加音オーケストラ ブログ

加音ホールに付属するオーケストラとして創立。地域に根差した音楽活動を行い地域文化に寄与する、を趣旨に創立27周年目です。

明日はバレンタインデー

2012-02-13 23:27:22 | 演奏旅行

明日はバレンタインでーですね

先日、新聞のコラムの中で
『ハプスブルク家の食卓』(関田淳子著)という本が紹介されていました。
マリー・アントワネットの両親が愛飲したココアの作り方がのっているそうです。
その頃は、チョコといえばカカオを使った飲み物のココアを指すので
今で言うホットチョコレートのことですね

バラとジャスミンの香りをココアパウダーに移し、
砂糖・バニラビーンズ・シナモンを入れた温かいミルクに溶かして
生クリームにビターチョコレート、ワインを入れて完成!

驚いたことに、その頃宮廷で使われたカカオは1ポンド(=560グラム)で
今の日本円にして10万円弱もするそうです
高価なものなのですね~



今日は加音オケの欧州演奏旅行のアルバムから
ハプスブルク家の夏の離宮として使用されていたシェーンブルン宮殿の写真をご紹介します。

関西空港からドバイ空港経由でウィーン空港に着いた私たち一行は
バスに乗り込み、中央墓地(ベートーヴェンのお墓など)を見学
その後シェーンブルン宮殿に向かいました。

時計はそろそろ夕方に差し掛かる頃のようで
日本人ガイドのRさんが、ドイツ人のご主人Rさんと
『○△×・・・!!』とドイツ語で相談しています。
ウィーンも、夕方になると市街を取り巻いているリンクを走る車の交通量が増えるらしく
見学時間の段取りをしてくださっているようです。

私たちの乗ったバスは無事シェーンブルン宮殿に到着しました。





6歳の神童モーツァルトはこの宮殿の中の『鏡の間』で御前演奏をしました。
転んだモーツァルトをマリー・アントワネットが助け起こしたところ
モーツァルトはマリー・アントワネットに求婚したという話があります


マリア・テレジア・イエローが綺麗です。


宮殿の屋根の双頭の鷲


宮殿裏の庭園と、ネプチェン噴水。一番奥に見える建物はグロリエッテ。
宮殿とその広大な庭園は、ユネスコ世界文化遺産に指定されています。


宮殿の中を見学して、外に出てきたら真っ暗でした。
ライトに照らし出されて暗闇に浮かぶ宮殿。



明日も良い日でありますように

(Kanon)

ハイドンの旅

2012-02-08 09:36:40 | 演奏旅行
加音オーケストラでは、演奏技術の向上と西洋音楽への理解を深めるため
定期演奏会において、「交響曲の父」と呼ばれるハイドンの曲に毎回取り組んでいます


今までに取り上げた曲は

交響曲第6番・53番・54番・72番・82番・83番・85番・87番・88番
90番・92番・94番・96番・99番・100番・101番・102番・103番・104番
トランペット協奏曲
ハーモニーメッセ(ミサ曲)

こんなにたくさんありましたよ!


5月27日(日)に開催する、第24回定期演奏会では、
ハイドン チェロ協奏曲 第1番 ハ長調を演奏します。
みなさん、ぜひ聴きにいらしてくださいね。



さて・・・
今日はオーストリアのアイゼンシュタットにある
エステルハージ宮殿をご紹介しましょう!

2009年はハイドン没後200年にあたり
加音オケでは、ハイドンゆかりの地、オーストリアとドイツに演奏旅行に行きました。

写真はエステルハージ宮殿です。




あちらこちらで、ハイドンにまつわる演奏会が開かれたようです。






生涯の大半を、エステルハージ家に仕えていたハイドン。
そのために作られた曲も多くあるそうです。

エステルハージ宮殿から石畳の道を歩くとハイドンの住んでいた家があります。
ハイドンの家からエステルハージ宮殿が見える位置ですので、
仕事場と家はとても近かったのですね。


私たち加音オケのメンバーは、その夜に演奏会(ドーム教会Domkirche)を控えていて
共演するチェロソリストのマイヤー氏と エステルハージ宮殿の前庭で初めてお会いしました。
きれいな金髪、真っ白の洋服に真っ白の靴のマイヤー氏


ドーム教会でのプログラム
ハイドン 交響曲第101番「時計」
     チェロ協奏曲 第1番 ハ長調(チェロ:マイヤー氏)
メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」


私たちは、時差ボケと寒さで、もうろうとなりながらも、演奏会は無事に終了し、
アイゼンシュタットの夜は静かに更けていったのでした


次回に続く・・・


モーツァルトの誕生日(その2)♪

2012-02-01 16:43:10 | 演奏旅行

皆様、こんにちは

コメント欄では、誕生日の話題で盛り上がっていますが

今日は、2009年の加音オーケストラ演奏旅行の写真を何枚かご紹介したいと思います。


レオポルト・モーツァルト一家はザルツブルグの旧市街Getreidegasseゲトライデガッセに
1747~1773年まで住んでいたそうです。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、ここで誕生しています。

(ザルツブルグ Salzburg はオーストリアの都市 ザルツブルグ州の州都)


現在は博物館になっていて、モーツァルトが使用していた楽器などが展示されています。



外観の色はぱっと目を引くやわらかい黄色で、
ウィーンのシェーンブルン宮殿の色にも似ていますね。
(シェーンブルン宮殿については、近いうちに書きますね)





旧市街はそれほど広くはない・・ということでしたが、
右に左にとゲトライデ通りを歩き回ると、自分がどこにいるのかわからなくなります


途方に暮れていると 『おおっ!ツルタ先生発見!』

その後ろをみんなでついて歩きました


再びみんなでウロウロしていると、ある建物の前でぴたっと立ち止まり 
『此処は、僕が住んでいた家だよ』とおっしゃるのでびっくり!!

思わず写真を撮る手が震え、ピントが合いませんでした。(あら~、残念)

写真は先生の許可をいただいております



それでは、皆様次回をお楽しみに

加音オーケストラでは、団員を随時募集しています
お問い合わせは、加音ホール又はコメント欄よりお寄せください。
お待ちしております!

(管理人Kanon)

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