ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

ポー・ダインバックスの一生

2007年11月28日 02時02分11秒 | 糞心ワープ関係
ポー・ダインバックスについて話しましょう。

みなさんは彼の人物像からついた愛称、「ポー・”ブラスト”・ダインバックス」の名前で聞くことも多いことかと思います。


私たちがテレビや雑誌で見る彼の少しとぼけた人柄。


あれは、嘘です。


いつの頃からかついた彼のミドルネーム「ブラスト」。
彼の生まれた土地では、未だにその言葉を口にするのは忌まわしいことであるそうです。

絵本「せみの一生」の主人公「ポッポ」がポー・ダインバックスその人をモデルにして考えられたというのは余りにも有名な都市伝説です。

しかしその話は伝説でもなんでもなく、紛れもない事実なのです。

昔いたずらや夜更かしをして母親に叱られるときに、よく「ポッポがくるよ!」と脅かされたものです。

今思えば、子供の頃に何度もそんなことを口にされて、よく今日まで生き延びられたなと恐ろしくなる。


恐らく世界で数人もいないでしょう。
「ポッポがくるよ!」という言葉にこんなに恐怖する者は。


逆に世界に数人は必ず居るということです。

今のこの瞬間も、この僕と同じように怯え続けている者が必ず居るのです。
僕は、顔も知らない、世界で唯一、同じ気持ちを共有できる僕の友人たちに心から同情します。


本当に、知らなければよかった。
知ろうなんて思うんじゃなかった。
好奇心が身を滅ぼすことになるなんて。

もう二つに一つだ。


そう、二つに一つだ。

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