昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

鬼百合

2016-07-23 09:51:11 | 日記
 以前はこの季節、少し山に入ると何処にでも咲いている花でした。
花粉が衣服に付くことから邪魔にされて真っ先に切り倒される花でした。
 今は極端に数が減り、家の傍で見られる程度になりました。

 原因は、イノシシが増えて球根を食べる所為ではないかと言われています。

 家庭菜園は対策で、イノシシによる被害は無くなりましたが、今年はハクビシンの被害に遭っています。
穴を掘って入りますので柵だけではどうにも。。。。

 これに猿でも出てくれば、年寄りの楽しみも諦めねばなりません。近所で熊の出没情報もあります。


節約と吝嗇

2016-07-22 11:31:45 | 日記
 体調が悪く、家に籠もっていると本を読む時間が増えます。
吉田松陰先生(長州人は先生と呼ばねばなりません)語録から。
 舛添都知事の辞職騒動のあった時期です。



 士は倹約と吝嗇の区別を知らねばならない。
吝嗇は己の私欲のためにするものだ。人に与える衣食財器をケチり、よこしまな欲望、
悪知恵をもって人より奪い、贅沢に飲食することで、守銭奴となって死ぬのが落ちである。
 一方、倹約は義を基としており、これは自らの為にするのではなく、人の為にする
のである。


 節約家なのか吝嗇者なのか、次の知事はどうなんだろう。

戦後71年

2016-07-22 10:24:33 | 日記
 後少しで、71回目の終戦記念日を迎えます。
戦後の混乱期を体験している人は私の年齢より上の人でしょう。

 映画やドラマで戦後の情景を描く時、女性は粗末な衣服に、髪はボサボサ、顔は煤を黒く
塗った場面を良く見ます。今のNHKの朝ドラでもありました。

 衣服は粗末で、栄養状態も悪く痩せて、化粧っ気も無かった事は確かです。
しかし、洗顔し、水で濡らしてでも髪を整え、身締りを正して凛としていました。
それが昭和の女性です。

 顔に黒く煤をつけて働く女性は見た事がありませんでした。

ドラマでおかしな場面を見せられると、母親を冒涜された気分になります。







復帰

2016-07-20 20:36:44 | 日記
 体調不調、PC不調で長らく休みました。WIN10ジャックには参りました
迷惑ですね、WIN7に不満は無かったのですが、老人には慣れるまでに時間が掛かります。

 先日、しまなみ海道を通りました、2回目です。今回は時間に余裕があったので大三島に
降りて見ました。大山祇神社のある島です。




大山祇神社の御神木、樹齢2600年



 宝物館を見学しました。
ここまで来ると流石に、賑やかな中国の方には会いません、静かに見学できました。
甲冑、刀剣類、国宝重文クラスの物が沢山展示してあります。
義経の甲冑があるはずですが見る事は出来ませんでした。

 展示台の隅で、箙(えびら)を見つけました。御婦人のポシェット程の大きさで、矢が2本差してある。
全部差しても5~6本しか差せないほどで、実用と言うより武将の正装具の一つなのだろう。
初めて見ましたが、箙(えびら)の意味が良く解りました。竹(矢竹)の服、と見えました。

 ”青葉の笛”で

 いまわの際まで持ちし箙に、残れるは”花や今宵”の歌  とある。

 平忠度の歌も、こんな箙に残っていたのだろうか。
 帰って、森繁久弥さんの”青葉の笛”を聞きました。