昨日(2031.02.16)金沢自然公園内の梅林で、恒例の「梅見のお茶会」が開催された。
物見うさんで出かけてきた。
冷たい風が吹く、あいにくの天気であったが、10時の開幕には行列ができるほど賑わっていた。
お菓子と抹茶のセット300円を払って、一服のお茶をいただいた。
その後梅林を散策。今年は寒い日が続いているためか、開花がかなり遅れている。
それでも、紅梅、白梅がちらほらと咲、梅の香りを漂わせていた。
梅林の下に目をやると、赤い色の木が見えた。
降りていくと「あかばなマンサク」が満開だ。変わった種類のマンサクである。
隣には、一般的に見られるマンサクが小さな花を咲かせていた。
梅林は、これからが本番といった感じであったが、中には満開の梅もあり今から十分に楽しめる。
今日は、二宮町の「吾妻山公園」に菜の花と富士山見物だ。
前日が雪の予報で、中止が心配されたが当日は晴れ。
しかも気温が3月下旬なにみ上がるという予報。
原っぱに9時集合し、大船までバスで移動、大船から二宮まではJR東海道線に乗り継いで現地を目指す。
前日と打って変わって、青空が広がり、とても気持ちがいい。
【今日の菜の花と富士山を期待する参加者一同】
二宮駅から階段を二百段登ることになる、役所登り口からスタート。
鈍った体が火照って額に汗が噴き出てくる。途中の休憩所付近は「水仙」が満開。
【二百段の階段の先が見えない】
【水仙が満開だ。いい香りを馬力にして頂上を目指す】
吾妻山公園(標高136.2メートル)の頂上到着。360度の大パノラマ。
綺麗に手入れされた芝生の向こうに、黄色い絨毯を敷き詰めたような菜の花畑が広がっている。
富士山を探すが、雲に隠れて稜線しか見えない。うーーーん、残念。
【頂上到着!思わず「おおーーっと声が出る眺めである】
【桜の木の向こうに富士山の稜線が見えるが、顔は雲に隠れて見えない。残念!】
少し早目の昼食休憩。
菜の花のいい香りをご馳走におにぎりを頬張る。
【仲間の女性から頂いた、手作りのおこしが、絶妙の甘さと固さでとても美味しかった】
【昼食後、めいめいに散策。遠くに雪を被った丹沢山系や箱根が臨める】
左手には、相模湾が日差しを浴びて銀色に輝き眩しいほどだ。
菜の花越しの相模湾も、絵になる風景である。
【相模湾が銀色に輝き、菜の花が映える】
頂上には「エノキの大木」が、葉が落ちた枝を広げて存在感を出している。
今日の目的「菜の花と富士山」を撮りたかった、富士山は最後まで美しい姿を出してくれなかった。
【エノキの大木 何とも見事な枝振りで、気持ちよさそうに枝を伸ばしているように見える】
【時間ぎりぎりまで粘ったが、とうとう富士山は全景を見せなかった】
吾妻神社側から下山。
途中吾妻神社に寄り、梅沢登り口で駅前道路に出る。梅沢、と名が付くだけここだけ梅が咲いていた。
ここから本日最後の見物先「知足寺」に向かう。
【吾妻神社で願い事】
【白梅が3部咲】
知足寺は、曽我兄弟ゆかりの寺として有名だ。
曽我兄弟、曽我五郎、十郎、朝定、姉の花月法尼の墓石がある。
【知足寺で先輩から「曽我物語」について史実の解説を聞く】
日差しが強く、冬にしては暑い日であったが、天気に恵まれ目の保養が出来た。
約1万8千歩のハイキングであった。
お世話頂いた関係者に感謝の一日であった。