かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

アメリカンオークス シーザリオ圧勝で快挙達成!

2005年07月04日 | 競馬
かねぴ~は昨日は日曜の夜なのに夜更かししてF1中継を見てました。
結局最後まで見てしまったので、今朝は寝不足でしたが、出社前にアメリカンオークスの中継を見ました。グリーンチャンネルでの中継でしたが、今日はノースクランブルでの放送でした!
去年は桜花賞馬ダンスインザムードが出走して2着に入ったこのレースに、今年はオークスを制したシーザリオが出走しました。かねぴ~は日本での5戦のレースぶりを見る限り、シーザリオの実力であれば充分勝負になると思ってました。
2番人気に推されたシーザリオはスタートから好位3番手に付けました。日本でのレースぶりとは違ったので見ていて心配でしたが、3コーナーから先頭に立ち後続馬を引き離しに掛かりました。正直予備情報がほとんど無かったので他の馬は良く分かりませんでしたので、いつ他馬が差して来るか心配でしたが1:59.03のレコードタイムで2着に4馬身差でゴールイン!見事海外GⅠ制覇・日米オークス制覇を果たしました。
日本調教馬が海外GⅠを勝ったのは同じ福永騎手のエイシンプレストンが香港でクイーンエリザベスⅡ世カップを勝って以来2年2ケ月ぶり、父内国産馬の海外GⅠ制覇は初の快挙となりました。
日本の競馬界にとってアメリカ遠征は「鬼門」といった感じが有りました。今となっては「伝説」となっている1959年のハクチカラのワシントン・バースデーハンデ制覇以来、46年の間に何頭もの名馬が挑んでも1勝も挙げられませんでした。日本競馬の最強馬シンボリルドルフの敗北に始まり、ヒシアマゾン・タイキブリザード・ダンスインザムードなどが敗れ、モーリスドギース賞で欧州GⅠを制したシーキングザパールもアメリカでは勝ち星を挙げられませんでした。そういった流れも有ってか、近年の日本馬の海外遠征先は欧州・UAE・香港が主でアメリカに遠征する馬は数少なくなってしまいました。今回の勝利で凱旋門賞・ドバイワールドカップと並ぶ競馬界最高峰のブリーダーズカップへの日本馬挑戦に道筋が付いてくれる事を期待したいと思います。福永騎手・角居調教師・関係者の皆様、本当におめでとうございます。シーザリオの秋競馬での活躍も期待しています。
それにしても今年の3歳世代は牡馬牝馬共ハイレベルですね。ディープインパクト・シーザリオ・ラインクラフトは今後の海外での活躍が楽しみです。

シーザリオが米G1制す アメリカンオークス

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宝塚記念回顧 スイープトウショウ差し切り勝ち

2005年06月27日 | 競馬
昨日は競馬の宝塚記念がありました。春競馬の総決算の古馬最強馬決定戦といった位置付けですが、タップダンスシチーとゼンノロブロイの古馬2強対決ムードが濃厚なレースになりました。天皇賞後のヒシミラクルとザッツザプレンティの2頭の故障引退、外国招待馬や天皇賞馬スズカマンボの不出走、安田記念組の出走も1頭のみで、注目の2冠馬ディープインパクトの登録も無かった事で盛り上がりに欠けてしまったことも否めませんでした。
1番人気は前年覇者の8歳馬タップダンスシチーになりました。前走金鯱賞では同一重賞三連覇を達成して宝塚記念連覇に向けて順調に駒を進めて来ました。ただ去年に比べて金鯱賞後に早めに調教を始めた割に直前の調教タイムは今一つだったので、仕上がりが分かり辛い感じでした。
それに比べて2番人気のゼンノロブロイは6ケ月ぶりのレースでしたが、5月中旬から豊富な調教を消化して来ていたので仕上がりは良さそうに見えました。ただ厩舎の先輩シンボリクリスエスも同じローテーションで負けているだけに不安要素を抱えての出走でした。
レースは各馬揃ったスタートからシルクフェイマスが先頭を伺いましたが、強引にコスモバルクが先頭を奪いました。タップダンスシチーは4番手に控えて、ゼンノロブロイはその直後に付けました。ペース自体は落ち着いていましたが、先頭争いが激しかったので前半がハイペースの展開になり先行した馬にとっては厳しい流れでした。3コーナーで早くもタップダンスシチーが仕掛けて先頭を奪って後続馬を引き離しに掛かりました。直後にはリンカーン、ゼンノロブロイが追走して直線を迎えました。タップダンスシチーは直線で追い出しに掛かりましたが伸びが無く、リンカーン・ゼンノロブロイ・サンライズペガサスが先頭を争っていましたが、外からスイープトウショウが一気に先頭に立ちました。更に大外からはハーツクライが追い込みましたがスイープトウショウが首差凌いで2:11.5でゴール。首差2着にハーツクライ。ゼンノロブロイが3着、直線で一旦は先頭に立ったリンカーンは4着でした。タップダンスシチーは7着に敗れてしまいました。
スイープトウショウは11番人気と人気薄でしたが見事な差し切り勝ちでした。休養明けの都大路Sで5着に敗れた事で安田記念が10番人気でした。そこで2着に好走したにも関わらず、牝馬である上に距離延長が嫌われたのか今回も人気の盲点になっていました。今回は追い込み有利なペースになった事も大きかったですが、池添騎手の巧みな手綱捌きも勝因の一つだと思います。牝馬の宝塚記念制覇は39年ぶりだそうです。スイープトウショウの関係者の皆様、おめでとうございます。今回中距離で実績を残したことで秋シーズンは天皇賞やエリザベス女王杯での活躍が大いに期待できると思います。
2着のハーツクライはダービー以降長い間低迷が続いていましたが、天皇賞(春)の調教で坂路の自己ベストを1秒以上更新するなど調子が上向いていたのでしょう。この馬には長距離よりも中距離の方が向いていたと思います。追い込み馬なだけに勝ち切れないレースが多い馬ですが、長い直線で末脚が生かせる秋の天皇賞では面白い存在になるかも知れません。
ゼンノロブロイはリンカーンを交わしてからの伸びが一息でした。馬体重は-8キロでしたが馬体が去年に比べて寂しい感じがしました。秋のGⅠ3連勝時は体重を増やしながら勝っていたので、調教は豊富だったとは言え今回は本調子では無かったという事だと思います。今後は海外遠征が控えていますので、是非頑張って欲しいと思います。去年の調子に戻せれば海外でも充分勝負になると思います。
リンカーンは積極的なレース運びでタップダンスシチーを交わして先頭に立つまでは良かったんですが、その後思ったほど伸びませんでした。実に惜しいレースだったと思いますが、この馬がGⅠを勝つためには実力をもう1ランク上げる必要が有りそうです。
タップダンスシチーは先行馬に苦しい展開になった事も確かですが、並ばれてから大した抵抗も出来ずに後退してしまいました。金鯱賞の勝ちタイムが前年より遅かった事や直前の調教タイムを見ていると本調子に一息の仕上がりだったように思います。8歳馬だけに年齢的な衰えも有ったのかも知れません。今後は取捨が難しくなりました。

さて、問題の今回のかねぴ~予想は
◎15タップダンスシチー
○11スイープトウショウ
▲6ゼンノロブロイ
△8サンライズペガサス
△9リンカーン
△4ハーツクライ
注5ボーンキング
としていましたが、1・2着馬をマークしていながら「絵に描いたような縦て目」を食らってしまいました。井崎先生の馬単一点買い的中には驚きました。
11番人気のスイープトウショウを対抗にしたのは我ながら良い狙いだったと思うんですが、タップダンスシチーの取捨で失敗してしまいました。8歳馬が単勝1.8倍という事で迷ったんですが、思い切って切るべきでした。今回の失敗を反省して秋のGⅠに活かしたいと思います。

今年の春のGⅠ予想は4勝4敗でした。収支はプラス計上できたので良かったです。好調の要因としては、今まで「あまり好きではないタイプの馬を抑えた」のが良かったようです。桜花賞のラインクラフトやオークスのエアメサイアなどは今までなら買わないタイプの馬でしたが、拘らずに当てに行ったのが正解でした。普段はこんなに収支は良くないんですが、ブログに予想を載せる緊張感が良かったんだと思います。秋のGⅠもプラス収支を目指して頑張りたいと思います。

第46回宝塚記念(GI)

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宝塚記念出走馬確定

2005年06月26日 | 競馬
一昨日、6月26日に阪神競馬場で行われる宝塚記念の枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

今回のかねぴ~予想
◎15タップダンスシチー
○11スイープトウショウ
▲6ゼンノロブロイ
△8サンライズペガサス
△9リンカーン
△4ハーツクライ
注5ボーンキング

枠番・馬番・馬名・性齢・騎手・厩舎の順
1-1 シルクフェイマス(牡6・四位洋文・鮫島一歩)
2-2 ビッグゴールド(牡7・和田竜二・中尾正)
2-3 トウショウナイト(牡4・武士沢友治・保田一隆)
3-4 ハーツクライ(牡4・横山典弘・橋口弘次郎)
3-5 ボーンキング(牡7・武幸四郎・松田国英)
4-6 ゼンノロブロイ(牡5・K.デザーモ・藤沢和雄)
4-7 コスモバルク(牡4・千葉津代士・田部和則)
5-8 サンライズペガサス(牡7・松永幹夫・石坂正)
5-9 リンカーン(牡5・福永祐一・音無秀孝)
6-10 ヴィータローザ(牡5・小牧太・橋口弘次郎)
6-11 スイープトウショウ(牝4・池添謙一・鶴留明雄)
7-12 アドマイヤグルーヴ(牝5・武豊・橋田満)
7-13 サイレントディール(牡5・渡辺薫彦・池江泰郎)
8-14 スティルインラブ(牝5・幸英明・松元省一)
8-15 タップダンスシチー(牡8・佐藤哲三・佐々木晶三)

春競馬の総決算である宝塚記念ですが、今年は有力馬の故障などが相次ぎ2強ムードが濃厚なレースになりました。かねぴ~の春競馬予想はここまで4勝3敗できているので、是非当てて春競馬を締め括りたいと思います。
8歳にして本命になっているタップダンスシチー。去年の宝塚記念で7歳(旧表記で8歳)にしてGⅠ制覇という偉業を達成し、凱旋門賞に遠征。帰国後の有馬記念では調子は一息だったにも関わらずゼンノロブロイのレコードに0.1秒差の2着と健闘しました。今年も去年と同じく金鯱賞を勝って宝塚記念に駒を進めてきました。ただ前売オッズで単勝1.8倍というのは買い被り過ぎだと私は思います。タップダンスシチーにとってはペース配分が全てだと思います。先行馬にとっては圧倒的1番人気になる事自体が目標にされるだけ不利になるので、いかにスローペースに落とせるかが問題になりそうです。
昨年の秋GⅠ3連勝を達成したゼンノロブロイ。それまでのGⅠでの「イマイチ君」ぶりが別な馬なような変貌振りでした。私の周りの競馬ファンの間では、去年の秋は放牧先からゼンノロブロイとシンボリクリスエスを取り違えて連れて来たんじゃないかとの憶測まで流れています。
そのゼンノロブロイは今回は有馬記念以来6ケ月ぶりのレースになります。ゼンノロブロイは過去に休養明けの日経賞と京都大賞典で格下馬に足元をすくわれている上に、同厩舎のシンボリクリスエスが過去に同じローテーションで5着に敗れているだけにGⅠ3勝馬とは言え本命には扱い辛いです。実力は認めますが、勝ち負けまでとなると難しいと言った感じです。しかも今回は海外遠征を控えた1戦ですので、ここで一杯に仕上げて来る可能性は低いと思います。
今回は2強ムードが漂っていて、3番手以降は大混戦になっています。ただ2強の馬連オッズが2倍台なので、かねぴ~としてもゼンノロブロイ-タップダンスシチーの馬連を外して予想せざるを得ません。3番手としては人気薄ですがスイープトウショウにしたいと思います。去年は秋華賞を制して今春は安田記念で牡馬を相手に2着と健闘しました。ここ最近の4走の上がり3ハロンが33.1~34.0秒と短距離~中距離での末脚は確実に伸ばして来る馬です。今回は池添騎手の一発に期待したいと思います。
大阪杯で3年ぶりの勝利を挙げて復活したサンライズペガサス。これで阪神競馬場での成績は4勝2着1回のパーフェクト連対が続きました。前走の天皇賞では距離適性も有ってか14着と全くレースになりませんでしたが、得意の阪神競馬場での中距離に戻る今回は見直す必要がありそうです。
天皇賞で6着と敗れたリンカーン。去年の宝塚記念3着馬ですが、今回はかなり人気薄になっています。ただ去年の天皇賞13着惨敗と比べて今年の天皇賞の方がレースぶりに進境が有りました。レースの上がりタイムは2番目でしたし、外を回って0.6秒差で有れば悲観するような内容では有りません。去年も巻き返しているだけに、今年も得意の阪神コースに戻って好走出来る可能性は有ると思っています。
去年のダービー2着以来良い所が無く6連敗しているハーツクライ。追い込み一辺倒なだけに成績が安定しないのは仕方無いところですが、なかなか光明の見えるようなレースが有りません。今回も難しい一戦だとは思いますが、天皇賞では坂路で50秒台の好タイムをマークして調子を上げて来ました。今回は展開次第になりますが、追い込み向きの展開になればチャンスが有るかも知れません。
注目は3年ぶりに復帰したボーンキングです。競走馬にとって3年という休養期間はあまりに長過ぎました。7歳という年齢を考えると復帰させずに引退していてもおかしくないところです。敢えて復帰させてきたところに注目したいと思います。アグネスタキオン・クロフネ・ジャングルポケット・マンハッタンカフェなどと戦ってきたキャリアを生かして欲しいところです。たた屈腱炎を抱えているだけに無事に走って来て欲しいという思いを込めて「注」としたいと思います。
中央競馬に出走する度に毎回注目が集まるコスモバルク。私の好きな馬でダービーでは本命を打っただけに復活を期待したいところですが、有馬記念以降のこの馬のレースぶりを見ていると良い時に比べて「レースに気持ちが向かっていない」ように私には見受けられます。ここでも正直勝ち負けは難しいと思います。是非休養して立て直して欲しいと切望して止みません。コスモバルクの関係者の皆様には苦しい戦いが続きますが頑張って頂きたいと思います。
天皇賞好走組の2着馬ビッグゴールド、4着馬トウショウナイトにとっては今回は正念場の一戦になると思います。1000mの距離短縮・コース替わりを考えると今回は軽視せざるを得ません。ペース次第では上位浮上も有り得るかも知れませんが。

今回のかねぴ~予想としては
◎15タップダンスシチー
○11スイープトウショウ
▲6ゼンノロブロイ
△8サンライズペガサス
△9リンカーン
△4ハーツクライ
注5ボーンキング
といった感じで行きたいと思います。正直なところ6-15の馬連では勝負にならないので、無理矢理別な馬を狙って行っている感じの狙いになってますが、今回は◎からの馬連流しで勝負したいと思います。

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安田記念出走馬確定

2005年06月04日 | 競馬
昨日、6月5日に東京競馬場で行われる安田記念の枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

土曜日時点のかねぴ~予想
◎5ダンスインザムード
○18ハットトリック
▲3ダイワメジャー
△12サイレントウィットネス
△16ブリッシュラック
△17テレグノシス
注13アドマイヤマックス

枠番・馬番・馬名・性齢・騎手・厩舎の順
1-1 アルビレオ(牡5・松永幹夫・白井寿昭)
1-2 フジサイレンス(牡5・五十嵐雄祐・田子冬樹)
2-3 ダイワメジャー(牡4・柴田善臣・上原博之)
2-4 オレハマッテルゼ(牡5・蛯名正義・音無秀孝)
3-5 ダンスインザムード(牝4・K.デザーモ・藤沢和雄)
3-6 ローエングリン(牡6・後藤浩輝・伊藤正徳)
4-7 アサクサデンエン(牡6・藤田伸二・河野通文)
4-8 バランスオブゲーム(牡6・田中勝春・宗像義忠)
5-9 カンパニー(牡4・福永祐一・音無秀孝)
5-10 ボウマンズクロッシング(セン6・A.デルペッチ・D.オートン)
6-11 スイープトウショウ(牝4・池添謙一・鶴留明雄)
6-12 サイレントウィットネス(セン6・F.コーツィー・A.クルーズ)
7-13 アドマイヤマックス(牡6・武豊・橋田満)
7-14 ユートピア(牡5・安藤勝己・橋口弘次郎)
7-15 サイドワインダー(牡7・内田博幸・北橋修二)
8-16 ブリッシュラック(セン6・G.モッセ・A.クルーズ)
8-17 テレグノシス(牡6・勝浦正樹・杉浦宏昭)
8-18 ハットトリック(牡4・四位洋文・角居勝彦)

かねぴ~にとって安田記念は相性の良いGⅠなんですが、今年は日本馬に本命不在で強力な外国馬の出走と予想の難しいレースになりました。今回はGⅠ予想4連勝も掛かっているので、気合を入れて予想しました。

今回の最大の焦点は17連勝の香港最強馬サイレントウィットネスの出走です。前走香港チャンピオンズマイルで初めての黒星がついてしまったのが残念です。初めての1600m戦だっただけに難しい部分が有ったと思いますが、連勝を続けたまま安田記念に出走してくれれば盛り上がったのにと思います。今回は土曜日に雨が降って馬場が多少は軟らかくなったので、好走出来る可能性が出てきました。重不良の馬場では負けなしなので、この馬にとっては恵みの雨になるかも知れません。
そのサイレントウィットネスの連勝を止めた同厩舎のブリッシュラック。日本でも実績の有るロイヤルアカデミー産駒で5勝を1600mで挙げているマイラーなので注意が必要です。外国馬ではこの馬が大将格と見た方が良さそうです。外国馬にとっては東京競馬場の早い馬場への対応が好走する条件になると思います。
去年の皐月賞馬のダイワメジャーが休養明けのダービー卿CTを快勝して一躍安田記念の有力候補に名乗りを上げました。57.5キロを背負って2番手を先行して直線では大して追う必要も無く2馬身差勝ちと今まで見られなかったようなレースぶりでした。ノド鳴りを手術して本来の実力が発揮されるようになったのかも知れません。ただ不安要素としてはこの馬は左回りに勝ち星が有りません。左回りでも中山競馬場の時と同じようにスンナリ先行出来れば好走は充分可能だと思います。
京王杯SCで9着に敗れたダンスインザムード。去年の桜花賞馬でマイルCSでもデュランダルの2着に入っている馬なので、前走は休養明けで初の1400m戦という事で悪条件が重なった結果なので度外視しても良いと思います。サンデー×ダンシングキィの血統は全兄ダンスインザダークのデビュー戦も1600mでしたし、全姉ダンスパートナーの戦績からも1600mへの適性は高いです。ただ京王杯の時にはイレ込みがひどかったので、今回はレース前に落ち着いている事がこの馬の好走の条件になると思われます。馬体重も多少は増えていた方が良さそうです。
京王杯SCを快勝したアサクサデンエン。オープンで一歩足りない馬が前走では先行して抜け出す競馬でレコード勝ちという好走を見せました。本来はマイル戦に良績の有る馬ですし今回も人気が集まらないようであれば狙い目が有ると思いますが、前走には後藤騎手一世一代の好騎乗が有った事も確かです。ペースが早くなった場合に前走のように先行出来るかどうかは微妙だと思います。
マイラーズCで1番人気で9着と敗退したハットトリック。4連勝中の勝ち方に比べて不利が有ったとは言え9着は負け過ぎだったと思います。連勝中ずっと減っていた馬体重と、東京新聞杯から2ケ月半空いたのが悪い方に出たと思います。今回は多少でも馬体重の回復が必要だと思いますので、当日の馬体重をチェックする必要が有りそうです。
トライアルの京王杯SCで多少脚を余して4着に敗れたアドマイヤマックス。今年はスプリントでGⅠ制覇を果たして注目されていますが、昨年のマイルCSでは6着に敗退しています。マイルGⅠでは1歩足りないという印象が否めませんが、武豊騎乗となればマークしなければいけません。サンデー×ノーザンテーストの血統はマイル適性が高いので、この馬とダイワメジャーには注意が必要だと思います。
京王杯SCで3着だったテレグノシス。全5勝が東京コースのスペシャリストですが、休養明け2戦目で3着は不満が残る成績でした。安田記念で好走する為には去年と同じように470キロ前後まで減った方が良いと思います。NHKマイルC以来3年間GⅠから遠ざかってますが、欧州遠征で好走した事も有る馬なので、まだまだ見限れないという印象です。
その他にも2年連続安田記念1番人気のローエングリン、京王杯2着のエガオヲミセテの全弟オレハマッテルゼ、重賞の常連バランスオブゲームなどが居ます。

今回のかねぴ~の予想は、
◎5ダンスインザムード
○18ハットトリック
▲3ダイワメジャー
△12サイレントウィットネス
△16ブリッシュラック
△17テレグノシス
注13アドマイヤマックス

といった感じになりました。今回は当日のパドックや馬体重を見ないと買えない部分が多いレースです。なんとか当てて誕生日を飾りたいと思います。
個人的には今回の安田記念、香港馬ボウマンズクロッシングの父ドルフィンストリート(94年安田記念3着馬)という欄を見て懐かしさと共に年齢を実感してしまいました。

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日本ダービー(東京優駿)回顧 ディープインパクト圧勝

2005年05月30日 | 競馬
昨日は競馬の日本ダービー(東京優駿)がありました。牡馬クラシックの二冠目ですが、今年のダービーは何と言っても注目はディープインパクトでした。スタートで出遅れた皐月賞でも圧勝した事で、無敗のダービー馬誕生、と言うより無敗の三冠馬の誕生を期待して多くのファンが東京競馬場に集まりました。前々日から単勝オッズが1.1~1.2倍と一本被りの状態でした。
そのディープインパクトはパドックで今まであまり見せていなかった位落ち着きが有りませんでした。首を激しく上下に振ったり、尻跳ねをしたりと普通の馬であれば馬券を買いたく無くなるような様子を見せていました。ダービーの異様な雰囲気のせいも有ったと思います。ただ色々と関係者をてこずらせている割には発汗がほとんど見られなかったのはさすがです。
スタートでは皐月賞ほどでは有りませんが、やはり半馬身ほど出遅れて後方からの競馬になりました。皐月賞2着のシックスセンスも出遅れてしまいました。コスモオースティン・シャドウゲイトなどが先行して、インティライミ・ダンツキッチョウあたりは先行集団の好位に付けました。その後ろあたりにアドマイヤジャパンが付けましたが、距離不安も有ってか皐月賞よりも位置取りが後方です。ディープインパクトはマイネルレコルト・シックスセンスなどと後方4~5番手を進みました。前半1000メートルを59.9秒の平均ペースで推移しました。4コーナーにさしかかってインティライミが最内から先頭に立って後続を引き離し始めて、ディープインパクトは馬群の外に持ち出して進出を開始しました。直線坂上でディープインパクトはインティライミを捕らえると、あとは後続を引き離す一方で2:23.3のレコードタイで優勝。5馬身差の2着には早目先頭のインティライミ、更に2馬身1/2差の3着にシックスセンス。4着には中団から差してきたアドマイヤフジ、5着には後方から追い込んだマイネルレコルトが入りました。ニシノドコマデモが6着、ローゼンクロイツは8着、アドマイヤジャパンは10着、ダンツキッチョウは13着に敗れてしまいました。
まずディープインパクトの関係者の皆様、二冠達成おめでとうございます。特に池江泰郎調教師にとっては初の日本ダービー制覇ですね。おめでとうございます。今後は三冠を目指して非常に重圧も有ると思いますが、菊花賞も是非頑張って頂きたいと思います。
ディープインパクトは今回のレースでも進化を見せたと思います。弥生賞・皐月賞と早目に追い上げて大外を回した事で上がりタイムは34秒台でしたが、ダービーでは楽な感じで馬群の外を追い上げて来て直線では上がり33.4秒の末脚を繰り出しました。これでは他馬は勝負にもなりません。調教を充分積んで、デビュー以来多少減少していた馬体重も+4キロと回復して仕上がりが絶好でした。今後は今回も出遅れたスタートやサンデー産駒特有の入れ込み癖などの課題を克服する必要が有りそうです。秋には三冠を目指す事になりますが、是非無事に夏を過ごして秋競馬に備えて欲しいと思います。競馬で名馬の故障引退ほど悲しい物は無いので、ディープインパクトには無事に行って欲しいと願っています。
5馬身差を付けられてしまいましたが、2着のインティライミは賞賛したいと思います。もし今回のダービーにこの馬が出走していなかったら、ディープインパクトは直線で全くの独走になってしまっていたと思われます。レース前から佐藤哲三騎手・佐々木晶三調教師とも、「ディープインパクトを負かしに行く」「2着狙いのレースはしない」との言葉通りの積極的なレースぶりでした。前半は好位で折り合い、4コーナーで早目先頭に立ち、直線坂下までは一昨年のタップダンスシチーのジャパンカップを彷彿とさせるようなレースで「あわや」と思わせるシーンを演出しました。ディープインパクトには並ぶ間も無くかわされてしまいましたが、もしこの馬が居なかったら今回のダービーはレース内容が詰まらないものになってしまっていたと思います。勝ちに行く競馬をしながら3着に2馬身以上の差を付けての2着死守したのは価値が有ると私は思います。距離が伸びて良いタイプなので、菊花賞は期待出来そうです。ディープインパクトの三冠達成は楽しみですが、菊花賞では是非この馬には接戦に持ち込んで名勝負を演じて欲しいものです。
3着のシックスセンスはスタートの出遅れが今回も出てしまいました。同じポジションからでは決め手の差が出てしまうので、やはりディープインパクトよりは前のポジションに付けられなければ勝負になりませんね。馬体重はプラス12キロでしたが、仕上がり自体は良かったようです。今回のダービーは出走馬中でプラス体重だった3頭が上位を独占していたので、この時期に調教を積んで尚且つプラス体重という馬は調子が良い証拠という事だったと思います。シックスセンスは最近の善戦マンぶりが「ステイゴールド化」して来ているような気がします。早く2勝目を挙げて脱出して欲しいものです。
アドマイヤフジはレース間隔が詰まっていたので私には仕上がりが今一つに見えましたが、父アドマイヤベガという血統だけに東京2400mはベストだったのでしょう。直線で良く差を詰めて来たと思います。母アドマイヤラピスという事を考えると菊花賞の3000mは向いているように思えます。夏以降の動向に注目したいです。
6着のニシノドコマデモは3~4コーナーでポジションを下げてしまったのが痛かったです。あれだけ大外を回っていては勝ち負けにならないでしょう。それこそこの馬は50mくらいは余計に走ってしまったのではないでしょうか?
8着のローゼンクロイツは皐月賞に比べて落ち着いていましたが、どうも落ち着きが悪い方に出てしまったようです。
10着のアドマイヤジャパンはいつもより位置取りが後ろで見せ場も作れませんでした。血統的に距離が長過ぎたようです。横山典騎手の騎乗停止も痛かったですが、弥生賞以降のディープインパクトとの着差から考えると調子が下降線だったように思います。
13着のダンツキッチョウはインティライミと同じような位置取りで積極的なレースを進めましたが、4コーナーからズルズルと下がってしまいました。前走10キロ減っていた馬体重が更に減っていただけに調子が下がってしまっていたと思います。

今回のダービーはインティライミと佐藤哲三騎手の積極性がレースを盛り上げてくれました。強力なライバルが居なければ名馬(名勝負)は誕生しないと思います。競馬界は近年人気凋落が心配されて来ただけに、待望の名馬登場と言えると思います。今後ディープインパクトが名馬になる為にも、菊花賞までに強力な「夏の上がり馬」の出現を期待したいと思います。そして菊花賞では出走各馬がディープインパクトを負かしに行くようなレースを見せて欲しいものです。

今回の日本ダービーのかねぴ~予想は
◎5ディープインパクト
△14アドマイヤジャパン
△3ローゼンクロイツ
△13ダンツキッチョウ
△2ニシノドコマデモ
△15シックスセンス
注7インティライミ

の馬単流しでしたので、5.9倍的中で多少プラスになりました。これでGⅠ3連勝でブログ予想は4勝2敗になりました!
次の安田記念はかねぴ~の誕生日当日のレースになります。是非当てて明るく誕生日を迎えたいので、今週は更に気合を入れて予想したいと思います。

第72回東京優駿(GI)

武豊オフィシャルホームページ

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日本ダービー(東京優駿)出走馬確定

2005年05月26日 | 競馬
今日、5月29日に東京競馬場で行われる日本ダービーの枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

木曜日時点のかねぴ~予想
◎5ディープインパクト
△14アドマイヤジャパン
△3ローゼンクロイツ
△13ダンツキッチョウ
△2ニシノドコマデモ
△15シックスセンス
注7インティライミ

枠・馬番・馬名・騎手・厩舎の順
1-1 ブレーヴハート(K.デザーモ・加藤征弘)
1-2 ニシノドコマデモ(田中勝春・萱野浩二)
2-3 ローゼンクロイツ(安藤勝己・橋口弘次郎)
2-4 エイシンニーザン(柴田善臣・坂口正則)
3-5 ディープインパクト(武豊・池江泰郎)
3-6 アドマイヤフジ(福永祐一・橋田満)
4-7 インティライミ(佐藤哲三・佐々木晶三)
4-8 シャドウゲイト(小野次郎・加藤征弘)
5-9 コンゴウリキシオー(池添謙一・山内研二)
5-10 コスモオースティン(武幸四郎・高橋裕)
6-11 ペールギュント(小牧太・橋口弘次郎)
6-12 マイネルレコルト(後藤浩輝・堀井雅広)
7-13 ダンツキッチョウ(藤田伸二・山内研二)
7-14 アドマイヤジャパン(幸英明・松田博資)
7-15 シックスセンス(四位洋文・長浜博之)
8-16 シルクトゥルーパー(松岡正海・大久保正陽)
8-17 シルクネクサス(松永幹夫・岡田稲男)
8-18 ダンスインザモア(蛯名正義・相沢郁)

かねぴ~は今回の日本ダービーは絶対当てたいと思っているので、今週は週刊競馬ブックと週刊ギャロップの2誌買いで気合を入れて予想しています。
今年のダービーはディープインパクトvs他の17頭と言っても過言では無い位、一頭に注目の集まっているレースです。
その注目のディープインパクトですが、4戦4勝で皐月賞を圧勝した段階で既に「サンデーサイレンスの最高傑作」という評価がなされつつ有ります。私の場合は超が付くほど気が早い人間なので、デビュー戦を見た段階で既に最高傑作だと思っていますが。
そんな私ですから、今回も当然本命視しています。ダービーで不安要素として調子落ちを考えていましたが、2週前の18日のウッドで78.1-63.7-50.4-37.3-12.0(一杯追う、古馬1000万ハツラツの外3F併0.2秒先着)と皐月賞時を上回るタイムを出しているので心配は無さそうです。左回りは今回が初めてになりますが、皐月賞では素直に手前を替えられるようになっていたのでコーナリングさえこなせれば問題は無いと思います。心配された雨も降らないようなので、ディープインパクトにとって最大の難関は出遅れる心配が多い先入れでの内枠からのスタートかも知れません。スタートさえ無難にこなせば二冠達成は確実と言えるでしょう。
ディープインパクトの圧倒的な決め手を考えると、ディープより前で勝負する馬でないと直線で勝負にならないと思われるので、皐月賞組ではアドマイヤジャパンを取り上げたいと思います。前走皐月賞では5番手から直線早目に先頭に立ちましたが、思ったほど伸びが無くシックスセンスにも交わされて3着に敗れました。外枠から好位のインを取る為に前半から脚を使ってしまった上にペースが早めだったのが最後に響いたと思います。今回は横山典騎手の騎乗停止で幸騎手に乗り替わりになりますので不安材料が多いですが、強力な逃げ馬の居ない今回のダービーはスローペースが予想されるので、先行して34秒台の上がりタイムが出せるこの馬の脚質は2着候補には有力だと思います。
皐月賞では後方からの競馬で9着と惨敗だったローゼンクロイツ。イレ込みがきつかった上に2コーナーで接触、位置取りも後ろに付け過ぎた感じで末脚を伸ばせませんでした。休養明けに好走した事で2走ボケが出た感じも有りました。不利な条件が重なった前走は度外視しても良いと思います。今まで好走しているレースは全てスローの上がり勝負なので、今回スローペースに落ち着けば面白いと思ってます。
札幌2歳Sでストーミーカフェの2着に入った後、休養していたダンツキッチョウ。休養明けのすみれSでは直線で気を抜きながらも勝ち、ダービートライアルの青葉賞ではスタートで後手を踏みながらも好位に付けて直線では他馬に追い上げられても最後まで抜かせない勝負根性を見せました。賞金的に出走可能だった皐月賞をパスしてダービー一本に絞ったローテーションと、サンデーサイレンス×パーソロン×セダン×ヒンドスタンというダービー馬を輩出しているサイアーを並べた牝系血統は非常に魅力です。青葉賞は僅差の競馬だったので勝ち方の印象が薄かったですが、マイナス10キロの馬体重と出遅れを克服してのものなので勝ち方以上の実力を評価出来ると思います。ただ藤田騎手は早い段階から「ディープを負かせるのはうちの馬しか居ない」と言っているだけに、ディープインパクトを負かしに行った場合に2着確保も危うくなる可能性が高いので、連軸にするのは難しい馬です。
青葉賞でゴール前の伸び脚が一番目立っていたニシノドコマデモ。弥生賞では見せ場が作れませんでしたが、東京コースの出走経験が生きたと思います。本番と同じコースで上がり34.1秒を出せたのは大きな収穫です。この馬はキングヘイロー産駒で母馬はセイウンスカイの半妹というダービーでスペシャルウィークに敗れたコンビの血統だけに、スペシャルウィーク産駒のインティライミには負けられない一戦でしょう。
皐月賞は12番人気で2着に入り波乱を演出したシックスセンス。皐月賞で人気薄で2着に入った馬のダービー成績が芳しくないのは不安ですが、今までの一歩足りないレースぶりからの進境を見せたと思います。血統的にサンデー×デインヒルの組み合わせは意外な程今まで活躍馬が出ていませんが、そろそろ活躍馬が出てもおかしくないと思います。ディープインパクトとの2馬身1/2差は決定的に見えますが、2着争いなら充分圏内に居ると考えています。
京都新聞杯を僅差で制したインティライミ。着差は僅差でしたが、直線早目先頭の素人目には強引なレース運びだったので、この馬は底力は相当なものを持っていると想像出来ます。東京コースでゆったりした流れになると末脚の生きる競馬になりそうです。ただ佐藤哲三騎手と佐々木晶三調教師は勝つか着外かというレースをすると言っているようなので、確実性は期待出来なそうです。一発の魅力に期待して「注」にしました。
今回はディープインパクトの1着は非常に堅そうなので、5番から△注各馬に馬単流しで勝負する予定です。ただ当日の馬体重をチェックしてみないと買えないので、まだ予想は変わるかも知れません。予想を変える場合は改めてアップする予定です。


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オークス回顧 シーザリオ豪快に差し切り勝ち

2005年05月22日 | 競馬
今日は競馬のオークス(優駿牝馬)が有りました。牝馬クラシックの二冠目ですが、今年は桜花賞馬のラインクラフトがNHKマイルカップに出走した事で、桜花賞2着のシーザリオが圧倒的な一番人気に支持されて注目が集まりました。
今年の出走馬には3勝馬も少なかったので、シーザリオに人気が集まりましたが、単勝1.5倍は買い被り過ぎに私には思われました。桜花賞馬のNHKマイルカップでの好走もあって桜花賞上位馬が過剰人気になったのでしょう。
スタートからエイシンテンダーがジェダイト・アスピリンスノーなど逃げると思われた各馬を制して先頭に立ちました。エアメサイアは中団、その直後にディアデラノビアが付けました。シーザリオはスタートが遅れて後方3番手からの苦しい位置取りになりました。エイシンテンダーが前半1000mを1分3秒前後のスローペースに持ち込み、4コーナーまで差し掛かりました。エアメサイア・ディアデラノビア・レースパイロットあたりが進出を開始しましたが、シーザリオは後方で進路が狭まり前に迫れません。坂を上がってエイシンテンダーをエアメサイアが捕らえて先頭に立ち、その外からディアデラノビアが並び掛けて来ましたがシーザリオが桜花賞の再現のような豪脚で外から猛然と追い込んできました。
ゴールではシーザリオが首差差し切って2:28.8でゴール。2着にエアメサイア、更に首差の3着にディアデラノビア、逃げたエイシンテンダーは4着、レースパイロットは9着、ジョウノビクトリアは14着でした。
今回のレースでもシーザリオには驚かされました。桜花賞では鋭い追い込みを見せていましたが、私は決め手ではディアデラノビアが一枚上手だと思っていました。そのディアデラノビアよりも道中後ろの位置取りだったので、この時点で負けるだろうと思いました。本命にはしていましたが、この馬が上がり33.3秒の豪脚が繰り出せる馬だとは予想出来ませんでした。福永騎手もインタビューで馬に勝たせてもらいましたと言っていましたが、シーザリオは本当に一戦ごとに強さを再認識させられる馬です。秋以降の活躍が大いに期待出来ると思います。
2着のエアメサイアは武豊騎手の好騎乗だったと思います。ディアデラノビアより前の中団で折り合い、4コーナーでも一歩前で仕掛けて完全な勝ちパターンに持ち込んでいました。シーザリオとは決め手の差なので仕方が無いでしょう。かねぴ~は当初予想から外す予定でしたが、混戦で武豊騎手の手腕が生きる展開になると思って直前に変更しました。良い方の想定の範囲内になってくれました。
3着のディアデラノビアは気性の難しさでレース前に消耗してしまったのが最後に応えてしまったと思います。外から追い込んできた時には差し切るかと思いましたが、最後の100mで止まってしまいました。首+首差の3着というのは惜しいレースでした。今後はレース中の折り合い以前にパドック→本馬場→スタートまでにいかに落ち着いてレースを迎えられるかが課題になると思います。
4着のエイシンテンダーは武幸四郎騎手の好プレーだったと思います。スローペースは予想されていましたが、先頭に立って絶妙のペースに持ち込みました。直線坂上まで頑張っていましたが、上位三頭とは決め手の差が出てしまいました。惜しい競馬だったと思います。
9着のレースパイロットは位置取りはディアデラノビアと同じでしたが、直線では伸びが一息でした。決め手の差かも知れませんが、中間で順調さを欠いていたのも大きかったかも知れません。故障で無かった事を祈りたいです。

今回のかねぴ~の予想は、
◎4シーザリオ
○5エアメサイア
▲9ディアデラノビア
△7レースパイロット
△6アドマイヤメガミ
△18ジェダイト
と本線的中でした。人気サイドの決着でしたが、馬連・馬単・3連単的中でした。
ダービー前に軍資金が増やせたのは大きいです。ダービーはディープインパクト一本被りになりそうなので、今週一週間で2着馬を探して次も当てたいと思います。

第66回優駿牝馬(GI)

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オークス出走馬確定

2005年05月21日 | 競馬
5月22日に東京競馬場で行われるオークスの枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

今回の予想
◎4シーザリオ
○5エアメサイア
▲9ディアデラノビア
△7レースパイロット
△6アドマイヤメガミ
△18ジェダイト

枠・馬番・馬名・騎手・厩舎の順
1-1 エリモファイナル(内田博幸・大久保正陽)
1-2 ブリトン(田中勝春・武邦彦)
2-3 コスモマーベラス(柴山雄一・中村均)
2-4 シーザリオ(福永祐一・角居勝彦)
3-5 エアメサイア(武豊・伊藤雄二)
3-6 アドマイヤメガミ(池添謙一・松田博資)
4-7 レースパイロット(蛯名正義・松田国英)
4-8 アスピリンスノー(小野次郎・森秀行)
5-9 ディアデラノビア(デザーモ・角居勝彦)
5-10 ライラプス(後藤浩輝・松田国英)
6-11 エイシンテンダー(武幸四郎・武邦彦)
6-12 ピューマカフェ(須貝尚介・小島太)
7-13 ランタナ(江田照男・大江原哲)
7-14 ジョウノビクトリア(横山典弘・森秀行)
7-15 ヤマニンアリエル(柴田善臣・浅見秀一)
8-16 ビッグフラワー(北村宏司・中尾正)
8-17 ショウナンパントル(吉田豊・大久保洋吉)
8-18 ジェダイト(藤田伸二・池江泰郎)

過去に馬券的にはあまり相性が良くないオークス。ここまで春のGⅠブログ予想は2勝2敗なので、ここを当てて一気に春競馬プラス決算を確定させたいものです。
今年のオークスの注目は、やはり角居厩舎の2頭、シーザリオ・ディアデラノビアだと思います。
桜花賞で道中モタつきながらも僅差の2着に入ったシーザリオ。名前の由来はシェークスピアに登場する「男装の麗人」の名前だそうですが、2戦目の寒竹賞で牡馬のクラシック有力馬を破っているあたりは男勝りと言った感じです。その寒竹賞で2000mをこなしているのでこの馬は距離面の不安も無さそうですし、関東への輸送も3度目で経験豊富なのも好材料です。東京コースは初めてになりますが、父スペシャルウィークという血統面から考えて問題は無いと思われます。ただラインクラフト・デアリングハートの2頭が不出走になった事で人気が実力以上に過剰に集まっているような気がします。オークスと言えばテイエムオーシャンですら敗退しているレースですので、あまり人気が集まるようだと馬券的妙味は少なそうだと思います。
フローラSで上がり3ハロン33.8秒の豪脚で差し切ったディアデラノビア。サンデーサイレンス産駒で母親がアルゼンチンのオークス・ダービーを勝っているポトリザリスという血統です。アルゼンチンの血統と言っても私はアルゼンチンタンゴぐらいしか知りませんので、予想に頭を悩ましています。折り合いを欠いたチューリップ賞を除くと常にレース最速の上がりタイムを記録しているだけに、東京競馬場での末脚勝負には非常に向いていると思います。前走で東京コースを経験し、輸送もクリアしているのは大きいです。ただ420キロ前後の小柄な牝馬でありながら、桜花賞出走を目指してトライアルレースで無理に連闘したダメージが抜けているのかが問題です。ただでさえ繊細なサラブレッドですから、短い期間で本当に体調が回復しているのかを確認しないと馬券は買い辛いと思います。
桜花賞4着で今回は人気を集めそうなエアメサイア。母が98年オークス2着のエアデジャヴーで、武豊騎乗という事も後押しになっているようです。この馬は上がり34秒台を確実に繰り出して来ますが、一瞬の切れ味というよりも長く良い脚を使うタイプです。それだけに切れる馬との勝負になると歩が悪そうに思えます。今回は初めての輸送競馬になる上に、サンデーサイレンス×ノーザンテースト牝馬という組み合わせの産駒のクラシック成績不振を含めて考えると少なからず不安要素は有りそうです。武豊騎乗で実力以上に人気が集まるようだと買うのが難しい選択になりそうです。
フローラS2着で出走権を獲得したレースパイロット。サンデー産駒でキングカメハメハの半妹という血統でデビュー前から注目されていましたが、前走では先行抜け出しの横綱相撲で僅差の2着でした。一瞬の切れ味では見劣りしますが、一番強い競馬をみせていたと思います。ミモザ賞1着→フローラS2着は平成13年の勝ち馬レディパステルと同じ臨戦過程で期待出来ます。ただ中間で軽度の繋靭帯炎を発症したようで、調整が順調さを欠いているようです。坂路調教で好タイムを出しているので心配無いかも知れませんが、兄も故障で引退しているだけに注意が必要です。まあレースに出走しているサラブレッドで不安要素も無く全く無傷という馬は居ないでしょうが。
スイートピーSを制して桜花賞12着から立て直して来たライラプス。フレンチデピュティー×フサイチエアデールという組み合わせの血統から考えると2000m前後の馬に思えます。ただ東京コースは2戦2勝と相性が良いのでマークが必要です。骨折で四位騎手から後藤騎手に乗り替わりになりましたが、先週の京王杯を制した後藤騎手の手綱捌きに注目したいと思います。ただ最近10年でスイートピーS組の連対例は一度も無いので、桜花賞直行組に比べて割り引いて考える必要が有ります。
桜花賞6着のエイシンテンダー。チューリップ賞勝ちの実績が有り、桜花賞は位置取りが後ろになったのが敗因でした。今回はすんなり先行が期待できるので人気になっています。ただこの馬はデビュー戦から2戦続けて1200mを使われているので、母の父がタイムフォーアチェンジという血統面からも適距離としては短~中距離の馬だと思われます。スローペースの上がり勝負という条件が揃えば面白い存在です。
桜花賞9着だったアドマイヤメガミ。エルコンドルパサー×サンデーサイレンス牝馬という血統面も魅力で2000mを走った経験が有り重賞連対実績が有るので人気になっています。まだ1勝馬で取りこぼしが多いですが、一発はまれば面白い存在です。
その他にもフローラS3着でスキーパラダイスの子アスピリンスノー、忘れな草賞勝ちのサンデー産駒ジェダイト、ウインマーベラスの妹ジョウノビクトリア、2歳女王ショウナンパントルなどの有力馬が居ます。
今回のかねぴ~の予想としては、シーザリオの優位は間違い無いと思います。3戦で手綱を取った福永騎手に戻るので安心です。問題としては相手で苦慮しました。ムラの有るディアデラノビア、不安の有るレースパイロットあたりは多少狙いを下げざるを得ません。そうなると角居厩舎の間に割って入る存在としてはエアメサイアを対抗にしました。あとはアドマイヤメガミ、忘れな草賞勝ち馬のジェダイトを抑えました。上位3頭の馬連ボックスと、◎-△への馬連流し馬券で勝負したいと思います。
◎4シーザリオ
○5エアメサイア
▲9ディアデラノビア
△7レースパイロット
△6アドマイヤメガミ
△18ジェダイト
ただ前日オッズでシーザリオの単勝が1.5倍でした。他馬とそこまでの力量差は無いと思いますけど。今回は配当が期待出来ないレースになりそうです。

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京王杯スプリングカップ(GII)回顧 アサクサデンエン快勝

2005年05月15日 | 競馬
今日は競馬の京王杯スプリングカップ(GⅡ)が東京競馬場で有りました。6月5日の安田記念の前哨戦なので、どのようなレースになるか注目していました。
1番人気は去年の桜花賞馬ダンスインザムードでした。マイルでの実績が有り、桜花賞優勝・天皇賞(秋)2着などの成績が買われたようです。ただ休養前に海外遠征した香港Cで13着に大敗しており、どの程度立て直せたかは疑問が残りました。
パドックで各馬を見ていて、2番人気テレグノシスの仕上がりの良さが際立っていました。比較してダンスインザムードのイレ込みがひどく、信用して馬券を買える状態では有りませんでした。ダンスインザムード(と言うよりダンス兄弟全て)はかねぴ~の大好きな馬なんですが、今回は馬券からは外しました。元々初の1400m戦なので馬券を買い辛い条件が揃っていました。
今日は朝から天気が良かったんですが、本馬場入場が済んだ頃から天気が急変して多摩地方は雷雨になりました。馬場が急に濡れたので良馬場とは言っても表面が濡れた滑りやすい馬場に変わってしまいました。

スタートしてすぐにニシノシタンが逃げて直後にゴールデンキャスト・アサクサデンエンあたりが付けました。キーンランドスワン・オレハマッテルゼあたりは好位に付けましたが、プレシャスカフェ・ダンスインザムード・テレグノシス・アドマイヤマックスは思ったより後ろの位置取りになりました。斤量や馬場が影響していたかも知れません。
最初の3ハロン通過が34.1秒と早めだった割に、先行集団に頭数が集まっていたのに平均ペースで推移し、4コーナーを迎えました。ニシノシタンの脚色が衰える気配が無く、後ろの馬は届きそうも有りません。好位勢からアサクサデンエンとオレハマッテルゼが抜け出して来ました。テレグノシスは馬群を捌くのに手間取り、前の2頭とは差が開いてます。ダンスインザムードはそれより前に付けていたのに伸びが無く後退、インからはアドマイヤマックスが伸びてきました。
結局アサクサデンエンが1:20.3のレコードタイムで重賞初制覇。2・1/2差の2着にオレハマッテルゼ。テレグノシスが3着、アドマイヤマックスが4着、ダンスインザムードは9着、プレシャスカフェは14着に敗れました。
このレースは馬場の悪化がレース展開に大きく影響を与えたと思います。直線の坂を登るあたりからノメっている様子が見られて稍重という発表以上に滑りやすくなっているのが見て取れました。先行馬にとっては平均ペースのままで進んだ事で展開が向いたというのも有りそうです。

アサクサデンエンは一昔前のワカサバロンを彷彿とさせるような善戦マンぶりを発揮していましたが、ここに来て重賞で好走を続けて今回の重賞初制覇に結び付けました。今回は追い込み一辺倒といった感じのこの馬を好位に付けた後藤騎手の好騎乗も大きかったと思います。2着と差がついたのはシングスピール×ホワイトウォーターアフェア(仏GⅡ勝ち馬)という良血がここに来て開花したのでしょう。ここ最近の東京競馬場は内が伸びる馬場だという事も否定出来ませんが。かねぴ~はこの馬のデビュー戦を見て以来ずっとチェックしていたので、この馬絡みで馬券を取ったり、外して穴馬券を取ったりと美味しい思いをさせてもらってる馬です。ただ今回のレースを見ている限り、本番の安田記念でも十分に争覇圏内の実力だと思われます。安田記念でも要注意な馬でしょう。あとは去年の10月から休み無く7走しているので、調子落ちなく乗り切れればという条件によると思います。
2着のオレハマッテルゼ。私は小田切有一氏所有の馬は馬名の奇抜さで買うのをためらってしまう事が多々有ります。NZTのイヤダイヤダなどもそうですが、今回も馬名で買うのをためらってしまいました。よくよく血統を調べてみると、マイル重賞で活躍したエガオヲミセテの全弟だったんですね。そう考えれば今回の好走も当然だと思えます。ただ今回は中1週での出走だったので、安田記念までに疲れが取れるかどうかがポイントになると思います。
3着のテレグノシスは馬場に末脚が殺されてしまった感じでした。それと直線で馬群の中で行き場が無くなったのも痛かったです。ただこの馬は連勝の無い馬なので、トライアルとして考えればこれで良かったと思います。京王杯-安田記念の連勝例は少ないので、テレグノシスの安田記念は要注意だと思います。全5勝が全て東京コースというスペシャリストだけにまだまだ見限れません。
4着のアドマイヤマックスは前走でGⅠを勝った事で59Kgを背負わされたのが大きかったです。ただ叩き台として考えれば59Kgを背負って追い込み不適の馬場で4着なら上々の結果と言えるでしょう。武豊騎手だけに本番を見据えた騎乗だったとも思えるので、注意が必要だと思います。
1番人気で9着に敗れたダンスインザムードはイレ込みがきつかったのがレースに影響したと思われます。それと初めての1400m戦のペースに戸惑ったのか先行出来ずに位置取りが後方になったのも敗因の一つです。やはりこの馬は1600~2000m戦の方が持ち味が生きると思います。香港遠征の際に減っていた馬体重も多少持ち直していたので、本番も460キロ台になってくれれば巻き返せると思います。既に牡馬相手でも好走しているので、安田記念での好走も充分可能と見ています。
プレシャスカフェは全く見せ場が有りませんでした。前走からの1ハロン延長が原因だとすると更に1ハロン延長する本番は厳しくなります。ハートレイク産駒だけに今回のレースだけで判断は出来ませんが、やはりこの馬は1200m戦の方が持ち味が生きる事は確かだと思います。安田記念に出走するとすれば、活路を開く為に思い切った戦術が必要かも知れません。
ちなみに今回かねぴ~の馬券はテレグノシス・アドマイヤマックス・アサクサデンエンの馬連3頭ボックスでした。良い所を狙ってるとは思うんですが、相変わらず詰めが甘いです。最近自分がもし馬だったらナイスネイチャとかロイスアンドロイスのようなタイプになるのでは?と不安を感じている今日この頃です。

第50回京王杯スプリングカップ(GⅡ)

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NHKマイルカップ回顧 ラインクラフト差し切り勝ち

2005年05月08日 | 競馬
今日は競馬のNHKマイルカップが東京競馬場で有りました。先週の天皇賞(春)に続いて実力伯仲の混戦で、予想が難しいレースでした。
1番人気はペールギュントになりました。ラインクラフトが2番人気だったんですが、私は桜花賞馬と皐月賞6着馬の力関係を考えるとラインクラフトが1番人気になると思っていたので、意外な感じがしました。桜花賞馬がこのレースに出走するのは初めてでしたが、初輸送・初の左回りなどの不安材料で嫌われたのかも知れません。
レースはスタートで逃げると思われていたコスモフォーチュンが出遅れた事により、意外な程落ち着いたペースで推移しました。エイシンヴァイデンが引っ張る展開で離れた2番手にビッグプラネット、ラインクラフトは4~5番手、デアリングハートがその後ろの位置取りで、ペールギュント・マイネルハーティー・セイウンニムカウ・シルクトゥルーパーあたりは後方の位置取りでした。前半1000m通過は59.4秒と遅かったので、上がりの勝負になりました。直線坂下から先頭に並んだエイシンヴァイデン・ビッグプラネットの外側からデアリングハート・アイルラヴァゲインあたりが伸びて来て、内をすくってラインクラフトが抜け出して来ました。ペールギュント・セイウンニムカウが外から伸びてきましたが、位置的に明らかに届きそうもありません。結局1:33:6で1馬身3/4差でラインクラフトが優勝。デアリングハートが2着、首差の3着にアイルラヴァゲイン、ペールギュントは2馬身差の4着、マイネルハーティーは見せ場無く12着でした。
1着のラインクラフトにはスローペースの上がり勝負という展開が向いたんでしょう。レースの上がり3ハロンのタイムが34.2秒だったので、好位に付けて抜け出すのには絶好の展開でした。この馬が33.6秒の上がりタイムを記録したら、他の馬が追い込んでも届かないでしょう。牝馬特有の切れ味が最大限生かされるレースだったと思います。心配された輸送も馬体重増減無しで問題無く乗り切って、初の左回りも無難にこなしたという事でしょう。桜花賞との変則2冠達成おめでとうございます。この後、秋まで休養に当てるようですが、もしこの馬が安田記念に出走しても十分勝負になるレベルなのではないでしょうか?今後もラインクラフトの動向には注目したいと思います。
2着のデアリングハートはラインクラフトの後ろに付けて直線に向いたので、1着との着差は位置取りと内外の差が出たと思います。桜花賞と同じようにラインクラフトより前に位置取りを取れれば接戦に持ち込めたと思います。減り続けていた馬体重が輸送が有ったのに多少ながら増えていたのも良かったと思います。桜花賞3着はデムーロ騎手の手腕が大きかったと思い込んでいましたが、後藤騎手に乗り変わっても成績には全く影響無かったので、この馬はかなりの実力を秘めている馬なのでしょう。
3着のアイルラヴァゲインは中団の位置取りだったので、位置取りの差が最後まで埋められなかった感じでした。それでも2着馬と首差まで詰めているので、実力の一端は見せられたと思います。馬体重が-6キロだったので一杯の仕上がりだったと思います。次走以降は多少割り引いて考えた方が良いかも知れません。
1番人気で4着のペールギュントには位置取りが悪過ぎました。さらに進路が詰まる不利も有っては勝負になりませんでした。それでも追い込みで4着まで詰めて来たあたり、マイル適正は高かった証拠でしょう。陣営がダービーではなくマイルに出走したのは英断だったと思います。ただ減り続けている体重は今回も減ってデビュー以来最低の498キロになっていました。次走までに馬体が戻るかどうかも注目する必要が有りそうです。
2番手で先行して7着に敗れたビッグプラネットは、レース経験の浅さが出てしまったようです。スローペースで展開は向いたのでしょうが、今まで3走が逃げ一辺倒だったので、2番手から直線で抜け出せる程の器用さがまだ無かったと思います。せめて1度でも控えるレースの経験が有れば結果は違ったと思います。
マイネルハーティーは12着と思わぬ大敗でした。追い込み不向きの展開だったにしろ、ちょっと負け過ぎな印象が有ります。前走は中山で追い込んで快勝していましたが、今の東京は中山に比べて追い込みが決まり辛い馬場になっているのかも知れません。それとこの馬は今回でデビューから11走目というのも結果から言えば走らせ過ぎだったと言えるのではないでしょうか。

今回のNHKマイルカップのかねぴ~予想は、
◎ラインクラフト
○マイネルハーティー
▲アイルラヴァゲイン
△ペールギュント
△シルクトゥルーパー
△デアリングハート
注ビッグプラネット
で、◎-○-▲の馬連・馬単1000円ボックスと、◎-△・注に馬連・馬単1000円流し馬券で的中しました!
3連複も各組買っていたので127倍を500円的中で、今年初の万馬券的中となりました。3連単は抜け目で631倍は取り逃してしまいました。牝馬同士の決着は本線ではなかったので仕方無いです。3連単的中を次回への課題にしたいと思います。
今回は連敗ストップを狙って買い目を増やしたのが良かったようです。次からは点数を絞って当てられるように頑張りたいと思います。

第10回NHKマイルカップ(GI)

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