テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

6月4日企画料8万円

2013年06月04日 | お笑い
■『6月4日はロシアンモンキーの日』を観に行きました(21時30分~22時30分 ヨシモト∞ホール)

出演
ロシアンモンキー・スパローズ大和・流れ星・グランジ大・くじら・ダブルネーム・かたつむり・こりゃめでてーな広大・ロビンフット、他


4月7日は洋七の日、6月4日はロシモンの日
神保町花月で毎月行っているロシモンの裏は、3列目まで埋まれば御の字。
そのロシモンの裏は、毎回ゲストを迎えるライブなのだがいつの間にかゲストがクズ芸人数珠つなぎになってしまったそうで
今や6月4日のロシモンの日とクリスマスのクズスマスと、年に2回は盛大なクズの祭典が開催されている。(クズスマスを見に行くのは完全に負け組)
ロシモンはクズ芸人衒のようになっている。


東京よしもと若手代表のグランジ佐藤大は、赤ら顔に枯れた声でやってきた。
仕事があるとか関係なく、たらふく酒を呑んできたからだ。お客様の前なのに、酔いどれの状態を隠そうともしない。さすが。

クズ案件のライブでは必ずトークテーマとなる、有望なクズ芸人は誰か??で
大、アイアム野田と並び名前があがり、クズ芸人界隈でその名を轟かせていたロビンフットおぐが満を持して登場した。
クズ芸人のご多分にもれずおぐもやはり自己破産をしているらしいが、限度額最後の枠を使って借り入れた金を握りしめ
裁判所へ走り、自己破産を申し立てる際の手数料に使ったという。
とてもクズでアウトな人間なのにおぐがずっと芸人を続けていられるのは、人柄の良さによるもので
ロビンフットの所属事務所のソニーでは、おぐに金を貸してはいけないという通達まで出ているそう。
借りるおぐではなく、貸す方が罰せられるという支離滅裂なルールが強いられているというのだ。

ロビンフットと同じく初登場のダブルネーム。
ダブルネームジョーの一家の話が壮絶すぎた。
それでもジョー本人は、自分なんてまだまだこの程度っスと、謙遜していた。
最後は、まるでいい話風にまとめていたが、いやいやいやいや。ひどいよ。

そんなダブルネームがマイクを持ってステージに立っているという事は、新婚のくじらへ祝い歌♪愛が生まれた日の熱唱だ。
何度♪愛が生まれた日を歌っても、歌い足りない
いつまでもくじらを祝っていたい気持ちから自然とそうなってしまった、ライブの半分はくじら祝いタイムだった。

でもくじらと言ったらやっぱりこれがなくちゃ始まらない、恒例のくじらちんこタイムが催された。
残念ながら、今回も決して客席の方を向いてはくれなかったが
芸人大爆笑鉄板のくじらちんこタイムだった。
くじら「毎回ちんこ出させんなよ、俺結婚したんだぞ」

こりゃめでてーな広大は、オリジナルクズソング♪いつかのメリークズスマス、BBマスオゴロー、カイジと相変わらず今夜も大忙しだ。
そして、いつも以上の高クオリティ
ギャンブルの為に女の財布からそっと3万円抜く、不安になって一応5万円抜いておいた
という歌詞を、情感込めて歌い上げていた。


忘れてはならないのはスパローズ大和、圧倒的本物のクズ感は未だ他の芸人を一切寄せ付けない。
一体いつまでクズ芸人界の第一線を走り続けるつもりなのだろう。
登場して1分も経っていないのに、一言目の自己紹介がてらの近況報告から一気に他のクズ芸人を引き離す。
いよいよ堕ちるところまで堕ちたのであって欲しい、これが底であって欲しい。
スパローズ大和、現在住所不定
毎夜、世田谷の公園で夜を明かしているという。
大和「夜は、まだ寒いんですよ」
路上生活者でないと、言えない。


同じくレギュラークズ芸人だった浜谷が優勝を果たし、クズ芸人界に光明をもたらした。
次にクズ芸人から卒業する芸人は、売れて卒業するか何かしらの罪を犯してしまい強制卒業かどちらになるかわからないが
クズ芸人達を反面教師に、毎日がんばって生きていこうと思った。
あと、ロシモン周辺はここまでクズ芸人揃いなのに
逆に、よくロシモンの裏は3列目までお客様が入ってくれているものだと感心した。

一昨年のロシモンの日