山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

寒風の中、紅白の梅を堪能!

2014-03-09 | お出かけ

先週、湯河原梅林に総勢17名で行ってきた。

5日が天気が悪く7日に延期しての観梅旅行だ。
寒の戻りというか、とても寒い日で湯河原に近づくにつれて、寒さが一段と増してきた。
早川駅あたりから小雪がチラホラと舞ってきた。



湯河原駅に10時到着。身支度を整えまずは「城願寺」へ向かう。
曹洞宗の寺院で「万年山城願寺」が正式名称となっている。

ここに寄ったのは樹齢800年と言われる「ビャクシン」を見るためだ。
山門をくぐり石段を登っていくと、右手に大人3人ぐらいでないと抱えられないほどの
太い幹が見えてくる。幹の荒々しさ、うねるように幹がねじれている様は、800年の歴史を感じる。




土肥一族のお墓などを見物し、目的の幕山に向けて歩き出す。
バス通りまでの約3kmの間は、距離は短いがそれなりにきつめの昇り坂がある。
案内に「ほぼ平坦の道」なんて書いてもんだから、先輩の方から「評判悪いよ!」
なんて冷やかされながら歩いていくと、大きく開けた場所に出る。初島、その奥に大島が薄らと見える。
左手には、三ツ石と真鶴半島の先が見える。



とぼとぼと談笑しながらミカン畑を歩いていくと、左手の山の上のほうに「桜」の大木が見える。
右の壁際にも桜が見える。両方ともピンクの濃さから河津桜系ではないかと思う。




ちょっとしたハプニングがあったが、五郎神社でトイレ休憩。
旅の無事をしっかりと拝んで、幕山に向けて出発。



途中、積もるのではないかと思うほど雪が降ったが、すぐに止んでくれた。
ミカンやら野菜を売っている無人のお店があり、品定めをしてミカンやトマトなどを買っていた。




裏門で200円の入園料を払い園内に入る。
梅は丁度見頃で、どの木も満開状態。かすかであったがほんのりと梅の香りが漂っている。

到着は予定よりも30分ほど遅れたが、ちょうど昼時になったので、腹ごしらえを先に済ますことにした。
丁度良いベンチを見つけ、仲間と弁当をほおばる。



それにしても寒い。思わずダウンジャケンとを取り出して着たほどだ。
今までで一番寒い歩く会ではないかと思う。仲間が差し入れてくれた「おでん」を食べて少しは
温かくなった。この時ほど温かい食べ物のありがたみが身に染みた。

幕山の斜面に約4,000本の紅白の梅が共演している様は、見事である。
散策路が設けられていて、場所を移動しながら観梅が楽しめるように工夫されている。







最高地点まで登り、振り返ると紅白の絨毯を引き詰めた感じだ。



登りで、両足のふくらはぎが攣り、難儀をした。仲間に足をもんでもらって
何とか歩けるようになった。日頃の運動不足がもろに出てしまい、何ともコッパ恥ずかしい限りだ。

ここは梅ばかりか、ロッククライミングのメッカとしても名が知れいている。
この日も数組の男女が岩登りを楽しんでいた。





14時に売店前に集合し、集合写真を撮って帰路に就く。
一部の方々はシャトルバスで湯河原駅に向かったが、残りの健脚者は徒歩で湯河原駅まで戻った。



天気は曇りがちで不満があったが、全員無事にケガもなく、帰ってこれた。
約2万歩の観梅の旅で、満足感一杯の旅であった。




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