ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

死の標的~レゲエアクションの決定版!~

2006年11月28日 02時22分56秒 | 糞オタク関係
この前の日曜日の昼にテレ東でやっていた映画を見ましたか!?


日曜日の昼下がり、昨夜のパーティー※1でちょっとお寝坊した僕は居間に降りテレビをつけました。
洋画だ。
しかもスティーブン・セガール※2かよ。
どうせまた暴走特急※3かなんかでしょうよ。
と思いつつもザ・テレビジョン※4をチェック。

「死の標的」 か・・・。

なんともテレ東臭プンプンのタイトル。
B級映画は漏れなく見たいところだけど、生憎スタジオに行かなければいけない。
僕は冷蔵庫からよく冷えた寝起きの一杯※5を取り出し乾いた身体へ注ぎ込むことにした。

しかし、その時、僕は聞いてしまった。




・・・スクリューフェイス・・・





なんだって?
いま、スクリューフェイスって!?

僕は手にしたドリンクを握りつぶしテレビに見入った。

ブラウン管の中にいたのは長いドレッドヘアーの男だった。




アーーッ! スクリューフェイスだーッ!!



その瞬間長年心の中でくすぶり続けていたひとつの疑問が一気に燃焼し、消滅した。

ここで説明させて貰いましょう。
ドレッドヘアの男・スクリューフェイスとは僕が小学校のころに同じく民放で見た洋画に出てきた悪役で、確か吹き替えは青野武さん※6がやっていました。

主人公にやられて首チョンパされるものの「なんとスクリューフェイスは双子だった!」という度肝を抜く展開と青野武さんのピッコロ声が相まって、映画のタイトル、内容こそほとんど忘れてもそのキャラクターだけはずっと心に留まっていたという僕の中のカリスマランキング上位ランカー※7のうちの一人なのです。


ああスクリューフェイス、僕を十年以上も身悶えさせたスクリューフェイス、スクリューフェイス!※8

そうかそうか「死の標的」っていうのか。
しかもセガール主演だったなんて!



出かけるまでのわずかな間、僕は改めて映画の内容を確認しようとテレビに食い入りました。

ストーリーはセガールの他の多くの映画と同じように、セガールが敵の軍団に立ち向かい腕やら首やらをポキポキ折りまくる※9というものでした(ストーリーって言わないかしら?)。

しかもこの「死の標的」の悪の軍団はジャマイカンギャング。
スクリューフェイスだけではなく、全ての敵がドレッドヘアーのラスタマン※10だったのです!

なんてとんでも映画だ!
向かってくる無数のラスタさん!
それを容赦なくポキポキへし折りまくるセガール!
挿入曲は当然、レゲエ!ラップ!さらにはアメリカンアクションムービーのお約束のハードロック※11!

あああ!出ました!カメムシレビュー1,000,000,000点満点!!!!!!!!!※12



実りの秋の終わりはラスタマンたちの血で飾られました。

貴方のこころには何が残りましたか?※13








※1 11月25日の日記で書いたとおり、美山荘という山小屋でトランスパーティーがありました。あれはヤバかった・・・!

※2 ご存知親日派筋筋肉○鹿ハリウッドスター。様々な映画で無敵の男を演じる。代表作は「沈黙シリーズ」。
 
※3 沈黙シリーズ第三弾。一時期民放とwowowで連発で放送しまくったのを何故かほぼ全て見てしまった為、僕の最も見た回数の多い映画のひとつになってしまいました。セガール・おもしろ黒人・悪のロシア軍団という典型的アメリカンアクションムービー。

※4 うちは新聞を取っていない為、たまにテレビ情報誌を買うのです。いつもダイエットや脱毛の広告が入ってるのは何でだろう。

※5 僕の一日はいつもヤクルトから始まる。甘いもの飲んで頭しゃきーん。毎日快腸。

※6 ピッコロ大魔王やちびまるこちゃんのおじいちゃんの声の人。個人的にはエルム街の悪夢のフレディが超ハマリ役だと思います。
 
※7 洋画界ダメカリスマランクね。他にもスターシップトゥルーパーズのザンダーやITのパイプに引きずり込まれるヤンキーなんかが常にランクイン。

※8 戦後当時の毎日新聞におけるマッカーサー元帥を称える文より。「ああ元帥・・・」

※9 セガールは合気道七段、他様々な武術を会得している。それを生かしたアクションはマジ無敵。が、ワンパターン。

※10 ジャマイカで起こったラスタファリズムに基づいて生きる人達。その多くが刃物を身体に入れないという教義のためにモジャモジャドレッドヘアー。通称ガ○ジャマン。
 
※11 特にスタッフロールでのハード→バラードの流れがヤバイ。あと「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」のオープニングでボン・ジョヴィの「WANTED DEAD or ALIVE」が流れたときはゴクリってなったなぁ。

※12 そんなものは存在しない。しかしB級映画には高確率で十億点満点がつけられてしまう。

※13 民放映画解説者最後の紅一点・木村奈保子姐さんの決めゼリフ。あのクールな語り口調で地獄のセクシーアマゾネス軍団とかいった日には・・・ねぇ。超愛してます。








注釈多すぎ?(^^;)
最後まで読んでくれてありがとうございます。

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