kamekutobu

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絵の嗜好が変わってきた。

2021-03-28 04:53:40 | 爺の部屋
お迎えもそう遠くない歳になって、絵を買うようになって二年経ちました。

始めはほとんど「風景画」でした。
美しいのもの、壮厳なもの・・・・

人物画、女性像も何枚か買いましたが、どちらかと言うと、抽象的か可愛らしい絵でした。

このところ、そうでなくなっている。
きっかけは、「白い肌の女」(井上 護画伯)
生臭爺の本姓が出てきただけなのかもしれない。

爺でも、美しい女性に出会えば、見惚れる。
しかし、見つめることはできない。何処かの呆けた爺と思われる。全く合っているのだから始末が悪い。

「美しい女性画」に出会っても、「見る=見つめる」のに抵抗があったのではないか。
だから、買わなかったのでないか。(絵は見られても非難しようがないのに・・・・)

「人物画に始まり、人物画で終わる」と言うのを何処かで聞いたことがある。

小さい頃、初めて画く対象は母親でしょう。
目が見えるようになって初めて見るのが「母親の顔」だから
(「父の絵」が初めての場合もあるかもしれない。それはね、母親が喜ぶからと言う子供らしい配慮と考えた方が良い。)

今回のグループ展で3枚の絵を購入した。

①「お食い初め」(松本 亮平さん)
ただただ楽しい。
従来通りの「当然買い」

②「HOROOR VACUI」(溝口 敬ゐさん)
リアル、艶かしい、おどろおどろしい。
見れば、見るほど、惹き込まれる。怖いほどに美しい。
即断買い。

③「MIDNIGHT BLOOM」(溝口 敬ゐさん)
髑髏を中心に据えて如何にも的であるけれど、不気味には感じない。
自分はタイトルを忘れて。「MIDNIGHT DREAM」と勘違いしてしまった。
「HOROOR VACUI」を乗り越えた一つの世界感のように感じる。

今回、一枚の絵を購入し損ないました。
次作を期待したい。


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