昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

年末ジャンボ10億円明日が締切

2015-12-21 19:54:46 | 日記

 今日スーパーで会社時代の先輩に会った。5年振りである。
この人は都会育ちだが、定年後山奥の奥さんの実家の田圃を守って、農業は難しいと言いながらも
楽しんでいる人である。

 今日は近所の人に頼まれて、宝くじを買って帰る、6千円預かって来たという。
現役時代、この時期になると職場でお金を出し合い宝くじを買うのが流行った。
“買わねば当たらぬから反対はしない、が、沢山買って当たるものでもない、確率を考えてみろ!“
このご意見を尊重して、1枚買えるだけの金を出し合い買ったものである。
お説の通り、10枚20枚と買う職場もあったが、当たったと聞いた事がなかった。

 彼の叔父さんは東大理学部で数学科を専攻し参考書も出した人である。血筋なのだろう彼も数学に
滅法強い人で、難しい問題でも即座に解いてくれ解りやすく解説もしてくれた。
“確率を考えろ!”にはそれなりの説得力があったのである。
彼もご近所の頼みでは、無駄だから沢山買うのは止めておけとは言い出せなかったのだろう。

 その彼が一時期競艇に凝った事がある。競艇場でよく見かけると人伝手に知ったのだがそのことに
触れる者いなかった。が、戦績は翌日の機嫌ですぐに解った。
 結婚を機に止めたと聞いたが、宝くじの確率と競艇の勝率の相関関係はどうであったのか、今も聞け
ずにいる。