山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

越前岳から大きな富士山を眺める!

2012-03-31 | 山行

越前岳に初めて登った。
雪化粧した富士山を観にいくためだ。

【あの富士山を目の前で見る 足柄SA】


コースは、山神社駐車場⇒愛鷹山荘⇒富士見峠⇒鋸岳見晴⇒富士見台⇒越前岳山頂⇒十里木見晴台⇒十里木駐車場。
総勢16名。ドアーtoドアーの貸し切りバスでの山行。バスは安くて楽ちん。癖になりそう。

山神社駐車場までバスで乗り付け、早々に身支度をして、9時40分登山開始。
体の調子が今一つなのか、今日はやけに心の臓が軋む。そのためか息が上がって、辛い。

【山神社駐車場】


【いざ出発 ワクワクの一方で不安も・・・・】


30分も登ると愛鷹山荘に到着。一息入れる。ミツマタが蕾を膨らませ、開花直前。
ベストを脱ぎ、富士見峠に向けて出発。

【愛鷹山荘前のミツマタ】


【山荘前で休憩 めいめい服装の調整をする】


富士見峠に出ると、今日初めての富士山が見えた。凛として澄ました富士山である。
脇を見るとまだ雪が残る。凍った雪と霜が解けて、登山道は泥濘の連続で、足元に気をつけならが
登っていく。時折見せてくれる富士山が、疲れを癒してくれる。

【富士見峠から見た富士山】


【残雪が残り道は泥濘で滑る】


富士見台に12時少し前に到着。
うーん、んん、などと一人唸りながら、しばし富士山に見惚れる。

見事である。左手には南アルプスの山並みが見える。今日は、雲一つない最高の天気。やはり普段の行いなのか??
ここで昼食。めいめい持参の弁当をほおばる。仲間が差し入れてくれた、キュウリの漬物が美味い。

【富士見台からの富士山 五十銭紙幣の図柄になった富士山はここから見た富士山だそうだ】


【左手に南アルプスの山並みが白く見える】


いよいよ頂上に向けて、もうひと踏ん張り。
頂上に13時着。やったー、と一人小さくガッツポーズ!
喘ぎ喘ぎながら登ってきた甲斐がある。これがあるから、山登りはやめられない。

【山頂からの富士山】


【左手眼下には駿河湾が広がる】


全員で記念撮影をして、下山開始。
登りもきついが、下りは足に堪える。心配していた「足のツリ」が出てしまった。
うーー、痛いッ。直ぐに津村68番を飲む。仲間からスプレーを借りて噴霧。何とか治まり、下山を再開。
また、メンバーの足を引っ張ることになってしまった。

こちら斜面も雪が残り、道がドロドロ。
何度か「ツルリ」しながら仲間の後をついていく。

【残雪と富士山】


笹峠に14時25分ごろ到着。ここからの眺めも最高だ。

【富士山を茶菓子代わりにしてノドを潤す】


【宝永大噴火の跡も良く見える】


5分ほど下ると十里木見晴台、14時55分ごろに到着。
真正面から富士山を見ることができる。

【ここが本コース最後の富士山になる】


【雄大な富士山に見惚れる仲間たち】


【眼下の駐車場に迎えのバスが小さく見える】


転げ落ちるように十里木駐車場に下り、15時5分ごろ到着。
やったー、完歩できた。仲間のサポートに助けられ、ゴールできた。感謝、感謝。

バスに乗り、御殿場の温泉会館で汗を流し、小宴会を催す。
コースの話しやらで盛り上がる。18時ごろに温泉会館を後にする。

最後の富士山が、拍手をくれた感じがした。

【温泉会館前から見たシルエット富士】


仲間と天気に恵まれ、満足度100%の越前岳登山であった。