地震発生から1ヶ月がすぎようとしています。
一瞬のうちに家族も家も総て失われた被災者の方々には言葉もありません。
改めて心からお見舞いを申し上げます。 一日も早い復興を願いたいと思います。
さて、弥生3月は別れの季節なら、卯月4月は出会いの季節でもあります。
この度の人事異動で、館長代理の近野康雄君が定年退職なされ、新たに小関賢司君をお迎えすることとなりました。
両名の歓送迎会を開催いたしましたところ、かくも多数の方々においでを賜り大変ありがたく、参加頂いた方々に心から感謝申し上げます
さて、近野康雄君は平成20年度に漆山公民館から異動されてきて丸3年間、当館でお働き頂きました。
皆さん既にご承知の通り、性格は非常に気骨が有り、その上真面目で一生懸命職務をこなして頂きました。
公民館は様々な方々とお付き合いをする機会が多いわけでありますが、酒の場等は最後までトコトン付き合い親交を深める律儀さも持っておりました。
そのせいか、地区内には近野ファンが意外に多く、本日おいでになった方々の中にはそのような方も多く居られるようであります
特に混声合唱団やそば打ちサークルの立ち上げに尽力され、その基盤を築いてくれたことは特筆すべきことと感謝しております。
マダマダ当館でお働き頂きたいところではありますが、定年と言う遺憾ともし難い事情でありますので万止むを得ないものと思います。
今後は公務員と言う枠を解かれて自由な立場で自分の好きな事に没頭していただければと考えております。
どうぞ健康には十分気をつけてお過ごし下さる様お願い申し上げます。
近野代理本当にありがとうございました。
新女性委員長:伊藤さんより感謝の花束が贈呈されました
次に歓迎の言葉を申し上げます。
この度、新進気鋭の小関代理をお迎えできたことを大変嬉しく存じまし心から歓迎申し上げます。
民間会社の勤務を投げ打って、この度お出でになった訳ですから、この度結団した気持ちを忘れることなく勤務頂きたいと願っています。
小関君には、慣れない職場環境や人間関係に加え、時節柄何かと錯綜する日々が続くこととなりますので、走りながらになりますが実践を積みつつ、一日も早く新しい職場に慣れていただきたいと思っております。
申し上げるまでもなく、私どもの公民館職場は地域の方々が自ら学習する手助けをし、地域課題の克服に寄与する重要な施設であります。
それだけに住民皆さんの期待も大変大きいものがあると思っております
それ故の苦労や厳しさも、誠に多いところでありますが、それなりにやりがいのあるところでもございます。
加えて、この金山は素晴らしい人材が集まっているところでもございます。
何においても、一人で悩むことなく、皆さんに気軽に相談していただきたいと思っております。
それには、先ず良好な人間関係が何よりも大事であります。
仕事上の議論は大いに結構。 どんなに議論しても根底にはお互いに理解し合える心の繋がりを持ちたいものであります。
和を持って、厳しいながらも楽しい職場にしてほしいと願っておるところでございます。
結びになりますが、皆様には近野代理との別れを惜しんでいただくと共に、小関代理を歓迎していただきますようお願いします
以上を申し上げ、歓送迎会に当たってのあいさつとさせていただきます。