山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

2013 超快晴の金峰山登山!

2013-09-29 | 山行

台風一過の9月27日、近所の山仲間10人で百名山の一つ「金峰山」へ登ってきた。
めったにない快晴、しかも秋の空気が澄んだ中を最高の感動を味わってきた。
まさに、登ったものだけが見ることができる「感動の風景」であった。
コースは、大弛峠⇒朝日峠⇒朝日岳⇒金峰山⇒五丈岩の往復6時間だ。

5時地元を出発。登山口の大弛峠に8時45分頃到着。
身支度を整え9時少し前に登山スタート。カラリとした朝の澄んだ空気の林の中を進む。
「う~~ん、気持ちがいい。なんて爽やかなんだろう。」






朝日峠手前の稜線から富士山が見え出す。青い空に富士山がよく映える。
こんな天気がいい時に富士山を見たのは初めてだ。
所々でナナカマドが紅葉した赤い葉と実を見せてくれる。青空によく映え、ワクワク感を盛り上げてくれる。
朝日峠で小休止。仲間の差し入れの姫りんごが、喉を潤してくれた。









標高を上げていくと、山道の脇に霜柱が沢山ある。朝晩はかなり冷えるのだろう。
たわいのないお喋りをしているうちに、朝日岳に到着。
ここから見る富士は、富士山らしい姿を見せてくれる。右手前方には「五丈岩」が親指を突き出したように見える。




ガレ場を下って、金峰山の頂上を目指す。頂上に近づくにつれ「シャクナゲ」の群落が見事だ。
空が開けてきた。いよいよ頂上が近い。大きな岩がゴロゴロして足場が悪い。
時に四つん這いになりながら、頂上へ歩を進める。名物の岩のトンネルを抜けると頂上だ。予定通り12時に到着




金峰山のシンボルである五丈岩へ。
五丈岩の正面に立つと、大小の岩が、人が積んだようにそびえている。
これが自然にできたとは、とても思えない存在感のある要塞のようだ。






五丈岩前の広場で昼食。仲間からコーヒーをいただく。山で飲むコーヒーは、インスタントでも何故か美味い!
五丈岩の裏側に回って見上げると「モアイ像」のようにも見える。摩訶不思議な造形だ。
たっぷりと休憩し、来た道を下る。




左手下に「瑞牆山」が見える。ロッククライミングでしか登れないように見える山だ。
仲間の女性が登った山だそうで、かなりきつい登山だったとのこと。私も一度は挑戦してみたい。
4時過ぎに駐車場に到着。今日の温泉「花かげの湯」で汗を流し、例によって反省会で盛り上がった。




数少ない登山経験の中で、今日が最高の登山であった。
天気は最高。眺め、景色も最高。それなりに登りがいがある。同行の仲間が最高。
何度と来てみたい気持ちにさせてくれた。

仲間に感謝の一日であった。 

【仲間のブログ】
大展望!金峰山
金峰山ハイキングH250927往復6時間のパノラマ紀行YouTube動画)