昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

膏薬医者

2019-10-11 12:50:49 | 日記
私に20年近く毎月通う整形外科がある。
 1時間ほど待たされて、3分程の診察を受ける。
 「悪いところはありませんか?」
 「ありません」
 「じゃ、いつもの薬を出しておきましょう」
 薬局で尿酸値を下げる錠剤を貰ってかえる。痛風の薬である。
 これを20年繰り返している。

 今年に入って、腰の痛みを訴えると
 「じゃ、貼り薬を出しましょう・・」と錠剤に貼り薬が加わった。

 先々月、寝起きの第一歩で足裏に痛みを感じるようになった。
 歩きだすと痛みは気にならない様になるのだが。
 先生に相談すると、少し触って診ただけで
 「貼り薬を張りなさい  」、これで貼り薬の量が少し増えた。
 
 桂枝雀さんの”葛根湯医者”と言う落語がある
 「頭が痛い?いけませんなあ、葛根湯を飲みなさい」
 「腹が悪い?いけませんなあ、葛根湯を飲みなさい」
 「どこが悪い?付き添いですか、退屈でしょう葛根湯を飲みなさい」
 この話を思い出した。
 
 腰は貼り薬で多少楽になるが、足裏には効果がないようである。