山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

マンホールの蓋ー9:原村(長野県)

2013-07-14 | マンホールの蓋

久しぶりでマンホールの蓋を投稿する。
蓋は「原村」のデザイン蓋だ。原村は、「御柱出発の地」でもある。

デザインは、原村に生息している「ミヤマシロチョウ」がデザインされている。
この蝶は八ヶ岳、蓼科山、浅間山、南アルプスの一部の地域に生息が限られているそうだ。 



 


蓼科高原の旅ー5 白駒池を周回する

2013-07-14 | 山行

最後の立ち寄りは「白駒池」です。
実は今度の旅のきっかけは、この池の情報でした。
FBの「信越自然郷の旅」からの情報で、ゼヒ行ってみたいと計画がスタートしたのです。

有料駐車場にクルマを止め、身支度を整えて、松林の中に入っていきます。
最初緩やかな登りです。 



苔を身に着けたような松林が二股に分かれ、周回コースになります。
私たちは右手に入り、反時計回りに周回することにしました。
天気も良く、池の水色と背後の山の緑色、そして空の青色に白い雲がポッカリと佇み、癒しの風景を提供してくれます。





右側の松林は、地面が苔で覆われ何とも云われない幻想的な雰囲気です。






16時少し前に駐車場に戻りました。約1時間半の周回でした。
情報のように何とも言えない素敵な雰囲気の池でした。
来てよかったと心底思えました。

二泊三日の蓼科高原&八ヶ岳の旅は、山登り、渓谷、池と欲張ったコース選定でしたが
とても満足できた旅でした。

相棒、ありがとネ。
今度は紅葉だね。 


蓼科高原の旅ー4 横谷渓谷を歩く

2013-07-14 | 山行

今日は最終日。横谷渓谷と白駒池をめぐる予定です。
朝風呂に浸かり、朝食を済ませて、8時30分に旅館を出発。

先ずは横谷渓谷といえば「乙女滝」です。
ここは旅館から徒歩で20分ほどのところにあります。
旅館から渓谷を流れる渋川へ下り、川沿いに乙女滝を目指します。

途中のノリウチギなどを撮影しながら歩いていきます。
しばらく歩くとゴーゴーと地響きが聞こえてきます。水量が多く、迫力がある滝です。

 

林道に戻り「木戸口神社」にお参りし、バス停に向かいます。
9時46分のバスで「横谷観音」まで行き、そこから渓谷を下るコースでマイナスイオンを沢山浴びる予定です。
バスはレトロ調な可愛いバスです。


15分ほどで終点の横谷観音に到着。
ここから渓谷に入ってきます。まずは「大滝神社」へ参拝。
急な坂を上り切ったところに神社があります。その途中に大きな松ぼっくりが沢山落ちていて、何個か拾ってきました。
部屋の飾りに使う予定です。


横谷観音の脇を下っていくと渓谷です。
整備された道ですが、長く急な下り階段です。突き当りを右に折れてしばらく歩くと「王滝」です。
森の中にぽっかりと口を開けたろころに滝が見えます。



そのまま進むと「おしどり隠し滝」ですが、先を急ぐので引き返して「一枚岩」を目指します。
左手に渋川の流れを見ながら進んでいきます。ナゼ、横谷観音からのコースを選んだかといえば、
基本下りコースだからです。

一般的には、横谷温泉旅館(標高1250m)をスタートにして横谷観音(1530m)をゴールにします。
このコースでもいいのですが、約280mを登ることになります。楽をしたいのなら我々が選んだコースがお勧めです。
一枚岩は確かに一枚でした。吹き割の滝ほどの大きさではありませんが、見ごたえがあります。
 


渓谷のところどころに清水が苔ちたいに滴り落ちているところがあり、涼しさを演出していました。
また、岩に木漏れ日が指し、影絵が舞っているような感じです。


 

屏風岩、鷲岩、龍神の巨石、大岩の祠を通り最後の滝「霧降の滝」へ。





最後の滝「霧降の滝」に到着。
ここから旅館まで戻ります。旅館には12時20分ごろ到着。

 

駐車場の係りの方が風呂に入りますか~、と聞くので「ハイ」と応え、風呂に入って
汗と疲れを洗い流してサッパリしてきました。何とも嬉しいお持て成しです。

駐車場の脇に清水が流れていて、ポリタンクに清水を汲ませていただきました。
横谷温泉旅館さんには、何かとお世話になりました。

でもって、白駒池に向かいます。
蓼科高原の旅ー5 白駒池に続きます。 


蓼科高原の旅ー3 3度目の北横岳

2013-07-14 | 山行

旅の二日目は「北横岳」登山です。
ここは、3度目になります。

一度目は、北横岳ヒュッテまで。
二度目は頂上まで、で今回3度目も頂上へ登ります。

昨日の蓼科山に比べると花の種類が多く、目を楽しませてくれました。
ハクサンシャクナゲが多いことを、三度目で気付きました。
今までは、花を楽しむというよりも、登ることに気を取られていたようでした。

先ずはロープウエイで山頂駅へ。
駅前は「坪庭」と称し、周回コースが設定されています。
イメージは、鬼押し出しに近い感じで、溶岩で出来た岩の間にイワカガミやハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラクなどが
ところどころに顔を出しています。







縞枯れの山を見ながら一路北横岳ヒュッテを目指します。 
北横岳ヒュッテ前のわき道を下っていくと「七つ池」です。様子を見るために寄ってみました。
人っ子一人いない静かな池が、紅葉の素晴らしさを感じさせてくれました。


ここから気合を入れ直し、山頂へ向かいます。
ゴツゴツした岩を踏みしめながらゆっくりと登り、振り返るとロープウエイ山頂駅が小さく見えます。





花を楽しみながら登っていくと、頂上に。
頂上からは昨日登った蓼科山が大きく望めます。






下山後は予定していた蕎麦屋へ。
ナビに誘導されて着いたところが、予定の蕎麦屋ではないところ。腹も減っていたので、そのまま入店しました。
雰囲気がある蕎麦屋で[「俊木蕎麦 しもさか」です。ご夫婦で切り盛りしているお店で、評判が良いようで
中京テレビが取材にきていました。セイロ蕎麦一人前1600円なり。とても蕎麦の味が濃く、蕎麦ツユも出しが良く出ていて美味しかった。

これだけでは、腹が満たされないので、下調べしていたイタリアンレストランへいくも閉店。
でもって、旅館へチェックインすべく向かっていくと、カフェが目に留まり腹の隙間を埋めるためにピザを食しました。
生地が薄くパリパリしていて好みのピザです。ナイスな味でした。




旅館に向かう途中で「ポニーハウスサラダガーデン」という無農薬野菜農家が経営する直売所を発見。
入っていくとショップを兼ねた可愛いハウスがある。その奥にビニールハウスが並び、自分で摘み取ってくる。
花をあしらった雑貨なども販売している。このお店70歳台の笑顔の素敵なおば様が経営している。
ズッキーニ、大茄子、ニンニクを買ってきた。


今日の宿は「横谷温泉旅館」です。
90年の歴史がある老舗旅館です。チェックアウトが12時というのが嬉しいサービスです。
私たちが宿泊した日が、20時よりロビーでJazzliveがある日に当り、
覗きにいくと、本格的な楽器・音響機材・ライティングでいい音楽が聴けました。
ピアノ「小西 真澄」、ベース「芹沢 薫樹」、ドラムス「佐野 真吾」のメンバーです。


liveを楽しんで、部屋に戻り明日の支度をして10時に就寝。
満足の一日でした。

蓼科高原の旅ー4 横谷渓谷に続く


蓼科高原の旅ー2 蓼科山初登頂

2013-07-13 | 山行

御泉水自然園からクルマで数分のところに、蓼科山登山口の「七合目登山口」があります。
蓼科山は、円錐形の美しい山容から諏訪富士と言われています。日本百名山のひとつ。

2500メートル級の山としては一番楽に登れる山、なんていった事前情報を信じてこの山に決めました。
七合目登山口は約1900メートル、標高差で600メートルですので、楽なのかな~なんて甘く見ていました。

登り始めは、緩斜面で高山植物も目にすることができ、さほどきつくはありませんでしたが、
将軍平に近づくにつれ、弛んだ筋肉が限界に近い状態になりました。

やっとの思いで、将軍平に13:40到着。約1時間40分かかったことになります。
ここで昼食としました。ここからは、相棒を残して、一人で山頂を目指します。

途中で出会った方から、将軍平からが本当にキツイよ~、といわれていましたが、嘘ではなかった。
山頂を諦めかけた時に、ミネザクラが目の前に見え、それを撮りたくて頑張た。
息も絶え絶えに山頂へ14:50分到着。約35分かかりました。

頂上は、360°のパノラマ。八ヶ岳、南・中央アルプスまで見渡すことができます。
山頂をグルリ一周できるのですが、その体力と気力がなく、パノラマを楽しんで下山しました。
将軍平で相棒と合流し下山。太ももが攣ったりしましたが、けが等もなく無事に登山終了です。
疲れは100%。宿で飲んだ生ビールがとても美味かった。














蓼科高原の旅3 3度目の北横岳に続きます


蓼科高原の旅ー1 御泉水自然園

2013-07-13 | 山行

今週仕事の合間を縫って蓼科高原をウロウロしてきました。
主な立ち寄り先は「御泉水自然園」「蓼科山」「北横岳」「横谷渓谷」「白駒池」です。
でもって、5回に分けて写真中心で投稿します。

3日間とも天候に恵まれ、想い出に深く残る旅となりました。
自然の雄大さ、芸術性、癒しは勿論ですが、宿泊した温泉旅館ではジャズライブを
聴くことができ、大満足でした。

今回は、旅の始めとして選択した「御泉水自然園」です。 
蓼科山の中腹、標高1,830mに広がる自然園は、約300種類の高山植物と、50種類の野鳥たちの宝庫、だそうです。
蓼科牧場からゴンドラでも行けますが、我々は直接園内にある駐車場まで行きました。入園料300円を払って入園です。

第一印象は、緑が濃いい、です。
今回は「伏水湿原植生」が見られる外円と内円を周回するコースを選択しました。
約40分のコースですが、写真など撮りながら歩くと1時間コースです。
この他に「天然カラマツ樹林」や「野鳥生息地帯」などがあり、一日楽しめそうです。

ビジターセンター脇の木道を下りると開けた場所に出ます。
ここから「御泉水周路」に入ります。木々の枝にサルオガセが目につきます。
これだけ沢山のサルオガセを見るのは初めてです。
 





澄んだ湧水が流れる小川は、何とも涼しげで暑さを忘れさせてくれます。
根っ子が絡まった大木があったり、奇妙な枝振りの木があったりで、散策が飽きない。





この時期、あまり花が無いが、コバイケソウやクリンソウがチラホラ咲いていました。
青い空、緑の木々、苔むした森、透き通った水、何とも言えない癒しの空間です。











天然カラマツ樹林にも行きたかったのですが、蓼科山に登る時間のこともあり、
早々に切り上げて、蓼科山の七合目登山口へ向かいました。 

蓼科高原の旅ー2 蓼科山初登頂へ続く