昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

モ-ルス

2020-12-15 09:34:05 | 日記
 私に、60年来の親友が二人いる。
共に酒好きで、ゴルフが趣味で、今でも年に2,3回(ゴルフ+酒を)会うのを楽しみにして
いる。夜の酒が主、ゴルフは昼間の時間潰ぶしで、褒め殺しのスコアメイクが又楽しい。
 80才近くなると流石に酒量は落ちて、話題も体力減退、健康問題が多くなってきた。
この春集まった時の話題が認知症、3人でボケ防止に何かに挑戦しようという事になった。
 中の一人が、モ-ルスはどうだと言い出した。
”西部劇で鉄道を西部西部へと敷設するだろう、その時駅の電信がカチカチ鳴っているだろう、
隊長インディアンが電線を切りました連絡できません!、あのモールスよ”
我々は、OK牧場の決闘、年代である。すぐにモ-ルスを覚える事に決定した。
 アルハベッドと数字の符号を覚えたころ、国家試験3級を受けるから勉強しておけと参考書
を指定してきた。別の一人が、詳しく調べたらしく、3級は中学生が受ける試験だ。孫の様な
子と一緒に受験するのは恥ずかしい、2級にしろと言って来た。覚える量が増えるが指示には
逆らえぬ、2級を受けることになった。
 国家試験と名の付く試験は50年ぶりである。死闘が始まった。7月初旬の事である。
10月に入って、受験を申し込んだ、受験料も立て替えておいた(8000円?)、もう逃げら
れんぞ、の連絡。
 12月6日受験しました。周りは年配者ばかり。今の中学生は OK牧場の決闘 を知らな
いだろうと確信。言い出しっぺは自信満々、私ともう一人は立替の受験料を払うのが惜しい様な。
その日はコロナ禍もあり飲まずに別れました。
 12月22日に合否の連絡が来ます。