山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

2013 信州紅葉の家族旅

2013-10-26 | お出かけ

今年の家族紅葉の旅は、妙高高原、飯綱高原、蓼科高原と欲張って紅葉を楽しんできた。

初日は、朝5時半に家を出て、一路妙高高原に。
最初の紅葉スポット「いもり池」に10時20分ごろに到着。小雨が降るいもり池は、紅葉が始まったばかり。
妙高山も遠くにかすんでいて、期待の紅葉とはならなかった。
池を一周し、早々に苗名滝に移動。

雨降るいもり池と妙高山

苗名滝でも同様に紅葉は進んでいなくて残念であった。
それでも、滝百選に選ばれるだけのことはあり、迫力がある姿を見せてくれた。

苗名滝は水量が多く豪快であった



次に、笹ヶ峰高原に向かう。小雨が降る中を進んでいくと、黄色く色付いた紅葉がトンネルのようにである。
霧が立ち込めて、めったに見られない紅葉景色であった。ゆっくり楽しみたいところであったが、雨が降るので早々と宿である「休暇村妙高」に。
チェックイン時間を早めてくれて、部屋に2時30分ごろに入ることができた。
こうした、心遣いはとても嬉しいものだ。すぐに温泉に浸かり、ロングドライブの疲れを流す。
コース料理に追加の料理で、少し豪華な夕食をいただく。

二日目の朝は晴れ。旅館の窓からは朝焼けした妙高山がくっきりと見えた。
朝焼けの妙高に月が薄らと輝き、癒しの風景を見せてくれた。






今日は紅葉が期待できそうだ。先ずは滝百選の一つ「惣滝」へ。
惣滝には燕温泉の駐車場から徒歩になる。惣滝の表示板につられて進んでいくと滝が見える。
これが惣滝??違う。名前は不明だが、紅葉に抱かれた滝はとても良く映える。




引き換えして「惣滝展望台」の看板を見つけてそちらに向かう。
途中に「黄金の湯」と名付けられた無料の露天風呂がある。入りたかったが支度もしていないので、
次回の楽しみとしてパスし、展望台へ。いやぁ~、綺麗!紅葉真っ盛りの中の惣滝だ。あまりの美しさに見とれて予定の時間をオーバーしてしまった。




次なる紅葉スポットは「妙高高原スカイケーブル」に乗って妙高高原駅周辺の紅葉を楽しむ。
母と叔母が一緒ゆえ妙高山へは登らずに雰囲気だけを味わってきた。




一時間ほど遅れて妙高高原を後にする。
順番を入れ替えて昼食に。イタリアン料理を食することにした。
お店は「欧風家庭料理 アリコ・ルージュ」だ。飯綱高原の別荘やペンション村がある一角にお店がある。
ネットで探した店で、始めていく不安があったが、料理は最高、お店の雰囲気もあり、我ながら良いい選択であった。



腹が満たされた後は「サンクゼールワイナリー」へ。
ここへは3度ほど来ているが、久しぶりである。店内が随分変わっていた。
ここで買うお気に入りの「ナイヤガラブラン(白ワイン)」を調達し、今晩の宿「池の平ホテル」へ。
ここを選んだのは「夕・朝食バイキング」だからだ。年よりは意外とバイキングが好きだ。
好きなものを腹いっぱい食べられるのがいいみたいだ。





さてさて、3日目は蓼科高原の紅葉を楽しむ。
先ずは「御泉水自然園」だ。ここは、入園料300円が必要だが、年寄りでも楽に回れるコースがある。
母と叔母を案内して、サルオガセがやたらと目につく周回コースを楽しんだ。






休憩所に母と叔母を残し、我らはもう一つ山側のコースを回ってきた。
1時間半ほどのコースであったが、小さな滝やらブナやカラマツの紅葉が楽しめた。一汗かいてきた。





予定していた蕎麦屋が見つからず、移動途中で見つけた蕎麦屋に入り昼食をとった。
飛びみで入った蕎麦屋であったが、新そばでそこそこ美味しかった。

横谷観音に移動。足の悪い母を騙してお堂前まで連れて行ったが、ドンピシャの紅葉で
見事な紅葉を見せることができた。すぐ脇の展望台からは「王滝」が横谷渓谷の紅葉に染まった間から見えた。
今回の旅の最後の紅葉スポット「御射鹿池」へ。









この池は、日本画家「東山魁夷」が描いた「緑響く」のモチーフになった池と言われている。
紅葉の盛りではなかったが、色付いた木々が湖面に映し出され、緑濃くを思わせる雰囲気のある池であった。





二泊三日の信州紅葉の全コースを終え、帰宅することに。
途中採れたて野菜などを販売している農家スーパーに立ち寄りし野菜や肥料を調達。
お店の人に立ち寄り湯が近くにないか尋ねたところ、すぐ近くにあるというので、
予定を変更し「モミの湯」で一風呂浴びて帰ることにした。

う~~ん、雨に降られたものの満足いく紅葉の旅であった。