ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

告知とそれから派生した寝言

2006年11月26日 23時53分21秒 | 糞告知関係
次のライブの告知させてもらいますね。

11/30 @KLUB COUNTER ACTION

open 19:30 start20:00
adv\1200 door\1500

bands are…
I MUST
NOTHING WASTE OF WORD
FOOLS FESTA
BELLAGE
coconuts pine
ALICE Pack

メロコアバンドI MUSTの企画ライブです。
学校の軽音部のライブとかぶっちゃったことが残念で仕方ないのですが、11月は頭に一回とケツに一回という二回しかライブの無い月なのでがんばっていこう・・・というよりはライブがやりたくて仕方ないので楽しみです。
いかなるバンドだろうと一緒にライブをやろうと誘ってくれるのは嬉しい限りです。

しかし最近は対バンがどういう人たちだろうと最高に楽しみなのに変わりがないのです。

なぜなら、自分達がヤバイからw


調子くれちゃいますが、最近曲とかの色んなアイデアが浮かんで楽しいのです。

ALICEPACKというバンドの名前は米軍で使われているなんでも入るようなでっかいバッグがその由来なのだそうですが、やっとこさその名前を体現できてきたような気がするのです。

メンバーそれぞれのルーツになっている音楽はもちろん、その時凝っている音楽の要素をアイデアとして出せて、更にそれをALICEPACKの音楽として上手く昇華できている感じがします。

色んな音楽の要素を取り入れているからと言って、ミクスチャーなんて言葉では決して片付けて欲しくないし、片付けられない曲を作っている自信があります。

ミクスチャーは好きだし良いバンドがたくさんあるけれど、色んな音楽の要素を取り入れようとしてそれを自分の音楽として昇華できなかったとき、その音楽は「食べ放題バイキング状態」になります。
大衆的な食べ放題も良いけれど、ひとつひとつの料理はやっぱり見劣りしちゃいますよね。
そうではなくて、今目指しているのは「多国籍創作料理」です。
そういう店ってなんか鼻に付くのも多いけれど、面白くて美味しければやっぱり唸っちゃいますよね。

僕は元々ドラムだし、あまりメロディはぽこぽこ浮かぶ方ではありません。
その代わりリズムから曲が浮かぶので、こういう曲にしたいというのを身振り手振りを交えてメンバーに伝えれば「こんな感じ?」という風に返してくれるのでALICEPACKのひとつの器官として機能できている感覚があるのです。

ギターもちゃんと弾けなくて、メロディさえ思い浮かばないのに曲が作れてしまうなんてバンドって良いッスね。
まるでスタジオにいる間は自分に脳が四つあるようです。




こんな事柄に関して最近何度も反芻している言葉があります。

マンガ「ぼのぼの」の中であったフェネギーとアライグマくんのやりとりです。


「ボクふしぎなんだよね。
 ひとのことって見ようと思えば見えるし、
 匂いをかげばちゃんと匂いがするし、
 さわればちゃんとさわれるのに、
 どうして考えることだけはわからないの」


「なるほどお前の言いたいことはわかったよ。じゃあ今度はオレの意見を言おう。
 見ようと思っても見えないのは、そこになにもないからさ。
 匂いをかごうと思ってもかげないのは、そこに匂いがないからさ。
 誰かにさわろうと思ってもさわれないのは、そこに誰もいないからだよ。
 誰かの考えをわかろうと思ってもわからないのは、
 そこに言葉がないからさ。」




あんなほのぼのとしたマンガのくせして結構クる言葉の応酬だと思いませんか?

最近僕は個人的なポジティブなこととネガティブなことの両方に関してこの言葉を当てはめて考えていました。


日本人の国民性として根付いている読心力、またはそれを人に対して求めること、要するに「空気を読む力」。

これは日本らしい奥ゆかしさに溢れた誰でも持っている能力で、素晴らしい文化だと思います。
しかし、これを余りに尊びすぎると、分かりあえたはずのことまでうやむやのこれまた日本人らしく「水に流して」しまうのだと思います。


たまには欧米人ばりに議論好きになって自分の意見を言ってみると良いんです。
思ったことを言葉にすればきっと何か変わります。

まぁスタジオは自分の思ったことを言うのが当然の場所なのですが、それでも何も語らずピロピロ爪弾いてたところを「こんなのどう」とか言ってやってみると大分違います。

自分が一人で考えていたことを形にするのは何よりも面白いですよ。



告知おわり。

あと12月2日土曜日にもライブあります。
これは後日改めて告知します。
僕らが考えていたことを形にしたものを是非見に来てください。

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