山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

2031.4 朝比奈切通から十二所経由で鎌倉へ

2013-04-30 | お出かけ

GWの4月28日。快晴のこの日、鎌倉までハイキングを楽しんできた。
コースはあまり行かない朝比奈切通(正式には朝夷奈切通)を通るコース。

朝比奈切通⇒熊野神社⇒十二所果樹園⇒明王院⇒瑞泉寺⇒八幡様⇒小町通⇒御成り通り
⇒朝比奈隧道(バス)⇒自宅 というコースである。

ご近所の庭に咲くモッコウバラが満開で、いい香りを振りまいていた。
切通に入ってすぐのところに大きな榧(かや)の大木がある。樹齢や幹周りなど情報が無いので
詳しく分からないが、数百年の樹齢であることは間違いない。それにしても大木だ。






暫く登っていくと道しるべが出てくる。右に行くと「かまくら道」、左が「熊野神社」だ。
熊野神社の入り口は、盛りを過ぎたシャクナゲが緑の山道を賑わしている。




急な階段を上ったところが本殿となっている。
一般の方はここから引き返して「かまくら道」に行くが、我らは本殿の裏を通って山に入る。



ワイフのうる覚えの道先案内で、十二所果樹園(梅林)まで歩く。
さっきまで涼しげであったが、さすがに歩くと体が火照り、汗が噴き出てくる。

果樹園は梅がたわわに実り親指大ほどに膨らんでいる。珍しくなってしまった「日本タンポポ」が満開であった。
この梅は、収穫され鎌倉梅酒や梅ワインとして販売されるそうだ。





鎌倉街道に出る前の民家で、オオデマリが満開で白いボンボリのようであった。
鎌倉街道の側道を明王院に向かって歩いていくと、川を覆うように枝を伸ばした「ミズキ」の白い花が眩しい。




休憩に寄ったバス停前の小さなお店(タウンショップあらかわ)で、鎌倉梅ワインを購入した。
レジのカウンターの下を見たら「森永ミルクキャラメル」の変わり種のパッケージが見えた。
黒は黒糖味、白は濃厚なミルク味、ピンクがサツマイモ味、小豆色が小豆味である。
で、黒と白を購入。どちらも美味い。一度お試しあれ。



明石橋交差点にあるミニストップでトレイを拝借。
明王院に入る小路に小さな公園がある。ここで昼食とした。
持参したお握りとさっきのお店で購入した缶ビールを飲みながらの昼食だ。青空の下で食べると、ナゼか美味さが倍増する。

腹ごしらえが済んだところで、鎌倉で唯一五大明王を祀っている明王院へ。
公園から目と鼻の先にある。茅葺屋根の雰囲気があるお寺だ。境内が撮影禁止となっている。



ここから再び山に入る。
腹が膨らんだこともあり、尾根道に出るまでの登りは堪える。
暫く進むと瑞泉寺へ下る脇道へ。今日は、先を急ぐので瑞泉寺はパス。
鎌倉宮を経由して八幡様に向かう。途中「鎌倉路地フェスタ」が開催れていたので、冷やかしに寄り道。
民家のお花の撮影をしながら、八幡様へ。






八幡様では、大イチョウがその後どうなっているか見てきた。
順調に育っているようには見えないが、何とか復活をしてほしいものだ。

偶然、神前結婚式が行われていて、雅楽奏でる中しめやかに儀式が執り行われていた。
周りからは、こうした結婚式もいいねー、なんて声が聞こえてきた。



それにしても混んでいる。超が三つぐらい付くほどの混在つぶりだ。
小町通では、人をかき分けて進まないと前に行けないほどだ。



御成り通りに入り、疲れていたのでカフェに入るが、どこも満席で4軒ほど断られ、
結局御成り通りを抜けて、鎌倉駅に戻り駅近くのカフェでしばし休憩をとる。

喉の渇きを潤し、元気が戻ってきたのでバスで帰宅の途についた。
約2万3千歩、約16Kmのハイキングであった。


2013 笠丸山でアカヤシオを愛でる!

2013-04-27 | 山行

山好きグループの山行が、今年初めて行われた。
登る山は「笠丸山」だ。

ここは、企画者曰く「アカヤシオ」が見事である、ということで急きょ決まった。
4月26日(金)、6時に集合し1台のクルマに5人が乗り合わせて出発。

途中サービスエリアや「道の駅上野」に立ち寄って、登山口に9寺40分に到着。
笠丸山を周遊するコールである。ガイドを見ると「一般者コース」とあるが、トラロープの登りもありそれなりに脚力が必要だ。

登山口は、しだれ桜が我々を待っていたかのように、最後の花を見せてくれていた。
それにしても新緑が綺麗だ。
【コースを確かめていたら、地元の方に詳しく教えていただいた】


午後から雷雲が出るという予報だが、朝は晴れて日差しが強い。
うーーん、アカヤシオが期待出来そうだ。

9時50分登頂開始。
登りはじめはやや傾斜がきつい。訛った身体に堪える。
汗が噴き出てくるが、少しじっとしていると冷たい風で寒くなる。
【さぁー、頂上目指してシュッパーツ!】


そちこちにカエデなどの新緑が輝き、気持ちがいい。
漠然と新緑が綺麗だと感じていたが、今日は特に新緑の素晴らしさを感じる。それほどに見事な新緑である。
【目見眩しい新緑とはまさにことことだ】




ところどころにスミレなどの花が咲き、目を楽しませてくれる。
3分の1ほど登ったところで、初めて見る花を発見。花好きな仲間も初めて見るという。
帰宅後調べたら「ハシリドコロ」という毒草だった。(花は、文の最後に纏めてある。)

時々木々の間からアカヤシオやミツバツツジがピンクの花を見せてくれる。
一週間前に企画者が、現地に問い合わせて聞いたところ、見ごろだということだったが、
その後の寒波で、花が蕾のまま落ちてしまい、思い描いた花が見られなかったが、
その分、咲いている花が楽しさを倍増させてくれた。
【アカヤシオが青い空によく映える】



【スッポリとはまった岩が・・・・】


花や風景に魅せられ写真撮影が続き、コースタイムよりも遅れるが、お構いなしに二度と
見られないだろう花や風景にピントを合わせシャッターを押しまくる。

1時間ほどで「地蔵峠」を通り、11時20分に頂上に到着。
少し早いが午後に天気が崩れる予報でもあり、昼食とした。ここで、集合写真をパチリ。
【地蔵峠を出発し、頂上を目指す】




【昼食タイム 眺めの良い場所で食が進む!】


【一の次は・・・・パチリ よく撮れました】


頂上からはひたすら下る。
結構急な下りもあり、登山口に着く少し前には膝が痛くなった。
何時ものことだが、鍛えが足りないことを痛感し、反省をするのだが・・・・。
【ミツバツツジのピンクが色新緑に映える】




登山口は、ミツバツツジの花が連なりとても見事であった。
駐車場まで10分ほど戻るが、その道すがらの民家が、とても雰囲気がある佇まいを醸している。
手入れされた花壇には水仙が満開。大きなモミジが紅葉したかのように赤茶の葉を広げている。
こうした暮らしは、一種のあこがれを感じるほどだ。
【コース終点の登山口到着!ミツバツツジが真っ盛り】








【雰囲気のある佇まい 絵になる風景だ】







クルマに戻り、最後の楽しみの温泉だ。
浜平温泉しおじの湯」で、汗を流し疲れた体を解し、ゆったりと浸かってきた。

何時ものことだが、今日も仲間と楽しく愉快に山登りが出来た。
今日の満足度は100を超える。
企画者と仲間に感謝。

【山道に咲いていたお花】
【マルバスミレ】                                【エイザンスミレ 】 


【フイリヒナスミレ】                              【コガネネコノメソウ】 


【ハシリドコロ】


2013年 走水水源地の花見

2013-04-06 | お出かけ

例年ならばサクラの見ごろとなる4月4日に、「走水水源地」へ花見に行ってきた。
学校が春休みとあって、小学生などの小さな子供6名と大人53名の大集団だ。

【どちらかというと、花見は諦めムードで「大人の遠足的」な雰囲気である】


コースは、金沢文庫⇒京急大津駅⇒うみかぜの路⇒走水水源地⇒観音崎公園⇒観音崎灯台⇒京急馬堀海岸駅⇒金沢文庫。
京急大津駅から「うみかぜの路」に入り、東京湾を左手に見ながら一路「走水水源地」に向かう。

【海風が気持ちがいい。ウミウやオシドリなどが波に揺らていた】


いやー、今日は昨日の雨から一転して「快晴」。
猿島が目の前に見える。その遠く先には、横浜ランドマークがかすかに見える。
地元の人から聞いた話だと、スカイツリーも見えるとのこと。残念ながらこの日は見えなかった(私の目では)。
振り返ると「富士山」が顔を出している。富士山を見ると、何だか得した気分になる。

【ポッカリ浮かぶ猿島、猿島の左手奥に横浜ランドマーク、右にスカイツリーが見えるとのこと】


【富士山がこんなに大きく見えるとは、知らなかった】


強い日差しの中を約4Kmほど歩いて、走水水源地に到着。
この施設は、普段は入れない敷地を、毎年桜の時期に一般開放している。
ふれ込みでは「130本の桜がとても見事。青い海と桜のコントラストが最高」とのことであったが、
今年は3月23日ごろに満開となったようで、この日は数本が名残り花を咲かせていた。

【水源地に入ると立派な松が植栽されていた】


【我らが来るのを待っていたように、満開の桜が見事である】


ここで少し早目の昼食。めいめい桜の木の下で散った花びらをおかず代わりにして、楽しいランチ。
地面を見ると沢山の花びらが、今までの満開を思わせるように散って花を咲かせているようだ。
壁を見ると、ここでは花びらが張り付き、モザイク模様を見せていた。これはこれで綺麗で、この時期にしか見られない。

【いつもだが外で食べる弁当は美味い!仲間や空気が調味料になるのだろうか】




【地面に咲いたサクラ。これも結構きれいなモノだ】


【壁に咲いたサクラ。手前の花びらが飛んで、張り付いたのだろう。自然は芸術家である】


昼食を済ませ、防衛大学校のわき道を登って観音崎公園に入る。
登りきると「森のロッジ」に出る。ここでしばし休憩。
いやー、眼下に広がる東京湾が気持ちがいい。

【青い海、青い空、青い貨物船、気分爽快だー】


花の広場に移動。
広場に入ると、花壇に植えられたチュリップなどが、今が盛りと競演し我ら一行を歓迎してくれた。
花の彩が綺麗で、感動ものであった。

【花の広場に恥じないお花畑が広がる】









余韻を残しながら観音崎灯台へ。
200円で灯台の上まで行ける。数名が昇って行ったが、風が強かったようで、
帽子を飛ばされたメンバーの方がいた。
ここから見える千葉県君津市は、手が届くような感じでとても近くに見える。

【観音崎灯台は、小学校の遠足以来うん十年ぶりだ!】


【対岸の君津市がこんなに近くに見える】


観音崎レストハウス前よりバスで馬堀海岸駅に出て、金沢文庫まで戻った。
何時ものように、反省会を開いて、今日の締めくくりとした。

【楽しく反省会。何を反省したのやら??】


約2万歩の楽しい大人の遠足であった。
幹事さん、仲間に感謝である。