昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

神棚の掃除

2015-12-28 09:17:14 | 日記
 今日は大掃除です。
窓を開け放ち、寒いのを我慢しながらハタキでパタパタする。
普段と違うのは、窓とハタキの音位ですが、大掃除と聞かされている所為か
何となく大掃除をした気分になります。
小さな家で、大、を付けること程の事も無いのですが。

 神棚の掃除だけは亭主の出番になります。
部屋の隅の少し高い所で、特別大切にもされず、邪魔にもされず、長い間
年末のお札の交換と、社の埃を払って貰う事だけで耐えておられます。
榊を替えて、灯明を上げて、柏手を打って終了です。

 新築した時に神棚を奨められました。
予算は頭の隅にも無かった年齢で、万事屋で小さな神棚を求めました。
予定した置き場所の上は子供部屋になっています。いくら不信心でも神様の
上を人が歩く、これは失礼だろう位の事は考えました。
 先輩に相談すると、神棚の上の天井に、天と書いた紙を貼れば良いというの
です。神様も貧乏人の住宅事情は良く御存知なのです。

 家も築40年ともなりますと、あちこち修理を致しました。車にいたっては
何台も乗り換えました。が、神様のお住まいは40年前と少しも変っておりません。
”天”の文字一つで40年間堪えていただき、一家をお守りくださいました。
 宝くじでも当たれば、家を建て替えて、立派な神棚を作るつもりです。
神様、来年も宜しくお願い致します。