大のサッカーファンなかねぴ~は、以前から何度もJリーグの試合を見に行っていた。日本代表戦はチケットが手に入った時何度か見に行っていた。そんなかねぴ~に2002年に起きた奇跡と挫折の話。
2002年日韓共催W杯開催が決まって、チケットの発売方法は郵送申し込みになった。かねぴ~は会社のT常務(60歳を過ぎているが、かねぴ~を上回るサッカーフリーク)と一緒に書類を書いて応募したが、残念ながら当たらなかった。自国開催なのにW杯観戦は無理か、と思っていたところ、会社の関係でJ2「サガン鳥栖」の方からチケットを購入出来る事になった。ただ、さすがに日本が入ったH組のチケットは手に入らないようだった。常務と熟考した末に、6月18日の決勝トーナメントH組1位-C組2位の宮城スタジアムのカテゴリー1のチケットを買う事にした。日本が入ったH組の1位が対戦するカードなので、もし1位で通過してくれたらとの期待を込めての購入だった。
そしてW杯が開幕し、日本代表は6/2のベルギー戦を稲本のゴールなどで2-2と引き分け、6/9のロシア戦で記念すべきW杯本戦初勝利を挙げた。この段階で日本は暫定でH組1位。宮城の試合は日本戦になりそうだ!o(^-^)o
T常務も狂喜乱舞の状態で、東北新幹線の指定席を急いで手配するように指示された。2人分の東北新幹線のチケットを手配して、6/14のチュニジア戦を祈るような気持ちで待った。チュニジア戦は平日のPM2:00キックオフだったので、試合が見たくても見られない。仕事が全く手に付かない状態でいると、インターネットで見ていた速報画面に森島先制点の文字が!o(^-^)o
この展開で部長も黙っては居られなかったのか、会社のテレビのスイッチを入れて社員に試合を観戦させてくれた。やがて中田の追加点も入り2-0で勝利!宮城の試合は日本-トルコ戦になった。
T常務と喜び合っていると、直前になってT常務は出張の日程が入ってしまい観戦に行かれなくなってしまった。かねぴ~以上のサッカーフリークだけに非常に落胆していて可哀想だった。常務の代わりにTさんという女性が一緒に宮城に行くことになった。
そして18日の試合当日はPM3:30キックオフなので、AM7:30に自宅を出発。10:00発の東北新幹線の指定席券を持っていたので間に合うよう余裕を持って出発したのだが、なんと中央線が人身事故で三鷹を過ぎたところで停車、全く動かなくなってしまった。結局東京に到着すると同時に乗るはずの新幹線が出てしまった。(>_<)
いきなり出足をくじかれてしまったが、仕方なく次の新幹線に乗車すると案の定超満員。立ったまま仙台まで乗って行き、仙台駅でTさんと対面。かねぴ~は過去に1993年W杯予選を見にカタールまで見に行った事の有る相当なサッカーフリークだが、Tさんは1996年アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」も実際に現地に見に行っていたとのこと。彼女も相当なサッカーファンだ。(^o^)丿
仙台に着いてからは雨が激しくなる一方だったが、お互いにサッカー談義に花を咲かせつつ利府駅に移動し、バスで30分程度掛かって決戦の舞台、宮城利府スタジアムに到着した。
正直言って宮城利府スタジアムは、驚くほど田舎だった。バス停から競技場まで距離が有る上に、かなりの豪雨で寒い。ひどい天気だったので急いで競技場に入って試合開始を待った。
ここで問題になったのは、皮肉にもカテゴリー1(最も良いランク)のチケットを買った事だった。メインスタジアムの前から2列目の良席だったので試合観戦には最高だったのだが、スタンドの屋根が前列まで届いて無かったので雨に打たれながら観戦する破目になってしまったのである。(>_<)
仕方なくTさんと二人で合羽を着て、スタジアムの係員さんからゴミ袋をもらって荷物を濡れないように袋詰して試合1時間前から応援に参加し始めた。(雨が降ってても試合1時間前から応援する当たりがキチガイ度を表してます)
試合に入らないうちに長文になり過ぎたので、2話に分けようと思います。相変わらず文章が長くてまとまりが無いんですよね~(^_^;)
2002年日韓共催W杯開催が決まって、チケットの発売方法は郵送申し込みになった。かねぴ~は会社のT常務(60歳を過ぎているが、かねぴ~を上回るサッカーフリーク)と一緒に書類を書いて応募したが、残念ながら当たらなかった。自国開催なのにW杯観戦は無理か、と思っていたところ、会社の関係でJ2「サガン鳥栖」の方からチケットを購入出来る事になった。ただ、さすがに日本が入ったH組のチケットは手に入らないようだった。常務と熟考した末に、6月18日の決勝トーナメントH組1位-C組2位の宮城スタジアムのカテゴリー1のチケットを買う事にした。日本が入ったH組の1位が対戦するカードなので、もし1位で通過してくれたらとの期待を込めての購入だった。
そしてW杯が開幕し、日本代表は6/2のベルギー戦を稲本のゴールなどで2-2と引き分け、6/9のロシア戦で記念すべきW杯本戦初勝利を挙げた。この段階で日本は暫定でH組1位。宮城の試合は日本戦になりそうだ!o(^-^)o
T常務も狂喜乱舞の状態で、東北新幹線の指定席を急いで手配するように指示された。2人分の東北新幹線のチケットを手配して、6/14のチュニジア戦を祈るような気持ちで待った。チュニジア戦は平日のPM2:00キックオフだったので、試合が見たくても見られない。仕事が全く手に付かない状態でいると、インターネットで見ていた速報画面に森島先制点の文字が!o(^-^)o
この展開で部長も黙っては居られなかったのか、会社のテレビのスイッチを入れて社員に試合を観戦させてくれた。やがて中田の追加点も入り2-0で勝利!宮城の試合は日本-トルコ戦になった。
T常務と喜び合っていると、直前になってT常務は出張の日程が入ってしまい観戦に行かれなくなってしまった。かねぴ~以上のサッカーフリークだけに非常に落胆していて可哀想だった。常務の代わりにTさんという女性が一緒に宮城に行くことになった。
そして18日の試合当日はPM3:30キックオフなので、AM7:30に自宅を出発。10:00発の東北新幹線の指定席券を持っていたので間に合うよう余裕を持って出発したのだが、なんと中央線が人身事故で三鷹を過ぎたところで停車、全く動かなくなってしまった。結局東京に到着すると同時に乗るはずの新幹線が出てしまった。(>_<)
いきなり出足をくじかれてしまったが、仕方なく次の新幹線に乗車すると案の定超満員。立ったまま仙台まで乗って行き、仙台駅でTさんと対面。かねぴ~は過去に1993年W杯予選を見にカタールまで見に行った事の有る相当なサッカーフリークだが、Tさんは1996年アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」も実際に現地に見に行っていたとのこと。彼女も相当なサッカーファンだ。(^o^)丿
仙台に着いてからは雨が激しくなる一方だったが、お互いにサッカー談義に花を咲かせつつ利府駅に移動し、バスで30分程度掛かって決戦の舞台、宮城利府スタジアムに到着した。
正直言って宮城利府スタジアムは、驚くほど田舎だった。バス停から競技場まで距離が有る上に、かなりの豪雨で寒い。ひどい天気だったので急いで競技場に入って試合開始を待った。
ここで問題になったのは、皮肉にもカテゴリー1(最も良いランク)のチケットを買った事だった。メインスタジアムの前から2列目の良席だったので試合観戦には最高だったのだが、スタンドの屋根が前列まで届いて無かったので雨に打たれながら観戦する破目になってしまったのである。(>_<)
仕方なくTさんと二人で合羽を着て、スタジアムの係員さんからゴミ袋をもらって荷物を濡れないように袋詰して試合1時間前から応援に参加し始めた。(雨が降ってても試合1時間前から応援する当たりがキチガイ度を表してます)
試合に入らないうちに長文になり過ぎたので、2話に分けようと思います。相変わらず文章が長くてまとまりが無いんですよね~(^_^;)