に言及しなかったことが不思議なほどである。

 ゆえに、いかなる意味においても、検察は控訴すべきではない。むしろ、無実の人を罪に陥れなかったことに安堵すべきであり、これほどあからさまに無実の人を訴追してしまった不手際、逮捕ならびに232日に及ぶ長期勾留という取り返しのつかない人権侵害の重大さを真摯に反省し、当然、控訴を断念すべきである。
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<大阪地検に、「控訴するな」の声を届けましょう>

★地検あて意見フォームは、コチラ
★電話・FAX⇒ 06-4796-2200
★郵送の場合
 〒553-8512 
  大阪市福島区福島1丁目1番60号 
  大阪中之島合同庁舎 
  大阪地方検察庁あて

事件番号は「平成24年(わ)第5372号」
担当検事は「四竃(しかま)庸祐」
です。
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