おはようございます。
ヤクルト300を飲みながらブログを更新しているkanessy(カネッシー)です。
今日は、先週には既に読み終えていた本『ザ・ベロシティ』について書きます。
『ザ・ベロシティ』は、エリヤフ・ゴールドラット博士の『ザ・ゴール』シリーズの最新刊です。
といっても、クレジットは博士ご本人名義ではなく、会社所属のライターの共著になっています。
だからかな?
恋愛的要素が他のシリーズに比べると強い気がします。
エリヤフ・ゴールドラット博士名義の時には、博士の手によってそういう描写がカットされていたのかもしれません。
で、amazonのレビューにも書かれているとおり、TOC(制約理論)について薄く広く書いてあるので、『ザ・ゴール』シリーズを読んでいなくて、初めて触れた人には、若干難しい部分があると思いますが、何冊か読んでいる人には理解しやすい内容だと思います。
まあ、同じ著者が何冊も本を出してると、「○○について、詳しくは拙著『○○』をご覧いただきたい」という誘導フレーズをよく見ますよね。
そのあたりは許容範囲内だと思います。
もし興味があれば、もう一歩深いところに入っていけばいいわけですから。
「広く浅い本だからダメ」というわけではないですし、ある程度の人が納得できるよう、広く深く網羅的に描写・解説すると、たぶんこの本は1,000ページを超えてしまいます。
新しい内容としては、「リーン・シックスシグマ」との組み合わせについての部分かと思いますが、結論を乱暴に要約してしまえば、「リーン・シックスシグマなどを使って現場を色々改善するにしても、部分最適化ではなく全体最適化の視点から、ボトルネックに集中することだけは忘れるな。」という改めてのメッセージだと理解しました。
いつもどおりの「小説仕立て」なので、参考書のように、読んでいる途中で意識を失うこともありません。(^_^;)
実際、この本は行き帰りの通勤電車(120分)と昼休憩の一部(30分)を使って読みましたが、気づいたらもう時間か、という状況でした。
JR広島駅から電車に乗って、ふと気づいたら白市駅だったくらい、集中して読んでしまっています。
最初、「ああ、今、八本松駅かな」と思って看板を見て「白市」と書かれてあるのを見てびっくりしてしまったくらいです。
こういう「小説仕立て」や「マンガ仕立て」って、幅広く普及できるのがいいですね。
普通の参考書だったら、実際に書かれてある理論などを自分の中に吸収したい人が読むわけですが、逆に言えば吸収しようと思っていない人にとっては、「参考になるから読みなさい」と言われてもなかなか手が出せるものではありません。
それが小説だったり、マンガだったりすると、深い部分は伝えきれないにしても、エッセンスと活用事例だけはわかりやすく伝えることができます。
もちろん、この本の場合は、525ページという大部であることが障壁になりますが。
いずれにしても、『ザ・ゴール』シリーズ全て(派生版含む)と、TOC関連の参考書全てを読んだ(はず)の私としては、非常にわかりやすい作品でした。




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Kanessy's blog
広島県内からぐだぐだと発信するkanessy(カネッシー)の徒然日記です。
道路の話題、特に「広島中央フライトロード空港大橋」の定点観測がメインです。
Website:Rock'n Road[http://www4.ocn.ne.jp/~kanessy/]
(c) 2005-2010 Kanessy All Rights Reserved.
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今日は、先週には既に読み終えていた本『ザ・ベロシティ』について書きます。
![]() | ザ・ベロシティ |
ディー・ジェイコブ,スーザン・バーグランド,ジェフ・コックス | |
ダイヤモンド社 |
『ザ・ベロシティ』は、エリヤフ・ゴールドラット博士の『ザ・ゴール』シリーズの最新刊です。
といっても、クレジットは博士ご本人名義ではなく、会社所属のライターの共著になっています。
だからかな?
恋愛的要素が他のシリーズに比べると強い気がします。
エリヤフ・ゴールドラット博士名義の時には、博士の手によってそういう描写がカットされていたのかもしれません。
で、amazonのレビューにも書かれているとおり、TOC(制約理論)について薄く広く書いてあるので、『ザ・ゴール』シリーズを読んでいなくて、初めて触れた人には、若干難しい部分があると思いますが、何冊か読んでいる人には理解しやすい内容だと思います。
まあ、同じ著者が何冊も本を出してると、「○○について、詳しくは拙著『○○』をご覧いただきたい」という誘導フレーズをよく見ますよね。
そのあたりは許容範囲内だと思います。
もし興味があれば、もう一歩深いところに入っていけばいいわけですから。
「広く浅い本だからダメ」というわけではないですし、ある程度の人が納得できるよう、広く深く網羅的に描写・解説すると、たぶんこの本は1,000ページを超えてしまいます。
新しい内容としては、「リーン・シックスシグマ」との組み合わせについての部分かと思いますが、結論を乱暴に要約してしまえば、「リーン・シックスシグマなどを使って現場を色々改善するにしても、部分最適化ではなく全体最適化の視点から、ボトルネックに集中することだけは忘れるな。」という改めてのメッセージだと理解しました。
いつもどおりの「小説仕立て」なので、参考書のように、読んでいる途中で意識を失うこともありません。(^_^;)
実際、この本は行き帰りの通勤電車(120分)と昼休憩の一部(30分)を使って読みましたが、気づいたらもう時間か、という状況でした。
JR広島駅から電車に乗って、ふと気づいたら白市駅だったくらい、集中して読んでしまっています。
最初、「ああ、今、八本松駅かな」と思って看板を見て「白市」と書かれてあるのを見てびっくりしてしまったくらいです。
こういう「小説仕立て」や「マンガ仕立て」って、幅広く普及できるのがいいですね。
普通の参考書だったら、実際に書かれてある理論などを自分の中に吸収したい人が読むわけですが、逆に言えば吸収しようと思っていない人にとっては、「参考になるから読みなさい」と言われてもなかなか手が出せるものではありません。
それが小説だったり、マンガだったりすると、深い部分は伝えきれないにしても、エッセンスと活用事例だけはわかりやすく伝えることができます。
もちろん、この本の場合は、525ページという大部であることが障壁になりますが。
いずれにしても、『ザ・ゴール』シリーズ全て(派生版含む)と、TOC関連の参考書全てを読んだ(はず)の私としては、非常にわかりやすい作品でした。




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広島県内からぐだぐだと発信するkanessy(カネッシー)の徒然日記です。
道路の話題、特に「広島中央フライトロード空港大橋」の定点観測がメインです。
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(c) 2005-2010 Kanessy All Rights Reserved.
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