山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

初挑戦 鍋割山登山!

2012-06-01 | 山行

子供が小学生のころだから、今からおおよそ30年ほど前に、西丹沢の中川荘(現在はあしがら荘)に
何度か川遊びに来たことがあるが、丹沢に「登山」で来るのは、今回が初めてです。

何時ものメンバーに誘われて、鍋割山登山を先日挑戦してきました。
コースは、表丹沢県民の森駐車場⇒二俣⇒小丸尾根分岐⇒ブナ林⇒鍋割山山頂
⇒後沢乗越⇒二俣⇒→表丹沢県民の森駐車場⇒湯花楽

楽しみ(どちらかというと好奇心かも)3割、不安7割といった気持ちで出かけました。
と言うのも、合う人が皆「結構きついよ」とか「あの山へ登れたら、どこの山でも登れるよ」
なんて、不安になるようなことを口を揃えて教えてくれたからです。

6時地元を出発、東名高速を使って駐車場に7時40分ごろに到着。
身支度を整えて、先ずは「二俣」に向けて出発です。林道歩いていきますが、何だか緊張していました。

【駐車場でコースの確認をするメンバーたち】


ゲートを二つ超え少し歩いたところが二俣です。
ここから丸太橋を渡って、いよいよ山道に入ります。見上げると、結構きつい勾配が続いています。
【ゆらゆらする丸太橋を渡るメンバー】


【えー、ここを登るの・・・・・】


【新緑が心身をリフレッシュさせてくれます】


【途中、ところどころでガスっていました】


先輩方は、この勾配を苦にせずに「会話」しながら登っていきます。
私は、ひたすら無口で、登りきったときの気分を想像して、耐え忍んでの登山です。
不安が的中。小丸尾根分岐の少し前で、両腿が攣ってしまい、持参のツムラ68のお世話になりました。

山道のところどころに、へこたれそうになる気持ちに喝を入れてくれるように、
ミツバツツジや、山ツツジが色鮮やかに花を見せてくれました。
【ガスの中にオレンジの花が印象的です】


【山ツツジが疲れた体を癒してくれます】


【ミツバツツジの紫の花も癒し系ですね】


痛みを我慢して、「ブナ林」まで大丸方面に歩いていくと、いやー、大きなブナが夫婦の様に
二本並んで立っています。その奥を覗くと、ミツバツツジが新緑の中、紫の花を咲かせていました。
【ブナ林が爽快な気分に】


【これは多分、夫婦ブナではないだろうか?】


【ブナの大木に隠れてミツバツツジが咲いています】


【一際色鮮やかな、ミツバツツジに遭遇】


鍋割荘前の広場で、昼食。
山荘名物の「鍋焼うどん」が食べたかったが、今回はパスして、次回の楽しみに取っておくことにしました。
【仲間と山の話しをしながらの昼食は格別】


ここから、駐車場に向けて下っていきます。
何時もなら下りで、腿が攣ったりするのですが、今回はいたって順調。これは、薬の効果なのか、
はたまた日頃の訓練の賜物(?)なのか、多少余裕を持って下山できました。
【下山の山道は、山ツツジが目に付きました】

【新緑にオレンジの山ツツジ、この時期しか見られない風景です】

【二人静が今が盛りのようです】


【切株に花が咲いたように赤葉がとても可愛い】


【下山もいよいよ最後】


【二俣の丸太橋の川の畔】


駐車場に15時少し前に到着。
登山靴をサンダルに履き替えたところで登山終了。約7時間、徒歩2万4千歩の登山でした。
今回のコースは、当日に急きょ変更になりました。前日に計画のコースを登った、メンバーのパートナーからの
情報で、花が咲いていないということで、変更になったのです。

結果的に、コース変更が私にとっては幸いし、途中棄権をしないですみました。
トラブルを起こすと、どこからか「スプレーあるよー」とか「攣ったときの薬あるよー」と、
心配と声をかけていただく、先輩諸氏のサポートに感謝です。

新緑に、ミツバツツジや山ツツジのコントラストが見ごたえがあり、大満足の鍋割山登山でした。
駐車場の場所や、コースの様子も分かり、何だか癖になりそうな山となりました。



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