関西大弾圧救援会 garekitaiho1113@gmail.com

「大阪駅前街宣」弾圧、がれき説明会弾圧、関電前弾圧、オキュパイ大飯弾圧などの救援について綴ります

帰還メッセージ 韓基大(ハンキデ)

2013年07月10日 00時57分32秒 | 11.13がれき説明会弾圧
韓です、無事帰還してます。
遅くなりましたが支援頂いた皆さまにご挨拶させて頂きます。

この度の私たちに対する弾圧で、多くの方から熱い支援を戴けたこととても感謝しています。寒い拘置所の冬も、私は皆さまの支援があったことで比較的楽に越すことが出来ました。沢山の衣類、沢山の食べ物、沢山の書籍にあふれる生活は仲間と共にあることを、接見禁止という不当な扱いの中でも知ることができ、独居房のすみに積み上げられ た本の高さがどんどん高くなっていくほどに、自分は強くなるように思えました。これからは暑い夏がやってくる、拘置所に残る仲間の健康が心配です。支援はまだまだ必要ですが、すでに5人の保釈が成ったことで残る1人が勾留され続ける理由はどんどん希薄に(こちらからしたら理由など初めからありませんが)なっています。仲間を取り返すためには裁判所の勾留決定に対して反対する世論形成が何よりも重要な支援になると思いますのでそこのところをよろしくお願いしたいと思います。

人権を侵害することを職務とする治安機関の人間たちに囲われていた日々はかなり鬱陶しいもので、それだけに帰ってきた私を迎えてくれる仲間との人間らしいふれあいはとても有難いもので、私はこの感謝の気持ちを行動することで返していこうと、自分の心に強く誓います。

今はまだ、同じタイミングで弾圧を受けた仲間が大阪拘置所に残っているという状況であり、私自身も完全に自由になったわけでもなく、ぱぉんの保釈時よりはましですが、それでもデタラメな保釈条件に行動を縛られていて、いつまでも続く弾圧に怒りは募る日々です。

とにかく今は残る1人の奪還と、一連の弾圧の裁判を如何に勝利し無罪を勝ち取っていくことが暫くは私の行動の中心に成らざるを得ません。であるからこそ、ガレキの拡散や原発の再稼働を止めることに繋げるような裁判闘争をどれだけ出来るのかが、私自身に今課せられた使命と考え今後の公判に取り組むつもりなので、また傍聴に来て頂ける皆さんと大きな闘いを作り上げて行きたいと思います。

貧困、労働、反戦、あらゆる差別、様々な問題で人間の権利と尊厳の回復のために行動する人々を、公の秩序を乱す者として弾圧してきた公安・警備警察と検察公安部は、原子力に反対する運動にもやはり激しい弾圧を加えて来ました。私はこの暴力的な治安システムを反社会的な存在として全市民的な包囲、社会的包囲でもって解体しなければ私たちには未来は無いと思っています。私の裁判はその闘いの端緒として考えていますので、多くの支援、共闘をお願いします。

最後にもう一度、あらゆる方法で支援してくれた多くの仲間に最大級の感謝をします。
そしてその感謝は一歩も引かない姿勢で返して行きたいと思います。

2013年 7月9日 韓基大
※保釈中につき、このメッセージは、韓さん、ぱぉんさん担当弁護人を介しての発表です。

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<救援会から お願い>
これから長く続く裁判に、たくさんの費用がかかります。
仲間達を救援するため、引き続きカンパのご協力をお願いいたします。

▼カンパ振込先▼
 郵便振替「00910-1-145152」
 加入者名「関西大弾圧救援会」

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