鹿児島神宮 七夕まつりのコンサートに参加しました。

８月７日、鹿児島神宮の神宮通り会の方からの依頼があり
七夕まつりのコンサートに参加しました。

先週あたりから大型の台風５号が鹿児島のほうへ近づきつつ、
鹿児島沖合で停滞、非常に遅い速度で移動しているとのこと。
中止になるかもしれないな、いや上陸しても午後からは晴れるかも・・・と
やきもきしながら当日を迎えました。
演奏依頼当初から、「普段、演奏などが行われることがない本殿での演奏。」
「鹿児島神宮初の試み」という触れ込み。
それに加えて、演奏当日の昼「テレビのニュースでの生中継がある」のメール。
演奏者５人の顔は徐々に引きつってきていき、
演奏前にお祓いをしていただいた時には緊張が頂点に達していました。

本殿脇の廊下で待つこと５分。
「ちょっと見る限りそんなにお客さんは来てないな良かった・・・。」などと
関係者には申し訳ないが安堵しながら本殿のほうへ。
ところが、本殿中央に進み出て周りを見渡すと大ぜいのお客様の顔。
それからの４０分間は無我夢中でした。
最終的には２５０人ほどのお客様が来られていたとのことでした。

月と竹灯篭のうす灯りに包まれ、荘厳な雰囲気の中、
私達の奏でる音楽が七夕祭りにふさわしかったかどうかは別として、
心をこめて１１曲を演奏しました。
この特別な機会を与えてくださった鹿児島神宮、神宮通り会の関係者の皆さん、
急きょ司会を快諾してくれたS山さん、
暖かく演奏を聴いてくださった観客の皆さんに感謝して報告とします。


追伸：半野外ということで、蚊対策に虫よけスプレーを手や足にふりかけていったのに、耳を刺されたメンバーがいて「耳なし芳一」の物語を思い出したのでした。

（Ｕ）