かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

ウイルスバスターで不具合

2005年04月24日 | 日記
サポート情報
ウイルスバスター原因でシステム障害 発売元が陳謝

23日の朝にトレンドマイクロ社のウイルス対策ソフト、ウイルスバスターのウイルスパターンファイルに不具合が生じて多くの利用者のパソコンが使用出来ない状態になりました。
パターンファイル2,594.00をアップデートした際にCPU使用率が100%になり、最悪の場合使用不能になりました。読売新聞・朝日新聞・日本経済新聞などの報道機関やJR東日本などでは大きな被害が出たようです。私の勤めている某Y社でもウイルスバスターコーポレートエディションを導入していますので、月曜日の朝どうなっているのかが非常に不安です。
私の自宅のパソコンも一台が使用不能になってしまいました。
ただ、うちの場合は別にサブマシンが有ったので原因が分かりましたが、一台しか無かったらどうしようもなかったと思います。実を言うとサブマシンはwindows98のvaioノートなんですが、このマシンにも数日前まではウイルスバスター2005をインストールしてあったんですが、パターンファイルがダウンロード出来ない不具合が起きていたのでアンインストールしていて事無きを得ました。まあ今回の不具合はWindows XPのSP2またはWindows Server 2003を入れているマシンにしか起きなかったようなので、元々関係無かったようですが。
トレンドマイクロ社では今日、マヘンドラ・ネギ代表取締役CFO(最高財務責任者)などが謝罪会見を開いたそうですが、問題なのはトレンドマイクロ社の事後の対応だと思います。サポート情報をインターネットで流していても、1台しか無いパソコンが使用不能になってしまっている個人の使用者は確認のしようが有りません。昨日はサポートダイヤルには10万件を越える問い合わせの電話が有りながら、電話・メール・FAXを含めて約4000件しか対応出来なかったそうです。
元々インターネットでのパターンファイルの頒布というのは相当難しい事だと思います。使用者によってマシンもOSも様々な環境が有り、全ての環境で使用して問題が無いようにテストしてからパターンファイルを頒布するのは不可能に近いでしょう。
それだけにトレンドマイクロ社は万一に備えてサポートダイヤルなどは多数の問い合わせに対応出来る体勢を整えておく必要が有ったと言えます。当然コストが余計に掛かる分、値段が上がる事になるかも知れませんが。
それにしてもウイルス対策ソフトのパターンファイル更新やWindows Updateなどは便利な反面、非常に危険をはらんでいる事が再認識出来た気がします。私は過去にWindows UpdateでDirect Xを更新したら異常が出て再インストールせざるを得なくなった事も有るのですが、他にも被害が出ている人も居るのではないでしょうか?私だけがツイていないという可能性も否定出来ませんが。
ウイルス対策ソフトはウイルスの被害が相次いでいる現在では必要不可欠な存在になりつつあります。このような事故が有ったからとは言え、ウイルス対策ソフトを使わないという訳にはなかなか行きません。今回の事件を大いなる教訓にしてトレンドマイクロ社には頑張って欲しいと思います。ウイルス対策ソフトを提供している他社も他所事にせずに教訓にしてくれればと願っています。
明日は会社のパソコンがどうなっているかによって、「システム課主任」のかねぴ~の仕事は左右されそうです。不具合が起きていないことを祈るのみです。

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