ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

ちょい辛かよ

2007年03月12日 16時26分03秒 | 糞ぼやき関係
ってCMありますね。タカandトシの。

あれは見ててつらいですね。
芸人が使われるCMってたまにああいういたたまれないのが多いと思います。
以前爆笑問題が出てたそばめしふりかけのCMも見るたびに下唇を噛んでいました。
同じタカandトシのものではずっと昔にやっていた札幌テクノパーク専門学校のものが辛かったですね。

決して芸人自身が作ったネタではなく、CM構成作家が作ったネタのはず。
旬の芸能人を使ってテキトーに作ったネタにもならないネタをやらせて、でもちょい辛かよって言葉が印象に残ってるということはCMとしては大成功なのでしょうか。
いやしかし、上手にタレントのキャラクターを使った良いCMもあると思うので、このCMは構成作家の怠慢が露わになっていると言えるでしょう。
布袋さんがターミネーターみたいに永瀬正敏を追い回しまくるCMが以前ありましたが、あれは大好きでした。

人を笑わすことに全てを捧げている人がああいう仕事をやらなくてはいけない時の心境って一体どんなものなんでしょう。

僕は言いたくない言葉、やりたくないことをやっているときは物凄く落ち込んでしまいますね。
何かに取り組んでいる人に「がんばって」くらいしか言えない時ほど自分が嫌になることはありません。
逆に人に何の気なく「がんばって」とか言われるとけっこうめげます。その一瞬をなかったことにしたくなる。

僕の友達が家庭の事情で悩んでいて僕にそのことを打ち明けていたとき、こう言ってやりました。
「はいはい、お前は可哀想だよ。世界一可哀想だよ」と。
彼は嬉しそうに言いました。
「お前・・・最高!」と。

もし世界で毒づくことを禁じられてしまったら僕は二度と人と話さなくていい方法を探すことでしょう。

何の感情も起こさない言葉なんて何一つとして必要なし。
良いか悪いかだけにしよう。
そういう意味では「ちょい辛かよ」は意味があるのかもしれません。もちろん悪い方として。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿