昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

ゆずり葉

2015-12-30 09:50:37 | 日記
 正月飾り(鏡餅)

 各地方で、又各家で飾り方があるようですが、如何ですか。

私の家では
 お餅2段 裏白 だいだい(みかん) 昆布 するめ 干し柿 ゆずり葉
を使います。

 お餅、干し柿は自家製。だいだい、昆布、するめはお店で。裏白は
近所の山から採って来ます。

 最近、ゆずり葉の調達が難しくなりました。
ゆずり葉の木は常緑樹で、綺麗な花が咲くでもなく、庭木にしたいような
樹形が良い木でもない。その年の新芽の先に、ハタキの先のように葉が茂
るだけで何の妙味もない。正月飾りに2,3枚必要な時だけ大事にされるが
普段は邪魔なだけの木である。
 そんな理由で、今では御近所で2、3軒の家が残しているだけになって
しまった。


 ゆずり葉は、近所のよしみで、どうどどうどお好きなだけどうど、と貰って
来るものではない。名前の通り、お金を出して譲って貰うものなのです。
例え1枚でも50円なり100円お金を払って貰い受けます。
だから、ゆずり(譲る)葉なのです。

 とは言え、正月に飾る縁起ものです、御不幸のあった家のゆずり葉は遠慮したい。
また、お願いしたくない御家もある、この葉一枚調達先が更に難しくなります。