かねぴ~主任の徒然記

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ヤクルト 古田敦也選手2000本安打達成

2005年04月25日 | 野球
ヤクルトスワローズの古田敦也選手が24日の松山坊っちゃんスタジアムでの対広島戦で通算2000本安打を達成されました。本当におめでとうございます。
史上32人目の記録ですが、大卒で社会人を経ての選手では初めての記録です。捕手としては古田選手の師匠である野村克也氏に次いで2人目。捕手という怪我がつきものの過酷なポジションでの記録達成がいかに難しい事なのかが良く分かります。
古田選手は立命館大の時にドラフトで指名されずに社会人のトヨタ自動車に入り、88年ソウル五輪では野茂英雄とバッテリーを組み銀メダルを獲得し、翌年のドラフト2位でヤクルトに入団しました。それから16年目での大記録達成となりました。
私は古田選手と言ってまず思い出すのは92年の荒木大輔投手の奇跡の復活登板試合です。4年以上もマウンドから遠ざかっていた荒木投手が広島の当時の4番バッターだった江藤選手を6球で打ち取ったんですが、古田選手はその試合を決めるホームランを放ちました。本人も昨日の談話で印象に残る一本として挙げていましたが、古田選手の「気持ちで打った一本」に感動したのを覚えています。
去年の球団合併問題の際にはプロ野球選手会長として昼間は会議に出席しながら夜の試合にも出場するという厳しい状況でありながら打撃成績も残しており、本当に凄い選手だな~と思いました。近鉄ファンだったかねぴ~にとっては、古田選手会長の行動が本当に有難かったです。残念ながら球団は消滅してしまいましたが、古田選手はオーナー会議に対して野球ファンの気持ちを代弁してくれただけでなく、史上初のストライキに突入した時にはファンに申し訳無いと泣いてくれた人です。
昨日の試合ではヤクルトファンだけでなく、広島の選手やファンも祝福しているあたりが古田選手の人柄を表していたのではないでしょうか。2000本安打の記念のボールにサインをして、ライトスタンドに投げ込んでいました。さすがはファンを大事にする古田選手らしいと改めて思いました。
今年で40歳を迎えるだけに、古田選手の現役生活を私たちが見られるのはあと少しかも知れません。それでも現役選手として、そしていずれは監督として野球界で活躍していく古田選手をこれからも応援していきたいと思います。

古田敦也公式ブログ

ヤクルトの古田が2千本安打達成 4番目の年長記録

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